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かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

リーライ感想レポ8

ぼんやり生きていたらうっかりあげそこなっていました。つづきです。

 

【屋上まで逃げた3人と母ちゃん】

シュトルーデルとガトとマロンは暗闇の中を歩きます。「砂糖さんがいないので、明かりはつきませんよ。」とマロンが言うものの、マロンがガトの脇の下の敏感なところを触ると屋上の扉が開きます。3人は屋上に出ます。

砂糖がいなくなったので脇の下ネタのボケはもう無いと思ったら、まさかのガトで天丼がくるとは。あと、ガト役の喘ぎ声には不意をつかれてしまって笑いました。

 

「もし、パルが本当にあなたの息子なら、あなたは代わりに死んでいましたね。」というガトに「いいや、それはその時になってみないと分からないさ。そんなに簡単に言うことじゃない。」と返します。

「パルを置いて逃げる時、心が破けそうに感じた。俺が犠牲になれば、その心の苦しみからは解放されると思った。そうしなければ、心が破けると思った。でも、俺はパルを置いて逃げた。」というニュアンスの台詞を言います。「血が繋がっているとか、繋がっていないとか関係ないんだ。血が繋がっていなくても心が通いあっていれば家族なんだ。パルは大事な家族なんだ。」と続けます。

 

ピザ屋さんの良い香りが漂ってきて、3人は揃ってその薫りを嗅ぎます。そうこうしているうちにシュトルーデルがピザ屋の近くを歩いている母親の姿を発見します。

「ああ、あれは間違いなくかあちゃんだ!相変わらずひょこひょこ歩いてやがる!…かあーちゃん!かあーちゃん!!」と子供のように無邪気に大声で呼びかけます。今まで「婆ちゃん」呼びしていた姿なんてそこにはありませんでした。完全に息子のシュトルーデルでした。

ゾンビになった母親にショックを受けるでもなく、普通に呼びかけている姿に闇を感じました。当然屋上からの声にゾンビの母親が気付く訳もなく、シュトルーデルは肩を落とします。「俺にとっては、たったひとりの血の繋がった家族なんだよお……かあちゃあん……。」と泣きながら立ち尽くすのでした。

 

シュトルーデル役の見せ場はここでしょう。

緑川さんの泣きの演技には思わず涙腺が緩くなってしまいました。今まで飄々と冗談ばかり言っていた男の心が見えた気がしてグッと目頭が熱くなりました。割とどうしようもない屑男だけれど、カラ元気でみんなを不安にさせないように頑張ってきたんだよね……と妙に感情移入してしまいました。

浪川さんの母親を呼び止める演技も見ていて胸が苦しくなりました。母親は気付かないのに明るく呼ぶ姿が痛々しくて。泣きの演技には流石浪川さんだなと感じました。

両者とも本当に良いシュトルーデルの見せ場を見せてくれたと思います。私が泣きの演技が大好きということもあって印象的な場面となりました。

 

 

【マロンの残したもの】

場面は変わり、ゴウガイ以外のキャストが舞台に立ちます。画面はパンプキンファームのイラストに切り替わります。

 

ゾンビ騒動がおさまり、マロンが宇宙に帰る日がやってきました。

「マロンさんの使っていたあの機械を僕にくれませんか?」と砂糖が嘆願すると、「それは出来ません。人類には早すぎます。」とやんわりとした口調で拒否されます。

「人類が未熟というよりは、人類の社会構造がまだ成長段階なのです。」という内容の台詞を続けます。「それよりも、君が欲しがっていたものをあげます。後で楽しみにしていてください。」とサラッと伝えます。欲しがっていたものをちゃんと覚えていてプレゼントするとかマロンイケメンかよ。初日の私は砂糖が欲しがっていたものはすっかり忘れていたよ。

 

シュトルーデルが「神様、お願いだ。俺の畑のかぼちゃを美味しくしてくれねえか。このかぼちゃがうまくなれば、きっとうまくいくと思うんだ。」とまた懲りずに神頼みをします。

「いいですよ。これが、『悩みの種』だったのですね。」とサラッと叶えてくれます。マロンイケメンかよーー。

そこは自分の力で品種改良して美味しくすべきだと思うけどなあ。神頼みして、こんな騒動を起こしたのに全然学習してないとか恐ろしいな。

 

