かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

リーライ 感想レポ⑥(ラスト)

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュにて

 

【黒部の逮捕後】

身体がいよいよ悪くなってきたシラサワ。

「最後は一人きりで死にたいから、俺がいる小屋に火をつけてくれ。俺はドリームキャッチャーとともにこの世を去る。」という事で、メンバー其々に別れの挨拶をしていきます。黄金崎には「少しは金に執着しろ。こいつらに騙されるぞ。」と声をかけていたのは覚えているのですが、赤井さんと青柳さんには何を声かけていたのかもう忘れちゃいました。

 

緑川には、ドリームキャッチャーのパスワードについて尋ねていました。

緑川は「俺と灰原はタイムカプセルに入っていたあの野球ボールで、よくキャッチボールをしていたんです。それを二人の中だけで、『ナイスボール!』を逆に読んでいたんです。俺と灰原しか分からない言葉です。」と答えていました。

 

燃え上がる小屋を見て、しんみりとするカラーズ。

しかし、緑川が疑問を口にします。

ドリームキャッチャーは一回しか使えないんだろ?なんで一緒に燃やすんだ?」と不思議そうに言うと、他のメンバーがハッとします。一同が燃え焦げた小屋に駆け寄ると、「残念だったな!ドリームキャッチャーは俺がもらった!プログラムを少し弄ればいいだけだ!また動くようにしてやるよ!」とシラサワの声が響き渡ります。

 

「くっそ!やられた!!」と悔しがるカラーズ。

「決まったぞ!次のターゲットは、シラサワ!!」と青柳が高らかに宣言して、物語は終焉します。

 

【キャストの挨拶】

一旦舞台を捌けたキャスト陣が戻ってきて、1人1人コメントをしてくれます。

神谷さんが名前を呼んで、振ってくれました。

 

良平さん「本日はお越しいただきありがとうございます!……(略)……あ!言いたいこと思い出しました!今日の夜公演が終わるまで、ネタバレは無しでお願いしますね!」

 

江口くん……ごめん、何を言っていたのか思いだせない。

 

のぶくん「今回、ゲストのお二人がとっても凄くてですね。ベテランの力に圧倒されました。和彦さんは優しいんだけど、こわくて。三木さんは、あの、こわかったです。」

→その言葉を聞いた三木さんと和彦さんが、のぶくんのお顔をガン見。ガン見してくるベテラン2人に気付きながらも、のぶくんは全く視線を合わそうとしないでコメントを続けていました(笑)

のぶくん「あと、お札ですけど、どこかに売ったりとか、そういう事はしないでくださいね。思い出として大事にしてくれるとうれしいです。」

 

和彦さん「1年前に浩史から話をもらっていまして。浩史から、去年の朗読舞台に招待されて、見せてもらいまして。『どんな役でもやろう!』と思っていました。……詐欺師でした。」→この流れには会場爆笑

 

三木さん「単純にチーム毎の演技の違いだけを見るんじゃなくて、どうしてその演技になったのか、役者各々がどう解釈した結果、どうしてそういう違いが出たのかを考察しながら楽しむっていうのも良いと思います。」

 

神谷さん「和彦さんには1年以上前から声をかけていました。僕が『実はですね、和彦さんに一つ、僕からお願いがありまして。和彦さんに是非とも出て頂きたい舞台がありまして。気に入らなかったら断って貰って全然かまわないのですけど。その舞台のチケットが手元にありますので、まずはそちらを見て頂いて、来年舞台に出て頂けるかどうかのご返答を貰えたらと思いますので。』と話している途中で、『おッ、いいよー!』と返事をくださって凄く有難かったです。和彦さんには表面的には穏やかでも、裏が全く読めないような役がすごく似合うだろうな、粋な詐欺師の役なんかをやって頂けたら絶対にカッコイイだろうなと思って。リーライが始まった当初は空席もありましたが、今日のこの昼公演だけでも一万数千の応募があったと聞いています。つまり、この場におられる皆様はプレミアムチケットを取ったと思っていただいて良いと思います。この事(※会場のキャパに対して、応募が多すぎて全く釣り合っていない事)におきましては、来年以降は何らかの形で対応していきたいと考えておりますので、どうかお待ちいただきたいです。毎年AチームBチームに分かれてやっていますが、リーライ自体に正解は無いのだと思います。それを見た1人1人のお客さんが見て感じてくれたことが、その時のリーライの物語になるのだと思います。あとね!言っておくけど、そのお札はゴミだからね!!……ええっと、何ていうんだっけ。映画館のアレ……あの……。(※急にグダグダしてしまった神谷さん。他のキャストから「ライブビューイング」と教えられる)……ライビュ!この後も、夜公演のライブビューイングがありますので、もしお時間と映画館の空きがあれば見て行ってもらえたらなと思います。都内の方はもう難しいかもしれませんが……。ああ、駄目だなぁ(笑)気が抜けてしまった(笑)三木さんにも和彦さんにも出て頂けて、お客さんもこんなに来て頂けて嬉しいです。来年もこの幸せを噛みしめたいので、また足を運んでいただけたら幸いです。」

