かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

神谷浩史 シアライ感想レポ④

神谷浩史 シアライ感想レポ④

 

【MC】

ここのMCだったか、最初のショートMCだったか記憶があやふやではあるのですが、初日のMC最中に客に対して「来て下さってありがとうございます」と何度も頭を深く下げていましたね。センターステージでのMCだったのですが、下手席にも上手席にもこれ以上深くお辞儀って人体的に出来ないだろうってレベルまで頭を下げていました。かなり勢いよく頭下げていたからそのまま前転してステージから落ちちゃうのではないかと思っちゃうくらいに頭さげていた。「本当にありがとうございます…ありがとうございます…」何度も言っていました。(え、なんか神谷さん大丈夫?そんなに何度も頭を深く上げ下げしたら、その後頭クラクラしちゃわない?)と思った。二日目はあそこまでペコペコしているのは無かったような気がするけど、どうだったかな。

 

両日ともお話された内容としては、オープニング映像作成話と、セカンドソロライブがいつ決まったのかという話をしてくださいました。

 

「僕をモチーフにしたLINEスタンプというものがあるんですけれども、この会場にいらっしゃる方の中にも使っていらっしゃる人もいるとは思うんですけど。…ああ、ありがとうございます。」とお礼を述べていたんですよ。

客が神谷さんの喋りの邪魔をしないように無言で紫キンブレを細かく振って「スタンプ使っているよ(購入したよ)!」を表わしたことに対しての礼の言葉だったのですが、この時、本当にキンブレって綺麗なだけじゃなくて便利だなと場違いにも思っていました。この光る棒で意思伝達が出来ちゃうんだもん。

 

「その、僕が絶対に言わないであろう台詞を喋るというLINEスタンプなんですが…とあるクリエイタ―さんが僕のそのLINEスタンプのキャラを面白いと思ってくださったみたいで、勝手に…言い方はとても悪いのですが、要は勝手に、DGを作ってくださったみたいで!」といつもの軽口めいたトークで笑いを誘います。

 

「ちなみに、あのLINEスタンプの売り上げの中で微々たるものですが、僕のところにもちゃりんちゃりんしていますんで……。」とニヤッと笑いながらお金のマークを手でつくっていました。お金ネタを外してこないところが神谷さんらしくて、ニヤニヤしちゃいました。ファン以外が聞いたら、単にお金にがめつい人だわ。いや、お金好きなのは事実なんだけどさ。お金マークを手で作ったのがライビュの人にも伝わるようにわざとカメラに写りにくいようにしたりしていました。この時の神谷さん、とてもお茶目でした。

 

「スタッフから『神谷さん、こういうものを作ってくださったんですけど、どうしましょう?』と尋ねられても『知らねーよ!』ですよ!」と笑いながら「本日2回目の知らねーよ、ですね。」と目じりを細くして、おかしそうに言う姿がねー……ほんともうこの人大好き堪らんってなりました。神谷さんが話しているのはグダグダだろうが何だろうがずっと見ていたいもん。

 

ベテランのクリエイターさんに正規の額を支払うとなると、とてもじゃないけれど払える額ではない。あのオープニングが出来たのは、クリエイターさんのご厚意に甘えたから出来たことであると話してくださいました。

「クリエイターさんって、自分が作ったものを他の人に見てもらって楽しんでもらうのが生き甲斐みたいなところがあるんですって。」とサラッと話していましたが、それは多分その方にとっての信念であり真実ではあるけれど、普通に正規の額払ってもらえないと死ぬしかないからね……。あの可愛らしい映像を見る事が出来たのは異例のケースだったんだと胸に刻みつけようと思いました。

 

「あの映像を皆さんがどう受け取ってくれるか、僕もスタッフもとても気になっていたのですが、とても好評であったようで良かったです。あの映像でもうこのソロライブ9割は成功したも同然ですからね。あとは歌っていればいいだけですもん。」となかなかにパンチがきいた発言しやがりましたね。歌はおまけみたいな言い方にハラハラしちゃったわ。

 

セカンドソロライブをやるという事が去年の9月の時点で決まっていたということ「箱(幕張メッセ)は押さえました。次のソロライブどうしますか神谷さん?」という事をスタッフから尋ねられたとのこと。この時に「知らねーよ!」と切れ良く吐き捨てるのが、正に神谷浩史の罵倒って感じで爽快でした♡

 

二日目だけは、この流れで神谷さんが突然軽く吹き出して「言いませんよ、僕はそんなことは」とか言いだすわけですよ。「だって、イヤモ二で変な事言われたんだもん。」と客に釈明しだしたのです。そんなん言われたら気になるに決まっているじゃないですか。会場からの「何―?!」の大合唱が始まるのは必然でした。神谷さん、あなた、ファンのこの反応があるだろう事が分かっていて口に出したでしょう。この欲しがりさんめー!!

 

ファンの声に押されるように、「…箱、押さえます、って。」と、クシャっと崩れた笑顔で白状する神谷さん。あの笑顔の後はちょっと険しい表情というか複雑そうな顔でステージドリンクを飲んでいたけれど、セカンドソロライがあるかもしれないという言葉に対して単純に喜んだファンの声に、嬉しいと思ってしまった自分を押し隠すようにした結果が険しい顔になっているように見えてしまった。「この後も僕歌うんですけれど、そんな気分じゃなくなってきました……。」とか甘ったれた言葉に思わず少しキュンとしてしまいました。

来年もソロライブあるってほぼ決定ってことでいいですかね。

 

実際、セカンドの話をもらった時は、今後も音楽活動を続けるかどうか悩んだという話もしてくれました。リリイベでファンと沢山会ったり、人の話を聞いたりして、移動のタクシーの中で延々と考え、「続ける」という結論を出したという事でした。

 

