かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

リーライ感想レポ6

【会場に逃げ込む】

ゾンビから逃げる為、近くにある頑丈そうな建物に逃げ込もうという提案をゴウガイがします。建物に入る音がした後、舞台の上を含めて照明が落ちました。それは建物の中に入ったものの、真っ暗で何も見えないという状況を表わしていました。いつの間にか、キャストの皆さんは掌サイズの小さな懐中電灯を持っていてそれで周囲や自分を照らします。

ここの演出もミニライトを持った個々のキャストの個性が出ていて面白かったです。暗い建物の中を歩く場面だったのですが、台本と役者たちがだいぶ遊んでいて愉快でした。

 

吉野さんが無表情で顎下にライトを当てているのが典型的な使い方ながら笑っちゃいました。後方の柿原さんや江口さんがライトをあっちこっちに振り廻して遊んでいるのに対して、前方の神谷さんは照明が落ちた直後以外はあまり遊ばずに険しい顔で自分の台本を照らしていました。

 

Bチームは何と言っても、緑川先生がサービスしてくれました。真に御馳走様でございました。突然の腐女子大勝利展開に声を殺して大興奮でした。興奮の声を噛み殺して赤面するばかりというのは映画同級生以来です。ありがとうございました。

台本はエロいものじゃないのに、いやらしい声ばかりが耳に残っています。腐女子大勝利であります。受けの神様ありがとう。感謝の極みであります。

 

「誰だよ、俺の肩を触ってくるやつは!」と緑川さんが言うと、柿原さんが「父ちゃんだったの?俺だよ。…じゃあ、ここは?」と急に色っぽいBLボイスで尋ねてくる。「アッ♡そこは…耳…ッ♡」と数多の受けをこなしてきた技術を披露する緑川さん。「じゃあ、ここは…?」と引き続きBLボイスな柿原さんに「そこは…ッ頭の上…♡♡」がエロ過ぎでした。

 

ええっと…その触っちゃった頭ってもしかして亀…。

思い出しても、ほんとにえっちだなあ…ほんとにえっちだなあ…。緑川さんの吐息混じりの喘ぎ台詞が生で聞けて幸せでした。柿原さんもBLボイスありがとうございました。神谷さんはこの流れには乗らないの?!どうなの!?と内心酷くザワザワしながら待っていましたがそれには参加してきませんでした。ホッとしたような、残念なような……。

 

砂糖がマロンの足を踏んだ場面も挿入されていましたね。「ちょっと!足を踏まないでくださいよ!」と怒るマロンに対して、謝りつつも「僕は今、感動している!宇宙人(神様)の足を踏むという僕の一歩は、人類の月への一歩と同等のものだ!」と感激に身を震わせている砂糖。その後の吉野マロンの「触らぬ神にたたりなし……。」とぼそりと呟きながら無表情で顔を自分でライトアップしているのが超面白かったです。

 

柿原さんが江口さんの脇の下の敏感なところを触ると、「ぁああん!」とギャグ臭強めのちょっと色気に欠けた喘ぎ声をあげる江口さん。何故かその声で会場の照明がつきます。BL展開に喜んでいた顔がキャストに見えてしまうと初日クッソ焦りました。腐女子のあぶりだしされました。

 

吉野さんが「砂糖さん!いったいどこを触られたんですか!?」と腐女子さながらの生き生きとした様子で尋ねると、「わ、脇の下の敏感なところです……。」と少し泣きそうな声で恥ずかしそうに明かしてくれます。この台詞の時の江口砂糖は、よしよししたくなる可愛さがありました。照明のスイッチが砂糖の弱いところって、どういう頭の構造をしていたら思いつくのだろう。謎である。

 

再び照明が落ちて、柿原パルが歌います。トトロの主題歌の曲調で「歩け~♪歩け~♪歩け歩け~♪歩くの大好き~どんどん歩け~」と無理やり歌詞を変えて歌ってくれました。道中気分を盛り上げる為に明るい歌を歌うというあるあるネタをぶち込んできました。思わず笑っちゃいました。

再び、砂糖が脇の下の敏感なところを触られて照明がつきます。

 

「なんだか、シャンプーとリンスの良い匂いがする……。」という台詞と砂糖の喘ぎ台詞ともに照明がつくと、キャスト陣が会場の客を認識しだします。「ここにこんな人数の人が避難しているなんて……!」と驚きを露わにします。

つかつかと足早に私の座っている席の方角に歩いてきた神谷さんが「みんな、どこから来たのー?」と柔らかい声と笑顔で尋ねてきたので動揺していたら、方向転換して下手側に向かって歩き「電車で来た?そう!」と笑顔を零します。ゴウガイの険しい顔が一変して、声優雑誌でよく見かけるあのにっこり笑顔になっていました。神谷さんと近距離になる瞬間は今までのイベントで何回かあれど、満面笑顔の状態での近距離はなかったので失礼ながら相当凝視しちゃいまいした。やっぱりあの笑顔かわいい。

柿原さんや江口さんもニコニコした顔で近くに来てくれたのですが、足早に舞台上を動き回る神谷さんの事を必死に凝視していた為、二人の様子分からず。近かったのに、何だか惜しいことをしました。