 

三木さんだけ、AI(※カメラ)に投げキッスをしていなかったので、この場で投げキッスをさせられていました(笑)三木さんにそんな要求をするなんて、和彦さんしか出来ないキラーパスww

和彦さんが投げキッス要求された時は、のぶくんと良平さんのガルスマコンビが声を揃えて「シーラカワ!シーラカワ!」と音頭を取って、2人でわちゃわちゃと反応して床に転がったりしていたのね。

それと同じ感じで、「くーろべ!くーろべ!」と音頭を取り出していました(笑)のぶくんが「和彦さん!?流石っす!俺には出来ないことをやってのける!!」と褒めたたえていました。

 

盛り上がる会場に対して、ちょっと焦った三木さんが「待って!……AIはちょっと、調子乗り過ぎ!」と窘められました。何と言うか、三木さんに窘められるのは、ある種のご褒美。

 

頑張って役を崩さないようにして、カメラに投げキッスをしてくれた三木さんありがとうございました。三木さんに大した理由も無く、投げキッスをさせる舞台って凄い。

 

今回のリーライ、とっても楽しかったです!ストーリーが私好みでした。

Bチームの面子が発表された時に『倍率の高さは目に見えているけれど、これは絶対に行きたい』と結構頑張ってみたのですが、今回は残念ながら本会場のチケットとは縁が無かったようで。出来る限りの手は尽くしたんで後悔は無いです。

ライビュ参加なので、公演内容が書かれたフライヤーの配布は無し。良くも悪くも、事前知識ゼロの状態でした。数日後、キラミューン公式からフライヤーの内容配布がありましたね。リーライ始まって、はじめての試みで、すごく良いと思います。諸々を転売させないようにするなら、運営側もその対策をとるべきと思うもの。

一番家から近かった渋谷のライビュで見たのですが、大体8~9割くらいは席が埋まっていましたね。昼公演の当日券の発売は無かったので、完売していたようです。

倍率問題については、難しいところですね。

ただ、単純に来年がどういう形になるのか楽しみです。

 

 あと、個人的には、最後の挨拶でのぶくんが転売禁止について触れてくれていたり、良平さんがネタバレ禁止係になってくれていたのが嬉しかった。いつも神谷さんが代表で言わないといけない感じになってたじゃん。別に神谷さんの役割じゃないのに、あの性格だから、お客さんと周囲に気を遣って絶対言うじゃん。神谷さんの負担を配慮してくれたガルスマコンビありがとう。

 

リーライ 感想レポ⑤

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュにて

 

【青柳とシラサワの会話】

いよいよ、偽カジノ作戦が決行される前日。神妙な顔つきで1人きりでシラサワの元を訪れた青柳。そんな彼に「不安なんだろう?」と見透かしたように声をかけるシラサワ。

「黒部の事が憎くてしょうがない」と心のうちを吐露する青柳の悲痛な声。

実は、青柳が以前愛していた女性が黒部に殺されていたことが判明。青柳の恋人はジャーナリストであった為、危険な情報に触れてしまったが故に殺されたというのだ。黒部とのやり取りの時のあの憎しみの表情が仲間を殺された事によるものだけでなかったことがここで分かります。

「国家レベルで物事が動いていた。お前の彼女に対して直接手を下したのは黒部だが、奴に殺す指示をしたのはもっと大きなものだ。あの中で、彼女の死は小さなことなんだよ。」と淡々と話すシラサワに対し、青柳は溢れる激情を堪えることが出来なかった。

「頭では理解しているんです!彼女の死は物事全体から見たら取るに足らないことだって!でも、奴に対するこの憎悪の気持ちを抑えることは出来ない……!」と顔を歪ませます。

そんな青柳を見て、シラサワは「弟子をとらない主義の俺が、何故お前だけを弟子にとったのか。それが分かるか?」と言葉を投げかける。そして続けざまにこう言った。

「それはな、お前みたいな奴の方がコントロールしやすいからだよ。」

 

