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かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

リーライ感想レポ5

【ゾンビ発生】

薄暗くなり、墓場のセットがシュトルーデルを乗せた状態のまま移動し、下手側に設置されます。階段のセットは取り払われ、舞台にはマロン、ガト、パル、シュトルーデルの4人が登場となります。

 

「体の一部なんて手に入らないかと思ったが、髪ならこうして手に入った!」と、死ぬ1週間前に美容院に行ったおばあちゃんの髪を入手したというシュトルーデルが誇らしげに毛髪を持ってきました。

「モヒカンにしたんだよね!」とパルがおばあちゃん情報を挟みます。

ファンキーな婆さんだな。とりあえず、おばあちゃんの死因は突然死だろうね。良い死に方したねぇー。

 

美容院に1週間前の髪が残っていたというのが甚だ疑問しかありませんが話の流れを作る為には目をつぶる箇所なのでしょう。

ともあれ、その毛髪があれば、「墓場に眠るおばあちゃんの身体を再利用できます。」「体の設計図が分かれば、そこから再利用が可能です。」とマロンは生き生きと話します。この場面の時はもう吉野マロンの声には抑揚がついてやや早口な丁寧語になっていました。画面にはDNAの動画が映し出されます。

 

マロンの持つ機械の力でおばあちゃんが再生されます。機械を表わす演出は、マロンの怪我が治った時と同様に薄暗い会場に機械音を響かせてライトを持った男達が数秒間出てくるというものでした。

 

「今、終わりました。」というマロンの声を受けて、「ほら、拍手拍手!」とシュトルーデルが会場に拍手を促します。

初日のBチームでは、(また急に客席の事を意識した発言入ってきたな。そもそもそんな拍手する場面じゃないのでは?そんな促されるほど客の反応悪かった?リーライ初見で反応してもいいタイミングが分からないから控えめにしていたのにな……。キャスト的にはどのあたりまで客の反応があると考えているんだろう。)と悶々と思いながらも緑川さんの声に促されるままに拍手するという感じでした。この台詞はアドリブなのかと思っていたのですが、3公演ともありましたね。初日、内心結構これに焦ったわー。

 

そんなシュトルーデルも、何が起きたのか分かっていない様子で「今、何をやったんだ?」とマロンに尋ねると、この一瞬で「地下1.8mの地点で腐敗が始まっているおばあちゃんの身体を再利用して」を生き還らせたと説明してくれました。

ここで不自然さを感じたのは、今まではそんな単語出て来なかったのに急に飛び出してきた『再利用』という単語。吉野マロンは特にこの単語を強調して説明している印象を受けました。良平マロンも強調はしていましたよ。マロン役キャスト、超親切。

 

墓場の方に体があるので、そこにいるだろうということで一同は墓場に向かいます。しかし、おばあちゃんの身体は見当たりません。

戸惑う彼らの目に飛び込んできたのは、町から立ち上るいくつもの黒煙でした。不穏なBGMが流れ出し、何やら異常事態が発生したことが容易に窺えます。

 

パンプキンファームの人々はシュトルーデルのトラックに乗りこみ町に移動することに決めました。この時にガトが運転席に乗って、マロンとパルを助手席に乗せてシュトルーデルは荷台に乗るという不憫な配置になっていました。「何か問題、ありますか?」と尋ねるガトの台詞がいい感じにS気溢れていました。この時の緑川さんのしょんぼりした様子が可愛かった。

ガトの運転する車は時速120キロ出して、町に向かいます。二日目はこの愛車のトラックの事をシュトルーデルが「グリーンリバーライト号」と命名。思わず笑っちゃいました。緑川さんの適度に遊び心を入れてくるところが流石で、キュンっとしちゃうわ。

 

Aチームの良平さんですが、この場面の時には、ぶりっ子臭のする可愛らしい口調と声のトーンも上がっていました。この場面の良平さんのマロンの雰囲気は「きゅるるん☆」って感じでした。きっと、のぶくんのパルをモデルにしたからかな……。

安元さんのガトは有無を言わせない力強さでシュトルーデルの乗る場所を荷台に決定づけていたのでドM心が擽られました。鬼灯さまっぽかったです♡

 