 

キャストの誰かが、「なんでここにいるの?」と客に振ります。初日Bチーム公演では客がどう答えていいのか明らかに戸惑っていました。この展開に戸惑わないわけなくない??普通に「リーライがあるから」と答えていいのか「私たちもゾンビから逃げてきた」と答えた方がいいのか分かんなかった。

初日、「なんで、ゾンビが発生したのかわかった人いるー?」という質問に、客舐めてんのかよと思いましたが、手を挙げさせる間も置かずに即行で神谷さんが台本進めていったので置き去りにされた感がありました。客が戸惑っているので、結構強引に台本を進めていた感じでした。すまんね。

お客とコミュニケーションを取る場として用意された場面なのだろうなと思ったけれど、初日Bチームはコミュニケーション取れてなかった感じでした。

二日目Bチーム公演は客が質問にまあまあ答えられていましたが、改めて考えても、この質問達を問われてもあまり……って感じでした。ここの客に話しかける箇所は正直要らなかった。ただし、二日目のライビュ用のカメラに向かって足早に駆け寄って「助けてください!ここに閉じ込められています!」と真面目な表情でふざけだす神谷さんはウルトラキュートでした。あの懇願に不覚にもキュンとしてしまいました。

 

この客とのやり取りが終わってから、何故ゾンビが発生したのかをキャストが回想し整理しだします。この回想してくれたのは特に必要性感じなかったかも……。ぶっちゃけ、そこまで理解力がない客と想定されているのかなって思っちゃった……。分かりやすくするための親切さなんだろうけれど、一言でサラッとキャストの誰かが言い当てて終わりにして良かった……。

ただ、「まずは砂糖さんの脇の下を触って~」云々のボケは面白かったけども!

ここで、改めて神谷さんの声で「実はそうなんじゃないかなーってわかっていた人!」と挙手させられました。客がわかってない訳ないじゃんーってなりました。

 

最終日のAチームは対照的でしたね。客との掛け合いする箇所の台本の流れはかなり雑になっていて、もはや質問の台詞と客の答えるべき回答を答え合わせする状態でした。キャストの「もう4回目だから分かるよねー。次の質問と答え分かっているよねー。」というのは内輪感が溢れてしまっていてどれはそれでどうなんだろうって感じでした。複数公演来ている客は本会場にはそれなりにいますけど、初めて今年のリーライを見る人もいるし、雑がいいかというとそれも微妙なところです。難しいもんですね。

照明がついたところでささっと台本の進行をする安元さんと保志さん代永さん、愛嬌を振りまきながら進行の助けをする木村さんという形で統率取れていました。

 

その中で、下手側の客を見上げるように黙って手を振るというのぶくん。下手側にいた客が手を振りかえすと、にこにこと手を振りかえしてくれました。この時、たまたま下手方面席にいて良かったなーと思いました。

おてふりのぶくんかわいいーーー。のぶくんかわいいよーー。

手を大きくゆっくり左右に動かしてワイパーの動きをし始めたので、相当数の客も動きを真似っこして遊びました。数回やったところで安元さんがちゃんと気付いて「そこは何やってんの?!何の集団!?」とあの低音声で爽快にツッコんでくれたので、真似っ子ワイパー遊びは終了。そういえば、ライビュにはあの客が真似っ子している様子写っていたのだろうか?

安元さんの「正直言って、俺は戸惑っている!」には、のぶくんと客の行動に戸惑わせてすみませんー。キレのあるツッコミありがとうございますという気持ちでした。

ライビュのカメラ弄りもありましたが、保志さんがドアップで写っていたくらいで割とあっさりしていた気がします。

 

Aチームは暗闇を進む場面では代永さんがいい仕事をしていました。緑川さんと柿原さんがBLならば、代永さんはギャルゲーでした。本気の美少女ボイスで「アッ!///」「そこはッ脇の下の敏感なところッ!////」と言っていて、超興奮しました。30代の男の声とはとても思えない女声でした。あんなん完全に女の子じゃーーーん!!凄い!!そのまま高音声キープしていて欲しいものです。

 

のぶくんパルの歌は自分の曲のアレンジでした。「笑顔の歩けー涙の歩けー♪」と可愛く歌っていました。序盤ですぐに「未来スケッチ」だと察知した客が手拍子を始めたのですが、ちょっとビビるくらいにその手拍子が会場全体で揃っていました。どの客も手拍子していて、のぶくんの周りを巻き込む力って凄いなと思いました。あの手拍子はキャストも吃驚して当然ってレベルだった。劇の最中で自然とここまで手拍子が綺麗に湧きあがるっておかしいだろ。

 

のぶくんと浪川さんの会話の部分は、緑川さんの事があったので「もしかしたらちょっとそういう期待していいのかも…?!」と勝手にソワソワしていたのですが、そんなことはなかったです。このお二人はBL作品には出演しない(濡れ場のないものなら、たまに出演していますが…)ので、当たり前ですね……。ちょっと期待した私が愚かだった。

無邪気に浪川さんに乗っかるのぶくんと「お前、調子乗んなよ!ほんとに乗るなよ?!」といつものように温かく叱る浪川さんという癒される構図でした。

 

感想レポ7につづく