照明が暗くなり、場面展開する。

(このシーンの緊迫感と、和彦さん演じるシラサワの圧倒的なボス感がやばかった。「お前みたいな奴の方がコントロールしやすいからだよ」の台詞に気圧された。唯一の愛弟子に向かってそれを言うか??!過去が明かされることで、神谷さん演じる青柳の黒部に対する憎悪の気持ちの理解が出来た。あと、青柳が神谷さんっぽいキャラだなとしみじみ思った。表面上の印象はクールなのに、内面は誰よりも情に厚い男。)

 

赤井(※江口くん)と黄金崎(のぶくん)がステージに登場。

「そういえば、赤井さんはなんでカラーズに入ったんです?僕は前の勤め先から逃亡生活していたのを青柳さんに拾ってもらってその流れで参入しましたが。」と自らの加入のエピソードを話す。

それに対して、「以前、俺が務めていた病院に女性が運び込まれて死んだ。青柳の恋人だった。そこから接点が出来たな。」と答える赤井。そして、こう続けました。

「青柳はどうでもいいが、問題はシラサワだ。俺は主冶医ではないから、奴に対して検査はしていない。あのシラサワの末期ガンという話が本当なのかどうかもわからんな。」

 

「シラサワさんの事を疑っているんですか。……赤井さん、もしかして、この案件を降りる気ですか?」と、シリアスな空気の中で不安げに尋ねる黄金崎。

そんな黄金崎の言葉に対して、赤井は淡々とした口調でこう返しました。

「さて、どうだろうな。」

 

(赤井が降りるかもしれない説がまた浮上。お前、やりだした事は最後までやり切る姿勢を見せておこうよ……!!思わせぶりな台詞を言い残して去るんじゃないよ!!あとあと、「医者である赤井もシラサワのガンに対して疑っているんじゃん!!黒確定じゃん!!」って、心の中で盛大にツッコミいれたよね。赤井と青柳の組み合わせはお互いにツンケンしている感じだけれど、赤井と黄金崎の組み合わせは見ていて安心する。黄金崎は誰に対してもあんまり変わらない印象だけれど、赤井は黄金崎に対しては割と柔らかめな対応しているなと感じました。)

 

【偽カジノに黒部を招待】

偽カジノにて待機していた黄金崎は隣にいる緑川に話しかけます。

「この場所は、案内役の青柳さんでも、手元の地図が無ければ辿りつけないくらいに入り組んでいる通路になっています。青柳さんの案内があるとは言え、念のために通路のいくつかの場所にGPSを仕込んでみました。黒部のGPSと照らし合わせて、ちゃんと通過したのかを確認出来るようになっています。……どうやら、無事に通過したようですね。」

迷路のように入り組んだ地下道を青柳に案内され、黒部は偽カジノに到着します。

 

シラサワは相変わらず体調が良くない様子で、遅れてやってきます。心配する青柳と他メンバーに対して、「詐欺やっている時に死んだら、それはもう本望だ。」と言い切ります。

 

「人が全くいないようだが?」と怪しむ黒部に対して、「私の人望もここまでってやつですよ。今の私を祝ってくれるやつなんざ来なかったのさ。」と寂しげに吐き捨てるシラサワ。

 

黒部とシラサワの対決が始まる。

シラサワから指定されたのは、カードゲーム。「おいおい、俺はカードは苦手なんだ。」と零す黒部に対して、「なになに。子供でも出来る簡単なルールのものにしますから」と押し通すシラサワ。

両者ともに、このゲームで賭ける金額は1千万円。本来は10回勝負だったところを、黒部の提案で1回勝負にすることに。その1回勝負に負けたら1千万円を勝者に渡すと言うのだ。

ルールは相手よりも大きい数字のカードを出した方の勝ちと言うシンプルなもの。ゲームの結果はシラサワの勝利。負けた黒部は一千万を口座に振り込む約束を守ります。

そうすると、どこからか警察のパトカーのサイレン音が聞こえてきます。

 

「ははは!お前たちは騙されたんだ!俺はこの金を持って逃げるぜ!あばよ!!」とシラサワの声が響き渡ります。

「あいつ、俺たちを裏切りやがった!」「どうする!?このままでは警察に捕まってしまう!」と、一気に浮き足だすカラーズ。自分自身も混乱しつつも、どうやら目の前の連中が仲間割れしたようだと察する黒部。

