おまえらのためだろ!第51弾 【昼の部】 感想レポ①
おまえらのためだろ!第51弾 【昼の部】
2018.6.10開催 inメンパルクホール
あの『おまえら』に行ってきました。今回が初めてです。岡本信彦が初参加という事で、どうにも気になってしまってね!昼の部も夜の部も参加しました。
前回の神谷さんゲスト回(第50弾)は大人気で諦めたけどね!今回はね!
私事なんだけれど、森川さんの声、めちゃくちゃ好きなのです。正確にいうならば2004年から惚れている。マ王!の次男が死ぬほど大好きで……。あれからもう10年以上経っていますが、生で森川さんを見られた事には感激しました。普通に喋っている時でさえ、あの声なんだもん。本当にズルい。
一昨年には推しの公演がきっかけで緑川さんと保志さんが見られたから、何がきっかけになるかわからないほんとに。
【開演前】
小雨が降りしきる中、会場近くの浜松町駅に到着。
(のぶくんの小雨男が発揮されている……?)とぼんやりしながら駅を出ました。すぐに岡本信彦のファンだなとわかる女の子を発見したので何食わぬ顔で付いていきました。人頼りですみません……方向音痴なんです。そんな私のすぐ後ろには森川さんのファンの人達が歩いていたので安心して会場に辿りつけました。
会場に到着後。入場列っぽいのが出来ているので並んだのですが、係の若い男性が「入場列はありません」とアナウンスしていました。その為、一旦会場を離れ、開場時間になってから、また入口付近に来る事にしました。お客さんの層は普段の私が行く現場よりは若干年齢層高めで、開場待機中のお喋りも落ち着いている印象でした。
チケット確認はサクサク終わって早かったです。入場とともに行われる荷物検査も無く、手渡される宣伝チラシの配布もありませんでした。
会場に入ると綺麗な祝花が飾られており、奥の方にはDVD等のグッズが販売されていました。
プレゼントボックスは無くて、キャストへのプレゼントはスタッフさんがお客さんからのプレゼントを直接受け取って、誰宛か振り分けしてくれていました。ボックスじゃないと気付いた瞬間に動揺してしまって、「あ。のぶ、…お、岡本さんなんですけども……」とワタワタしながらスタッフさんにのぶくんへのお手紙をお渡ししました。スタッフさんは感じよく「ご自分のお名前は書いてありますかー?」ってニコニコ受けとってくださってくれたのですけど、妙な緊張で「はい!(封筒の)中には書いてありますー!」と早口で答えてからダッシュで逃げ去りました。
……普段、のぶくんに対して岡本さん呼びなんてしないから、改めて他の人に伝わるように普通の呼び方にしたら口の違和感が凄い……!
ちなみにのぶくんにお手紙書いたのはこれで2通目です。キラフェス2018で梅花の柄のお手紙で出したのが最初。2015年頃から「のぶくんかわいい♡」と騒いでおいて意外とお手紙は出してないっていうね!
スタッフさんの手元にはサインペンらしきものと、文字が書ける白いシールみたいなものが用意されていたから、プレゼントに名前を書き忘れる人がいるから用意されているってことかな。
そのプレゼント受付の隣には、震災の募金列がありました。せっかくの機会なので募金をして、記念に写真撮りました。あれから時間も経っているし、普段の生活で募金って忘れがちだけど、イベントきっかけで募金が出来るならそれに越したことはないと思うので。
昼の部は1階席下手側のお席でした。列順はステージにやや近い程度の真ん中くらいの列だったので、キャストの顔も肉眼で見える範囲でした。
13時30分から開演の予定でしたが、入場がギリギリのお客さんがいて、彼女らがまだ席に着いていない為、なかなか始まらず。37分にようやく始まりました。
イベントが始まってから自分の席を探す人が視界を横切るのはめちゃくちゃ嫌だけれど、待たされるのも好きではない……。まあ、どちらかと言えば後者の方がまだ我慢できる。
ハイテンションのめぐっちさんの声で会場アナウンスがあり、その後、ステージの幕が上がりました。
【開演】
舞台には「PAUL」の文字が金色のバルーンで吊るされており、階段らしき巨大なバルーンが2台設置されていました。昼の部では、金色の断面の方が会場側に向いていました。
ステージにはピンクのブラウスにスカートを合わせ、青いロングヘアのウイッグを被って女装した豊永さんが登場。お胸にはしっかり詰め物がされていました。
「ダンスの時は眼鏡とるー!」と言いながら、眼鏡を外す時は「ウイー!!」と言いながら外していました。数回このメガネ取る流れがあった(笑)この役の名前は鼻しずくさんとのこと。
次に2階席に檜山さんが登場。レジェンドって名乗っていました。姿は見えないけれど、檜山さんの声にとてもテンションあがりました!生で檜山さんの声を聴くのが初めてだったので…!!
2階で凄い歓声が上がって、1階席からは全く様子が分からない状態でした。
ステージに明るい茶髪ウイッグを被ったのぶくんが登場。
黒いスラックスとシャツに、グレーのベスト。首元には小さなリボンをつけていました。
だ、男装――――!! 『おまえら』と言えば女装だから、ちょっと期待しちゃっていたけど、女装じゃないんだねーー?!プロフィット的なアレかな?!