【ゾンビから逃げ惑う】

場面は変わり、神谷ゴウガイが舞台中央奥から登場します。画面には炎で照らされた看板が写り、荒れた町の状況が見てとれます。劈くような女の悲鳴と、混乱した場を表現する緊張感のあるBGMが流れ、舞台を照らすライトも赤になります。

 

ゾンビの恰好をした役者さんも複数人登場します。4人くらいが舞台から落ち、会場をうろうろしだします。動きとメイクを含めた恰好がゾンビそのものだったので不気味でした。冒頭のゴウガイの台詞から予想はしていたのですが、実際に舞台から飛び降りてきたときには、ちょっとテンション上がっちゃいました。このホラーアクションな演出とても良かったです。

ただ、3公演とも通路には近くない席だったので接近されず遠目で見る感じだったのが心残りです。ゾンビさん達はカメラさんに襲い掛かって、だいぶハッスルしていました。カメラ視点で襲われている映像が画面に映し出されていました。

 

「どういうことだ?こんなのは予定と違っているぞ!」と険しい顔で焦りを滲ませるゴウガイ。「おい、お前!まだ昼間だぞ!本番は夜だ!」と現れたゾンビ達に声をかけるも無視されて苛立ちを隠しきれません。

あからさまに苛々している神谷ゴウガイでしたが、急にハッとした様子で客席を意識しだします。「ああ、御見苦しいところをお見せしました!」と胡散臭くにこやかに微笑む様子は、冒頭説明で現れたあのキャラでした。貼りつけたような微笑みを浮かべて「こういう時は、お教えしましたように『睨まず、触らず、戦わず』ですよ!」と平静さを取り繕います。

 

保志さんのゴウガイは自分も動揺している中、客席を安心させようとして声をかけたニュアンスを感じました。その一方で、神谷さんのゴウガイは自分の苛立ちや動揺を悟られたくないように、人当りのいい外面の仮面を被った印象でした。

両チームのゴウガイ役は台本の台詞に対して非常に忠実なのが特徴でしたね。

逆に、アドリブをいれていたのはのぶくん、良平さん、浪川さん、安元さん、江口さん、緑川さん、といった面子でしょうか。

Bチームが割と堅実に与えられた台本の台詞を守る派が多かったなあと思います。キャストから振られるとサービス精神旺盛に色々やってくれる代永さんや保志さんの加勢もあり、Aチームの方は客が喜ぶように柔軟に合わせてきた印象はありました。

神谷さんはアドリブをしない人なので、Bチーム所属で良かったなと今更ながらに思います。

 

そんな緊迫した状況にパンプキンファームの人々も到着します。この状況にまるで動揺することなく、自由に振る舞う彼らからは異常者感が出ていました。暫くして、「あれ、ゴウガイさんいたの?」とようやく認識されるゴウガイ。

「最初からずっといました!何度も喋っていましたよね!?普通気付くよね?!なんで気付かないの?!」と律儀にツッコミいれて喚く様は、チョロ松を彷彿とさせました。神谷さんの畳み掛けるようなツッコミ、好き♡

 

その言葉を受けて、「普通気付きそうでも、気付かないこともあるもんだぜ……。」と重々しげに話しだすシュトルーデル。ズボンを脱いだ時に社会の窓が全開だったことに気付いたという日常ネタをやたら意味深に話します。

ゴウガイが「社会の窓って、もう死語だから!死語過ぎる!」というツッコミをするも、再び「ある日、朝ごはんを作ろうとして、ズボンを脱いだらさ……」と似たような出だしのボケをかますシュトルーデル。「ご飯作る時に脱ぐ必要ある?!脱ぐな!」とツッコんだのちに、それらの話はまたの機会にお聞きしますので!と話を一旦終了させました。

 

ここで二回目の点呼が取られます。

普通、点呼は危機から脱した時に安全確認として行われるものなのに、パンプキンファームの人々は危険な物事に立ち向かう前に点呼をとるという習慣を持っていました。

 

点呼をするパルが「年齢順にする?」と尋ねると、ガトが「それでは誰が一番年上なのかお客さんにわかってしまいます!」と拒否。この拒否の仕方で、この順は役柄ではなく、演じている声優さんの年齢で点呼とるつもりのようだと判明。1回目の点呼はキャラで取ったのに、今回はキャラじゃないのかよ(笑)