 

そんな黒部に必死の形相で青柳と赤井と黄金崎の3人が食いつく。

「お願いだ!どうか、あなたは警察の調査でここに来たと言って自身の潔白を示してくれ!そして俺たちの事も逃がしてくれ!金ならある!!お願いだ!」

この時に赤井が提示した額も高額だったが、それが霞むくらいの高額の金額を、緑川が提示する。

「お前、勝手にそんな金額を…!!」と非難の目を向ける赤井だったが、「助からなければ、金には何の意味もない」とバッサリ切り捨てる緑川。

 

4人の必死の交渉で、見逃してあげることを了承する黒部。

「あんたの口座を教えてくれ。そこに振り込む。」と言われ、黒部が口座を教えます。彼らが偽カジノを出ると、そこには多くの人で埋め尽くされた会場がありました。

 

「ここはなんなんだ?!この大勢の人はなぜこんなところにいる!」と混乱する黒部に対して、落ち着き払った様子の緑川が静かにこう言います。

「彼女達は俺が手紙を書いてここに集めました。みんな、あなたに騙されてお金を奪われた人です。彼女たちには、証人になってもらう!」

 

緑川が「ルーボスイナ!」と唱えると、『ドリームキャッチャー』が発動。

黒部が騙して取ったお金が、口座内の全額が、見る見るうちに無くなっていきます。

 

そして、私が見ているライビュのモニターには、会場にいるお客さん達が映し出されます。彼女達は一斉に上を見上げ、落下してくる何かを掴みとっています。その客席の映像に対して、いくつもの金額が合成されて表示されます。

 

客席の頭上から大量に舞い落ちてくる落下物は、お札(※玩具)でした。

 

「ちなみに、念の為にカメラもつけてあります!全国でもこの様子は流れているんですよ♪」とライビュのカメラに対してアピールしてくれる黄金崎。

 

茫然とする黒部。

そんな黒部に対して、「騙される側の気持ちはどうだ?」とカラーズは声をかけるのであった。

 

(どうやら、最初の場面で緑川が手紙を書いていた相手は、この会場に来ているお客さん宛てだったのです。ここの展開はもうめっちゃ熱くなった!突然のシラサワの裏切りと見せかけて、黒部の思考能力を削り、自分達は弱い存在だと油断させてからの、詐欺。華麗な流れの詐欺で、見ていてすごくドキドキしたわ。会場の客を話の流れにうまく取り込んだのも素晴らしかったし、落下物のお金を必死に掴む客を映すことにより、映像的にもよく出来ていた。)

 

囚われた黒部に対して、「数年前、お前が殺した女ジャーナリストの事は覚えているか?俺の大切な人だった。」と尋ねる青柳。「女ジャーナリスト?誰の事だ。何人も殺しているから覚えていないよ。」と答える黒部。

それを聞いた瞬間に青柳の顔は憎悪と怒りに染まり、叫びながら、銃を黒部の脳天に突きつける。今にも引き金を引きそうな青柳を止める為に赤井が飛びだし、青柳を後ろから羽交い絞めにする。「青柳……!やめろ、やめるんだ……!」と、悲痛な声で止めにかかる。「大切な人を奪われた気持ちが、分かるのか!?お前に分かるのかッ!?」と叫んだ青柳であったが、張りつめたような一瞬の逡巡ののちに銃を構えていた手を振りおろす。

 

青柳は、引き金を引かなかった。

 

(もう何万回も言われている事だろうけど、黒部に銃を構えた時の神谷さんの演技がすっごいよかった。鬼気迫っていた。)

 

つづく

岡本信彦リリイベ握手会 感想レポ

岡本信彦 5thミニアルバム『Braverthday』発売記念イベント

2018.11.03 アニメイト横浜にて

 

のぶくんのリリイベに行ってきましたー!