昼の部の題名からそうなるんだろうなと思っていたけれど、のぶくんの役が「ヒョードルきよぱる」でした。中の人は本物なのに、この偽物感あるネーミング。
茶髪ウイッグが超サラサラで、のぶくんが勢いよく首を振る度に激しく動くので気が散りました(笑)
のぶくんは、豊永さんのその姿に怯え逃げ惑います。出会い頭に豊永さんのお胸を見て「巨乳……」とポロッと感想を零してしまったのぶくん。その後、女装した豊永さんからその大きなお胸をめっちゃ身体に当て擦られていました(笑)
逆痴漢ってこういう状態なのかなと思いながら、「ふああァおお?!!」「やめてぇえ!?」と活きが良いリアクションをしてくれるのぶくんに癒されました。
先ほど2階にいた、キラキラ光るスパンコールのお衣裳を身に付けた檜山さんもステージに登場。
スタッフが用意した銀色の洋服掛けらしきものを使って、ポールダンスっぽい動きを披露してくれます。派手な動きではないけれどあれは結構疲れる動きww檜山さんお疲れ様です!
1階席の後ろのドアから水色のバルーンの塊が2体登場。
あの登場は本当に吃驚したww 最初は顔もよく見えないし、声もやたら高いしで(え?!何これ??)って感じだった(笑)
下手側ドアから登場したのが森川さん、上手側ドアから登場したのが杉田さんでした。「ちゅんちゅんちゅん、ちゅちゅんがちゅん♪」と言いながらヨタヨタとステージまで歩いてきてくれました。杉田さんの方が若干歩きがゆっくりだったかな。
森川さんがステージに上がる時はのぶくんが率先して手を差し伸べていて、ここで手助けするのはスタッフさんじゃないんだ?!と見守りました。
ステージにあがって、ようやく水色のバルーンが可愛らしい鳥さんの形をしている事に気付きました。登場が衝撃的で、なんだかよくわからなかったんだもの(笑)
鳥衣装を脱ぎたいみたいだぞ、と檜山さんがフォローしてくれて、のぶくんと豊永さんが上手側ステージで2体の鳥を脱がせていました。
鳥さんじゃなくなった森川さんと杉田さんはジョジョ立ちを決めます。
杉田さんは銀の玉のエネルギーを糧にするという設定のキャラでした。でも銀の玉は特に出て来ませんでした。私の脳内はクエスチョンマークで埋め尽くされたよ。無理やりすぎる(笑)
森川さんのキャラは仙石なかめ(漢字不明)さんでした。仙石さん!
脱ぎ捨てられた鳥さん2体は上手側のステージの端に置いてあり、檜山さんが「お客さんの視界の邪魔になっている!」と指摘するのですが、その後「使わないなら、ステージから撤去するだろ?これは時間短縮だ。きっとまた使うんだよ。」と優しい解説フォロー。檜山さんのツッコミと解説力に感謝しかない。
森川さんと杉田さんが謎の踊りをし始めたのが一番やばかった。意味不明な展開で予想が出来ないのと、のぶくんの戸惑い方が演技なのか、本当に困っているのかが分からなくてカオスだった。昼の部では、この時間が本当に舞台が意味不明状態でやばかった(笑)
(アドリブ感ヤバいけど大丈夫?!)と思いながら見守りました。
のぶくんが隣にいる檜山さんにマイク入った状態で「あの、檜山さん?森川さんが……」って普通に小声で話かけていて、これも含めて台本なのだろうと思うのだけれど、カオスでした。
個人的にめっちゃ笑ったのが、檜山さんが「じゃあ、鳥が置いてある上手側端のステージは舞台袖って設定ね!ここから(線引きする)こっちは舞台から見えていないってことでお願い!」と言いだしたのね。それを聞いた上手側の杉田さんと森川さんが大人しくした後に、その線引きのギリギリに立った時ね(笑)檜山さんも律儀に「いやそこはまだ舞台袖!もうちょいこっち!」と言っていて面白かった。
結局、よくわからないままに鳥さん2体に変化した森川さんと杉田さんは(※再び手伝ってもらって水色の鳥さんバルーンを身に付けた)下手側へ捌けていきました。
檜山さんも「後は若い二人で……。」という言葉を残して退場。
「ええええ??俺たち実はそんなに若くないからね?!」「30超えてるからね?!」とのぶくんと豊永さんが動揺しつつツッコんでました。
「あの、これどうしたらオチるの?起承転結つければいい?……結??これの結って何??」とのぶくんが豊永さんに尋ねると、「これが『おまえら』。オチとかない。」とあっさりした回答。
驚愕した様子ののぶくんと豊永さんが苦肉の策でベタなスローモーション追いかけっこを始めて、結構すごい空間になっていました。逃げているのぶくんが上に合図を送っている時に(流石にもう限界なんだな)と見ていて思いました。
のぶくんがホラーとかで良く見る、尻もちついて座り込んだ状態で化け物から逃げようとする人の動きをしていている時、険しい顔で上に大きく合図してようやく幕がさがりました。
幕を下げるタイミングを決める方、だいぶドSかな!!?
【フロントトーク】
幕が下がって、2名の男性が登場。
陶山さんと石塚さんのトーク時間でした。トーク時間は約30分間くらいかな?
森川さんの1つ下の後輩という間柄で出してもらっているとのこと。ハロプロのお話をしてくれました。昼の部はハロプロ現場に必ずいる貴族の話でした。
今回、彼ら宛のお便りは全部で3通だったとのこと。昼の部、夜の部でその3通を使ってトークをしてくれました。ハロプロトークの中で「吉野」という名前があがって、(「吉野」ってよっちんで合ってる?ハロプロ好きな吉野って他にいないよね?)と思いつつも確証を得られず大人しく聞いていました。夜の部では「よっちん」呼びもしてくれたので、(やっぱり、よっちんか。)と自分1人で解決していました。
ここには書かないけれども、思うところがある時間でした。一つだけ言えるのは、声優で売れるってほんの一握りなのだという当たり前の事実を痛感した時間だったということ。
つづく