かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

神谷さんの誕生日ですね

今日は神谷さんの誕生日。もう41歳ですか、おめでとうございます。Twitterでは「#神谷浩史生誕祭2016」タグが昼間の11時頃に17万件ツイートを超えているという恐ろしいものを見かけてしまいました。神谷さん本人が知ったらドン引きしそうですね。それだけあなたを好きな人がいるってことですけどね。

 

誕生日だからという訳ではないですが、神谷浩史さんを知り、そして好きになっていった流れを思い起こしていたので、書かせてください。私のブログなんでポエムでもなんでも勝手に書きますけどね。

 

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[2006年秋頃]

☆BBBアニメ化決定

当時中学生だった私は、ライトノベル作家あざの耕平さんの作品にハマっていて、彼が執筆していた「BLACK BLOOD BROTHERS」という作品も楽しく読んでいました。めでたくアニメ化をするという話を聞いて、単純に嬉しかったのを覚えています。主人公のジロー役を務める声優さんが交通事故で交代になったらしいと友人が教えてくれ、それが「カミヤさん」という方らしいと知りました。

(聞いたことない名前だ。せっかく主人公の声をやるのに事故に会うなんて可哀想な人だなぁ。)

それが、神谷さんに対して抱いた最初の感想です。代役でジロー役は櫻井孝宏さんに起用が決まったと話はつづき、あの櫻井さんがジローをやってくれるなんて嬉しい!とはしゃいだのは不思議なくらいハッキリと覚えています。櫻井さんは「今日からマ王!」で主人公の有利役をやっていた事もあり、あの当時から好きでした。声優さんを知り始めたばかりの私が知っているくらい、当時から売れてましたしね。

 

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[2009年夏頃]

高校生だった私は、西尾維新さんの「化物語」を面白い!と気に入っていました。そんな私に友人がどうやらアニメ化するらしいよ、と教えてくれました。主人公の声を「カミヤ」がやるらしい。カミヤさん?どんなキャラやっている人?と尋ねると「絶望先生」「ティエリア」と名前が挙がる。どちらの声も聞いたことがあったので、あの声かとすぐに分かりしました。絶望先生ティエリアも、冷たい硬質な声だと感じていたので、正直合わないなと思いました。今でこそ、神谷浩史の声=阿良々木君という図式が成り立つほどに浸透し、むしろ神谷浩史以外の声ってあり得るのかという感覚ですが、当時はティエリアのイメージが非常に強くて、「キツイ、硬い声」という印象でした。

 

この会話とほぼ同時期に近所のTSUTAYAでPickup –Voice(2009年9月号)を立ち読みし、「カミヤって、この人か」と初めて顔と名前と声が一致しました。詳細は流石に忘れましたが、CDデビューを記念して特集を組まれていました。「キャラソンじゃない歌を歌うのか。声優なのに?特集組まれてるという事は人気なのかな。なんで?あの声質はタイプじゃないし、外見も別にイケメンでもない……キャラに恵まれたか」という感想が実際のところでした。

 

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[2009年冬]

デュラララ!!アニメ化決定

成田良悟作品に恐ろしい程にハマっていたのですが、当時の私のデュラララ‼︎の主要人物である折原臨也への溺愛っぷりはそれはもう際立って酷いものでした。折原臨也は私の好きなキャラクターの中でも圧倒的なまでの存在感でした。あのキャラとの出会いから7年程経ちますかね。出会った頃の熱狂的な愛し方は流石にしないけれど、現在も好きな気持ちは変わりません。そんな思い入れのあるキャラのCVが神谷さんになりました。

アニメ化にワクワクしていた私はまだ見ぬアニメの臨也を夢想する為に神谷さんの声をもっと聞きだし、その過程でDGSを知りました。ここが「好き」の始まりですね。ゲラゲラ笑えるDGSにあっという間にハマりました。

ほぼ同時進行でマクラジ、絶望放送ファミ通TVを芋づる式に知ってしまい、更に神谷浩史という人間にハマってしまうんですよね。ご本人からしたら微妙な心境になられるかもしれませんが、私が神谷さんを好きになったのは声優としてではなく、ラジオパーソナリティ神谷浩史を好きになったのがはじまりですね。集まれ昌鹿野編集部(小野坂昌也さんと鹿野優以さんのコンビでやっていたキワドイ深夜ラジオ番組)や、ラジプリで親しんでいた為、ラジオ番組にはもともと抵抗感がなかったというのも大きいかもしれません。