リーライレポ途中ですが、リリイベレポ挟んじゃいます。

 

《リリイベ前》

16時30分に集合って書いてあったものだから、(メイトの入り口にいればいいのかな?)と待っていたのですが、待てど暮らせど何も無く。(どこに、列があるのだろう…)と不安丸出しの顔をしていたら、ずっと私の隣にいたチョコクロスをつけた可愛らしい女の子が声をかけてくれました。その子とお喋りしつつ、無事に入場列(長い階段)に並ぶことが出来ました。女の子よ、ありがとう。のぶくんグッズを身につけていなくても私がリリイベ参加者だと判別してくれて。まあ、ずっと所在なさげに時間を気にしている奴がいたら察するか。

 

身分証の確認、かなりしっかりやっていて、このくらい本人確認をちゃんとやるんだったら不正や転売は難しいなと思った。私と席番号がそこそこ近い高校生の女の子が本人確認が出来るものを持参していないことで弾かれてしまっていたのが見ているこちらも少しブルーになっちゃうくらいに不憫だった。

 

のぶくんの誕生日が近かったのもあってか、プレゼントボックスはプレゼントでいっぱいでした。毎回めちゃめちゃ気になるんだけど、みんなあの袋の中には何をいれているの……。推しへのプレゼントってめちゃくちゃチョイスが難しくない???

 

トーク

青いカーテンの裏からのぶくん登場。拍手で迎えいれられます。

 

「まずは、リーディングライブの振り返りをしましょうかね。この中でリーライに来た方います?ライビュビューイングの方は?(※この2つの質問で大半の客が手を上げる)来なかった方は?(※少数名が手を上げる)。なるほどー。次回ね、機会あれば是非行ってもらいたいです!去年のリーライも凄かったんですけど、今年のリーライはベテランの力を見せつけられましたね!もう凄かった!僕が60歳超えたらああいう貫禄が出るのかなぁ。出せるかなぁ??」と苦笑しながら、リーライの振り返りをしてくれました。

 

(リーライの事に触れてくれて嬉しい!やっぱりリーライのこと、握手の時に言おうかな……。そして、60歳ののぶくんが想像できない。想像してみたけれど、違和感が凄い。)

 

「最近の声優の仕事ってマルチですからね。何でもしますから。『海外旅行ばっか行ってんじゃねーよ』って怒られちゃいますね。まあ、それは僕のことなんですけど(笑)神谷さんに怒られました(笑)そう、神谷さんにね!「一緒に旅行行きましょう」って言ってるんでけどなかなか落ちてくれなくて!(笑)「ぁあん?!」って言われちゃうんですよねぇ。いつか、口説き落としたいと思います!」

 

(この間の『岡本信彦のずっと僕のターン!!』で言っていたやつ!!やっぱり神谷さんだったんだwwこんな言い方するのは神谷さんだろうなと思っていたし、握手の時にツッコもうと思っていた話がこの時点で聞けて嬉しい。)

 

その後、本題の今回の曲について話してくれました。

今回作曲はのぶくんの希望で、6曲中4曲を「ボス戦イメージで作ってください」と発注したとのこと。「つまり、今回のアルバムの三分の二はボス戦です(笑)『風語り』と『跳ぶために』以外は全部ボス戦です!でも上がってきた曲は、みんな違う系統で!ボス戦にも色々なボス戦があるなと思いましたね!」と話すのぶくん。

超有名ゲームの作曲家さん達による楽曲提供というところが今回のミニアルバムの最大の強みにして特徴。だから、曲の事を話す時に、最初に必ずお一人お一人の作曲家さんに敬意を払って丁寧に紹介してくれていました。ここでは省きます。

 

冒険者』について

→「戦っている最中にかかっても良い感じの曲だし、始まりや決意の時にかかってもいい曲ですよね。僕、歌詞を書く時って大抵が電車の中なんですけど。曲を頂いて、歌詞をそこに当て嵌めていくんですね。そう、僕の書く歌詞って傾向がありまして。あ、これは自分で勝手に統計とったんですけど(笑)●●●(※記憶不確か)が多いんですよー。」

「僕ね、裏拍がなかなかとれなくて!理論上は『リズムが〇〇の場合、裏拍は〇〇になる』ってわかるし、理屈では頭の中でしっかり理解しているんだけど、実際にやってみると難しくて!」

 

『次は君が主役の番だ』

→「『僕は歌があんまり得意じゃないので、難しくないのでお願いします。』ってお願いしました。だから繰り返し「さぁ来いよ」っていう同じフレーズが入っているんです。」

「この曲には、次の人に繋げる意味合いのフレーズを入れています。それこそ、オールマイトのように!」

 

『風語り』

→「ボス戦ばかりなので、フィールドを歩いている時にかかる曲のようにしてくださいって発注かけました(笑)ライブでの演出はどうなるんでしょうかね。歩くんですかね?」

「サビっていうサビが無いというか、そこが異国情緒あふれる曲調という感じもありますよね。」

 