ここで場面が変わり、マロン役と砂糖役は一旦退出します。

次の場面ではマロン役のナレーションが入りました。

「ゴウガイは自分の犯した罪が世の中に知られてしまいましたが、その後、政治家の悪事を暴こうとしていた事や孤児への支援を行っていたとして人々に支持されました。彼の墓場には花が沢山添えられました。……しかし、彼はそこにはいません。」というような内容が読み上げられます。

ゴウガイは実はいい人でしたーというオチでした。ううーん、政治家云々のことは記者としてスクープを狙うなら普通のことだし、孤児への支援は正直そこまで目立って褒められたことではないし、自分で捏造記事書いていた記者に人々がそんな反応しなくない?支援の金額レベルにもよるけれど、募金なら誰でも出来る。号外専門の記者がそんなに支援に金を回せるとも思えないけど?とかツッコミしたい事は山々ですが、みんなが揃ったハッピーエンドの為にはこれでも良いかな。

 

ゴウガイが上手側に登場します。

「あなたはゾンビになって、死んだのでは?」とガトに不思議そうに尋ねられると、「俺もそう思っていた……しかし俺は気付いた。」と微笑むゴウガイ。

「ゾンビは死なない!」と強調の為にエコーをかけて宣言してくれました。ここでエコーを使うんかーい!

意味が分からない状態なのでぽかーんとしていたら、ゴウガイが説明してくれました。「新鮮な肉体だったので、『死ねなかった』というのが正しい事実です。昼は高い薬を飲んで症状を押さえ、夜は自主的に檻に入っています。」とのこと。続けざまに、「では、この前の取材の続きを『うかがえますかね?』」と尋ねる。

 

そんな最中、届け物が届きます。ガトが「Amazonからです。」と言いながら箱を受け取ります。これには会場から笑いがおきていました。

 

当然、箱にはパルの身体が入っていました。パルの情報を入れると、パルとして動き出します。箱におまけとして入っていたオルゴールが誕生日の曲を流します。

パル役が出てきて「足の調整がまだだからちょっと気持ち悪いけれど、他は調子いいよ!何回払いで買ったの!」と元気に復活します。

「男らしく、98回払いだ。」とシュトルーデルが答え、ガトが「中古品ですが、前回のを加えて、113回払いです。」と加えてくれます。

「シュトルーデルはパルを強く強く抱き締めた。しかし、パルは怒ったようにシュトルーデルを突き放します。」というナレーションが入る。キャスト同士抱き合うような事はありませんでした。

「父ちゃん、もう俺を置いて逃げたりしないでね!」と少し拗ねた様子で文句を言うパル。

屋上での会話からパルの復活は予想していたのですが、ちゃんと復活してくれてホッとしました。

 

途中からバタバタという足音のSEを流して登場したのは砂糖。「マロンさんの乗ってきた宇宙船がなくなった!僕の撮った写真もすべて消えてしまった……。あれがあったらスパイ活動も卒業になったのに~~!」とスパイであることを隠しもせずに悔しがります。

でも、代わりに僕の名前が入った新品のギターが置いてあったと喜びます。

 

場面が変わり、舞台からキャストが退場します。薄暗くなったステージの後ろの画面には青い地球と宇宙が写ります。舞台にはドライアイスが流れました。

舞台下から赤と黄のボーダー柄の巨大なバルーンが登場し、その下についた籠にはマロン役が乗っていました。マロンは地球人を滅ぼそうとして、地球までやってきたけれど考えが変わり仲間に攻撃を中止するように伝達してくれます。パルとガトとの交流の時、ちょうどそんな話も出ましたね。4万だか4千だかの戦闘機が木星辺りで待機しているんでしたっけ。

に上がっていって物語は終了となりました。

 

再び、キャストがステージに勢ぞろいしてお辞儀をし、舞台下に下がっていきました。この時の神谷さんの表情が肩の荷が取れたようなホッとした顔をしていました。ゴウガイの時の険しく激しい顔から一変して、穏やかでふにゃふにゃしていました。かわいかったー。しかも舞台下に捌けていくときに笑顔でぴょこぴょこ飛び跳ねてばいばいしてくれて、ウルトラキュートでした。他のファンにそうじゃないって殴られてもいい。役から外れたた神谷さんが断トツでかわいかった。

拍手はキャストが捌けてからも続きました。

 

 

感想レポ9あり