 

この頃に貯めていたお小遣いで「ハレノヒ」を購入。ドラマCDは今まで買った事がありましたが、歌の入っているCDは人生初の購入でした。このハレノヒのメイキング映像はとても衝撃で、好きな人がこんなにガチで頑張っている姿を見れた事で神谷浩史大好きという気持ちは急加速に高まっていきました。

 

ちなみに、声優として好きになったのは臨也からです。さっき書いたように思い入れがあるキャラだというのもあるけれど、あの臨也は私の中にあったそれまでの「神谷浩史の声」イメージを壊しました。良い意味でね。

 

DGSにどっぷりハマった私は春に上京し一人暮らしをはじめて、DGSのイベントに度々参加するようになりました。意地を張って仕送り無し生活だったので、アルバイトで生活費を稼ぐという生活でした。人見知りでそれまで全く働いた事もない馬鹿な女がアルバイトで稼げる額は正直大したことない。貯金が無いと不安になるケチな性格も後押しして、貧乏生活でした。学生の時は後悔や現状の不甲斐なさに苦しむ事も度々あり、その度に、神谷さん関連が心の拠り所になってました。DGSだったり、アニメだったり、神谷浩史個人の曲だったり、それらがきっかけで交流が出来た人達とのやり取りだったり。元気づけてくれるのは最後と最初が大きいかな。その楽しみの為に屑でもヘタレでもなんでもいいから、一番楽な現状維持でいいから、この楽しみを大切にしようと思ったのです。

 

内気な私には好きな事を共有し、話す相手がなかなか出来なかった。誤解がないように付け加えると友達はいた。ただ、その時その時に夢中になっている事を話す友達が出来にくかった。あの頃からネットで趣味の人と話せる環境があれば何か変わっていたかもしれないなあ。実家にPCはあったもののネット使用には制限が掛かっていて、高校生3年まで親にその度に許可を貰わないと使用出来なかったのね。携帯はメールと電話しか出来ないものを持っていた為、親がいるリビングでしかネット環境は無い。そのネットも自由に使える訳ではなく、児童フィルターがかかっていたし。

 

今から考えると、自分が面白いと思っている事を誰かと共有するのが出来たと強く感じられたのが某動画サイトで見たDGSなんだな。くだらなくて面白い、様々な姿を見せて進化していくDGSが魅力的なのは勿論ですよ。それにプラスして、引っ込み思案な私がDGSの公開録音やイベントがきっかけで友達が出来たり、Twitterでのフォロワーさんとの交流がある事は大きい私が何年もディアガールであり続ける理由なんだろうな。

 

まあ、神谷さんに話を戻しますか。

神谷さんをこんなに好きになってしまったのはラジオ等から知れる人柄に惹かれてんでしょうね。頭の回転が早くて、仕事人間で、真面目で、人見知りで、ネガティヴで、繊細で、可愛い女の子に弱くて、打たれ弱くて、反応がかわいくて、周りの人達への配慮や気配りがすごく出来ていて、場を纏めるトークスキルが高くて、ツッコミ担当にされがちだけど、ボケたがりだったり。年を重ねる毎に男前さが増していく。そんな神谷さんの事が好きです。

人気爆発までの過程から現在にかけての流れや、歌活動の取り組み方の変動もね。一旦好きになれば、なにもかも好きになってしまうものなのだなぁ。話を聴きたくなる。声をもっと聴きたくなる。笑った声を聴きたくなる。その時の顔を見たくなる。恋する乙女だなこりゃ。

 

でも、敢えて性格の悪い事を敢えてちょっとだけ言わせてください。

 

彼の魅力を共有出来る環境があるから、好きでいられる気がします。お金と時間と心身の健康があって、こういう娯楽に勤しめる訳ですから。今、こういう環境に身を置けて楽しむ事が出来て幸せです。好きなものがあるって最高に楽しいじゃないですか。私に楽しみを作ってくれて、色んな人と出会わせてくれて、神谷さん、ほんとにありがとうございます。心配になるほど多忙な神谷さん、どうかご自愛くださいね。今後も活躍期待しています。