『刹那』

→「90年代のロックみたいな感じですよね」

「~~♪のところ、リズムと聞き取りやすさを考えてみると、『っ』を入れたらいいんじゃないかと思いまして!そこから『からっぽ』という単語が歌詞に入ったんです」

「3文字で良い感じのないかなーっと思って考えてて。最初は「だから」とかでもいいのかなと思ったんだけれど。カッコイイ感じでビシッと来る単語の方がいいかなって。そこで思い浮かんだんです。『刹那』(ドヤ顔)」

 

(ここでのドヤ顔超かわいかった。「刹那」って厨ニ頻出用語を使っちゃうところホント好き。)

 

『跳ぶために』

→「僕はみんなが知っての通り、ポジティブじゃないですか。ネガティブな思考がなかなか理解しにくくて。だからこの歌詞は『僕の想像』です。ネガティブ思考の声優さんとご飯して、沈んだ時のお話を聞いて、想像を膨らませました。『そこで、地獄だと思ったの?』『それで、どう感じたの?』『それをどう乗り越えたの?』『喉元過ぎれば~』とお話を聞きました。」

 

(個人的にはこの話で相当笑った。ハイパーポジティブ思考故の弊害だなぁと思って(笑)のぶくんの歌詞制作の為に沈んだ時の心の動きの話を披露してくれたネガティブ声優さんと真面目に聴取するのぶくんの図が、もうなんとも言えない絵図。)

 

『Braver』

→「最初の音が下からぬるっとあがる感じの曲だったので、濁音から始まったほうがニュアンスついて良さそうかなと思いまして。考えた結果、そうだ。『げ』から始まるようにしよう。って決めたんです。「限界超えて」の言葉はここからきています。」

「『これ、どこがサビ?全部サビっぽく聞こえる…。Cメロがサビかなと思っていたら2回しかCメロ無いしなぁ。じゃあBメロがサビ?』と奮闘しました(笑)」

 

 

《MVの話》

「茨城の奥地に早朝から行ってきました……。(笑)下水浄化センター。アンモニア臭がすごくて!ここで働いている人はすごいなぁと思いましたね。ダンサーさんも踊ると息がはぁはぁするじゃないですか。空気、吸いたくなかったでしょうね(笑)今回の撮影班ははじめて組ませてもらったんですけど、赤や緑のライトを入れることでああも雰囲気が出るのはすごいなとおもいましたね!」

 

「白の!エクステつけましたね!それを取るときに貴重な僕の髪がブチブチと抜けまして……。20本くらい……。本当は取りたくなかったんです。でもこのままエクステついて過ごしていたらおかしいじゃないですか(笑)髪ね。髪の色変えるなら若いうちにやっとくべきかなと思って!江口くんなんか色々変えているじゃないですか。僕が自分で似合うと思っているのは黒なんですけど。僕に似合いそうな髪色があれば握手の時に教えてください。ちなみにかなり若い時に茶髪にしていた時期があるんですけど、似合わなかったですね。眉毛が黒いから。眉毛まで染めないと違和感でちゃいますね。でも眉毛って染まりにくいんすよね……。」

 

《キラミューンの方向性の話》

「僕がキラミューンに参入した2011年の時は、まだ声優さんが大きな舞台で歌を歌うっていうのはどちらかといえばあまり無いことで。今では作品があって、それに応じて曲があって、それを大きな舞台で声優が歌うってのが割と多くなっているじゃないですか。そんな時代の中、キラミューンはどうなっていくのかって話をメンバーとするんですよ。歌うとか踊るとかもいいけれど、キラミューンって声優さんの集まりだから、やっぱり原点回帰して、歌うとかよりは地味かもしれないけれど『役者が演じる』ってところに重きを置きたいと考えているわけですよ……おかみは。だから、リーディングライブに重きを置いて、声優ならではのことをみんなに提供できたらなと思っているんです。おかみの意思はそこにあります(笑)あと、(※神谷さんは)今回のリーライでアソシエイトプロデューサーにもなったのでね。多くの人にリーライを見て欲しいって言っていました。」

 

(なんでおかみ呼びなのww神谷さんのことをおかみって呼ぶのやめれww)

 

《ウィークリー10位の話》

「ウィークリー10位、ありがとうございます!トップテンに入るのって相当久しぶりだよね。パレット以来なんじゃないかな?それにしても!!アンスタ!!凄いよね!売れまくっているね!このご時世で、アプリゲーで曲があんなに売れるのはすごい。最近だとピクマイも流行っているよね!うたプリの時も凄いなぁ思っていたけども!声優個人であんな数字を叩きだせるのはおかみくらいです!」