「さすがに、もう、いいだろう。十分だろうと思ったんです。でもお話をもらって、考えまして。僕は人から何か言われないと何もしない男なんです。(入野)自由に『神谷さん、こっち!こっち!』と押し出されるようにして舞台に引っ張り上げられるようなね。僕が仮にやめて、またやりたいなと思っても、自分ではそれを言いだせない男なんですよ。」

 

「やるか、やらないかは別にして、セカンドをやるとしたら、新しい曲が必要になる。その新しいコンセプトを僕なりに考えて持っていこうと思って。やらないにしても、何も考えずに仕事の話し合いの場を迎えるのはなんだか違う気がして。僕はシネコンがとても好きなので、その案を持って行ったんです。そうしたら、軽く『いいんじゃない。』と言われまして。気付いたら、やる方向になっていました。」という内容を仰っていました。(※一部省いて雑にまとめています。)

 

抽出した発言には私というフィルターがかかっていますが、ザッとこんな内容でした。自分がやりたくないなと思っている仕事に対して、自分なりの案をもっていくのって結構しんどいよね……あさいちゃん、それ超わかるわ……。

大人的な仄暗い事情を考えたら、ぶっちゃけ、やめられない状態ではある。本人が強い意志でやめたいと拒否するか、身体を壊すかしないと多分やめられない。

彼の性格的に、前者は今後も考えにくい。ファンからの期待は裏切れないもんね。

この辺の話はかなり横道逸れるので気が向いた時に、ツイッターで話します。

 

初日は言葉を選ばずに言うのであれば、客に対する接し方が妙に近かった。

あと、神谷さんにしてはMCがグダグダしていた。喋る内容は決めてきたけれど、その内容をどう話すかまでは決めてこなかった感じ。クリエイターさんのお名前を出す時の話の流れは断然2日目の方が聴きやすかった。

「こんなにも大勢の人が僕の話に耳を傾けてくれている……。こんなことは、ないことですよ。教室の中のたった3.0人の耳をこちらに向けさせるのですら、そうそう出来ることじゃないんです。昔はこんなこと考えたこともなかった。学校の先生って大変だよなあ……」と少しふわふわとしたトークをしていました。

あと、初日は「~…でね!」で話を変えるのが可愛くてかわいくて悶えていました。41歳のおじさんの喋りで「でね!」ってなんだよー。急に喋り方幼いとかなんなんだよー可愛すぎかよー。しかも、客の反応が良かったのを見て「でね!」をその後のトークで3回くらい使っていたからね。ぐぬぬ、あざとい。

ライブパートに入る時に、「みんな、僕のつまんない話にも飽きてきたでしょ。そろそろ歌おうかと思います。」って言ったのだけはちょっとだけゆるさないよ。あなたの話なら日常会話ですらお金払って聞きたい人種が世の中にはいるからね……。あ、つまんない顔している人がいてそれ見てのその発言だったなら許します。完全に私の我儘なのだけど、他の言い方にして欲しいわ……。MC一時間でも全然飽きずに話聴くと思うもん……。

 

二日目は初日に比べたら通常の神谷さんに近い喋りだったかなと。客も両日参加の人がどの割合いるか分からないけれども、一定数はいるので、話すであろう内容に対する反応がよく調教されていた。

神谷さんが「さて……」と口にしただけで、客が「おおおおお!?」と反応示すから、神谷さんが思わず笑ってしまっていた。「さて、と言っただけですごく反応をしてくださるんですね(笑)」と言われた時はちょっとだけ恥ずかしかったな。ライブビューイングに対して振った時に、会場の客が「イエーイ!」だとか反応を返してくれたのに対して「みなさまの優しさを感じています。」と言われた時も若干恥ずかしかったよ。

どこのタイミングだったか忘れたけれど、「ねえ。僕のこと、知っているんでしょう?ねえ、知っているんでしょう?」と神谷さんがグイグイとカメラに迫っていたのが面白かった。

「みなさん、僕のつまんない話に「Foo!!」とか反応してくださるじゃないですか。」に対して、「Foo!!」と反応したら、一回目は感謝されたけど、二回目以降はそうでもないのが堪らなかったです。あと、ステージドリンクが飲めなくて客に「Foo!とか言ってっけど飲めてねーから!」と口悪く罵倒してくるのが可愛かった。そんなん知らんがな。

 

MC明けはGRAVITATIONから始まりました。メインステージ上段で満月をバックに歌う神谷さんは美しかった。足元にドライアイスの白煙があって、まるで神谷さんが雲の上にいるような光景でした。

その後、「ラストスパートだ!」と叫びながらHA-RE?GO!とSELFISHを続けざまに歌いました。ゆったりロマンチックな歌の後に元気曲と激しめカッコいい曲をぶち込んでくるものだから、私が熱帯魚なら死んでいるよ。

確かこの後に衣装替えの為、一旦捌けました。

 

次に登場した時は、赤いハイビスカスの柄のベストに緑の葉っぱ柄のラインが入った白のスーツを着ていました。白スーツが大好きな性癖なのですが、このスーツはあまりにチャラくて素直に喜べなかった感があります。素直にシアターの赤ネクタイに黒スーツにしても良かったんだよ……?

イイカンジでは、トロッコで2階スタンド席の後ろをぐるっと一周回ってくれました。初日は浩史さんがどんどん近づいてくる…!!と、すごくドキドキしました。めちゃくちゃ近かった。

 

虹色蝶々はリフターに乗って、2階3階近くまでの高さでの披露でした。リフターが七色のライトに照らされてとても美しかった。リフターが相当揺れているのに、よく手すりを持たないようにしているなと思いながら見ていました。遠目に見ても揺れていると分かったくらいなので、リフターの上はかなり揺れていただろう。

 

レポ5につづく