「じゃあ、体重順にする?」というとマロンが「体重、分からない」と発言。こっちはキャラなのかよー。統一しようよ(笑)

「では、性格のいい順にしませんか。」とガトが提案し、みんな即座に「1!」と声をあげてお手上げして「これじゃ決まらない!!」と断念。

Bチームは出遅れた人がいたようで、おのおのが「1!」「俺だ俺だ!」とぎゃあぎゃあ騒いでいた感じでした。初日か二日目が忘れましたが、神谷さんがぴょんぴょん跳ねながら主張していたのが可愛かった。ここの点呼は各自のキャラ像をかなぐり捨てて1を取り合う光景が愉快でした。Bチームの二日目は出遅れないように各自が声のタイミングを視線で計っていたのが地味に面白かった。

Aチームの二日目は綺麗に「1!!」と全員の声とタイミングが合っていました。良平さんが「神様ですよー!?」と説得しようとしていたのと、全ての声を低音と声量で叩き潰す安元さんの「1!」にめっちゃ笑っちゃいました。声量と声質の力半端ねえ。安元さんの声の力強さやばい。

結局、4つ目の提案でようやく点呼のテーマが決まりました。こんなんじゃゾンビにやられるって(笑)まあ、ボケとしては面白かったです。

Bチームの初日は「じゃあ、良い声の順にしませんか」という結論になりましたが、二日目は「じゃあ、ラップが上手い順で」となりました。神谷さん以外はみんなラップで台詞を言っていました。思いのほか野島さんのラップが上手くて感嘆してしまったのと同時に、妙なクオリティの高さに笑っちゃいました。

Aチームは何の順番だったか忘れてしまいました。安元さんの声に全てをもっていかれました。あと、点呼を年齢順で取ろうかという提案の際に、「それではお客さんに誰が一番おじさんなのかわかってしまいます!!」と安元さんが台詞を少し変えてツッコんだのにも思わず笑ってしまいました。

 

舞台の上にいるゾンビに「お前たちはどこから来たんだ。」と尋ねると、墓地のある方角を示してくれます。ゾンビ、普通に良い人だ……。意思疎通出来るのかよ。しかも、特に襲ってこないのかよ。動きが気持ち悪いだけで、性質は穏やかなのかよ。じゃあ、ほっといていいじゃん……。

 

「皆様、こういう時は、私が申し上げたようにするのです!『睨まず、触らず、戦わず!』です!目を開けたまま死んだふり!」と指導するゴウガイ。一列に並んだキャストにゾンビが襲いかかるも、キャスト言葉を言いながらポーズを決めます。ゾンビはキャストのすぐ近くでピタリと止まります。動きが止まっていたら襲わないという不思議ミステリー。

「そうそう!」「その調子!」と神谷ゴウガイが褒めるのが、ゲームの声じみていました。Bチームの初日はそこまでおかしな動きはなかったのですが、二日目は柿原さんがゾンビとダンスしていました。二日目の神谷さんは立った状態でのけ反っていました。

 

一方のAチームはかなり自由でしたね。ゾンビとキャスト全員で躍っていました。付け焼刃でしょうが、各々それほど振り付け間違う事無く揃って踊れていました。予想していないサプライズでした。何度も公演を見ているお客もいるので、ポージングだけでは物珍しさに欠けるかもと思ってこのサプライズ演出をされたのだろうなと思います。キャストのサービス精神の高さを見ました。戸惑っている様子の保志さんを1人だけでセンターに出して躍らせるのは結構驚きました。なかなかの無茶振りだったと思います。保志さん、なんだかよくわからないことに付き合っていただき真にありがとうございました!

このサプライズダンスはどなたの提案でしょうか。…のぶくんかなー。まあ、キラキラビートでその辺のお話うかがえますかね?

あと、のぶくんに超近かったゾンビさんが羨ましいです。股間にゾンビの顔が来て「ち、近い……!」と引き攣っていたのを見て、浪川さんの股間タッチした報いを受けたなと思いました。

 

感想レポ6につづく