 

 

《グッズ話》

「グッズねー。意外なものが売れたりするんですよねー。逆に売れなかったものも!売れなかったものと言えば、スイカの香水!僕がよく使っている香水の成分と同じものを作ってもらったのに、全然違う薫りになるという(笑)同じ香りが出来ると思っていたから、『余ったらもらえる~』とか考えていたんだけど!調合師さんの微妙なさじ加減で変わっちゃうもんなんですよねきっと。ちなみに、この中でスイカの香水を買った人!わぁ、割と結構いる……!じゃあ、買わなかった人!ははは、素直でよろしい!!買わなかった人は何で買わなかったのか握手の時に理由を教えてね!ちなみにね、作って欲しいグッズも聞くからね!1回目はパスケースが多くて、2回目はハンドクリームが多かったよ。」

 

(あの時にスイカの香水を買わなかった勢としてはこのグッズ話を握手の時にすべき??グッズについては話すなんてことを全然考えて来なかったわ。)

 

《ツアー話》

ツアーの話の時に、「人が集まらないことでお馴染みの福岡公演!来てね!!めっちゃ、待ってる!!」と力強くのぶくんが言っていました。

宮城公演と千葉公演の無理ゲーな日程についても「日程を聞いた時は、正気の沙汰ではないと思ったよね!勿論、お客さん側も大変だけれど!」とも。「でも、こういうツアー日程をこなしたよっちんぱいせんという前例があるんだよね!ぱいせん、凄いよね!」

「僕、スタッフさんに『声優さんで握手会をこんなにやる人あんまりいないですよ。吉野さんくらいです。』って言われたんです。だから、よっちんさん改めて凄い。」

 

【握手会】

のぶくんが一旦退場して、握手に関する諸注意アナウンスがここでされたんだったかな。キャラ声を求めたり、握手以外の行為(頭なでなで)とか、名前を呼んでもらうとかはしないでくださいって内容でした。

 

再び登場するのぶくん。

「今回、450人だからね。楽勝ですよ。何とは言わないけど。この前に比べたらね。」という内容の事を言っていたのぶくん。声優が人間ドック受けられない話といい、のぶくんの発言から漂うブラックな薫りが凄い。

 

どれくらいの時間握手できるのか見ていたのですが、剥がされる時間、結構早い。話が一区切りつくまではスタッフの人に剥がされかけても、ギリギリまでのぶくんが手を握っていてくれている感じでした。もしくはお客さん側がのぶくんを離さなかったのかも?

今回のリリイベの一回におけるして客の人数は150人だったのですが、私はまさかの3回目140番台だったので、横浜リリイベ450人分の最後の10人に含まれていました。のぶくん視点だと、握手会のラストスパートですよ。

ファン一人ひとりに握手対応するのぶくんの事を長く見られたので、割と得な番号と言えたかも。

 

もちろん、握手する時に言うことは事前に考えてきました。しかし、思っていたよりも握手のスピードが速い。のぶくんにいっぱい話しかけているお客さんも多くいたんですが、もともと話すペースがゆっくりペースな私には同じ真似をするのは到底無理。考えてきた凡コメだと明らかに噛みまくって何も伝わらない未来が見えてきたので、急遽内容変更。のぶくんが先ほどのトークで「握手の時に話してね!」と言っていた事に対して何か答えられたらそれでいいわ、と。

のぶくんが「握手の時に話してね!」って言っていたこと《①今後のグッズ案、②今回のアルバムで一番好きな曲、③のぶくんに似合いそうな髪色、④何故、スイカの香水を買わなかったのかその理由と改善点》のいづれかを言うことにしようと決めました。

 

(髪色については論外かな。髪を大事にして欲しいから黒髪キープは絶対。曲は今回のは割とどれも好きなんだよね。断トツってものが無い。スイカの香水についてはコメントしにくい。グッズについて言おうかな……ツアー中のMCのネタにするんだろうし。のぶくんを前にしたら、まずは、こんにちはって挨拶して……)と必死に短い文章を脳内作成。

 

しかし。

 

私の前の番号の人を対応していたのぶくんがクルッと向きを変えて両手を伸ばしてこっち(のぶくんからすると、斜め右の方向)を向いてくれた瞬間に綺麗に吹っ飛んでしまって……。推しがこちらに向かって両手で出迎えてくれる体制なのってこんなに破壊力あるのかよってなったよね。

その後すぐに手をのぶくんの両手で包まれて、のぶくんが目の前にいて超近くでこっち見てることにとてもドキドキしてしまって、フリーズ不可避だった(笑)

 

フリーズしてしまった私とのぶくんが無言で見つめ合う1秒又は2秒がすごく長い時間に感じました(笑)のぶくんがちょっとだけ困った顔になったのを見て我に返って、フリーズした時間が解かれたけど。フリーズといっても言葉が口から出て来なかっただけで、思考自体は割といつも通りに動いていました。

 

近くで見たら過労でお肌がかなり荒れていたりするのかなと思っていたけれど、思っていたよりは肌荒れしてないんだなとか、のぶくんって小さいイメージが強いけど、こうやってすぐ傍で握手してみたら、日本女性の平均値である身長の私がちょっと見上げないといけない位の身長差があるんだなぁだとか、見上げると照明がまあまあ眩しいなとか、そこまで手の体温は高くなくて、でもほんわり温かい感じだなとか、手荒れしてないんだな、すべすべして柔らかいなとか、肉があまりついていない薄い手だなとか、思っていたよりも手が大きめだから私の手のサイズだと楽に包みこめちゃうんだなとか、こちらの手を両手でやんわりと包み込む感じで、所謂、手をぎゅっと握るって感じではないんだな……って事を、のぶくんをガン見しながら思っていました。

 

 

私「のぶくん。グッズの話なんですが、ゆたんぽがいいです」

のぶ「ゆたんぽ?(きょとん顔)」

私「はい」

(のぶくん、きょとんとした顔してる!可愛い!!)

 

のぶ「…………。(こちらへの視線を一瞬逸らして考える顔になる)」

(返答を考えているお顔もかわいい。サラッと流されるのかなと思っていたけどそうじゃないのかな?グッズ案についてはあんまりみんな握手で話してなかったのかな?場違いの事言っちゃった?当初の「応援していますよ」系の凡コメにしといた方が良かった?視線逸らしてくれるとガン見がしやすいな)

 

のぶ「ホカロンでもいいですか?(ジッと視線が合う)」

私「有りです」

(まあ、使い捨てカイロか湯たんぽのどっちを言おうか私も逡巡したしね。寒い時期は女の子は身体が冷えちゃうから温かい系グッズ欲しかったの。)

 

→「時間でーす」とスタッフさんに剥がされる。

 

剥がしの役の人に身体を移動させられる時にのぶくんが包んでくれていた手がすぐにはずれることが出来なくて(私が、のぶくんのお手手を引っ張ってしまっている?!)と、内心一番すっごく焦った。でも、のちにあれは単純にのぶくんがしっかりお手手サンド(?)してくれたからでは?と楽観的に解釈することにしました。

 

剥がされ際に、「大好きです」って言い残していったけど、聞こえていたのかどうか。予想していたけれど、手紙では簡単に言える言葉が実際に口に出すのは恥ずかしくて、「大好きです」の言葉の時は本人の顔が見る事が出来ないという残念な結果に……。まあ、グッズ話の時は思いっきりガン見して話せたから良し。前後の挨拶をすっかり忘れてしまっていたけどね!まぁ、初めての接近戦だと考えたら我ながらよくぞ健闘したと思う。緊張のあまり涙目で最初から取り乱すメンヘラパターンも、何も言えないまま回転寿司のように通過して終わるパターンも想像していたからね!

 

握手会の余韻で、会場でてすぐの廊下をフワフワ歩いていたら、アニメイトの店員のおじさんにやたら優しく微笑まれながら見送られました。

 

入場の時に話しかけてくれたチョコクロスの女の子とは整理番号的に結構な差があったからもう会えないんだろうなと思っていたら、私の事を待っていてくれたみたいでその後合流する事が出来ました。ありがたいね!うれしみ!

さてさて、1月からスタートするのぶくんのツアーが楽しみだなー!

リーライ 感想レポ④

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュにて

 

【偽カジノへご招待】

偽カジノの準備は整い、後は黒部を待つばかりとなった。しかし、シラサワがなかなか来ない。黄金崎曰く、「今日は体調がよくないみたいです。でも、医者の赤井さんがついてくれていますから大丈夫ですよ。」とのこと。シラサワの身体を心配した青柳が表情を曇らせていると、遅れてシラサワと赤井が到着する。青柳が赤井にシロサワの体調の事を尋ねると、彼からかえってきたのは曖昧な返事。青柳と目線を合わそうともしない。

シラサワは、具合が良くなさそうな様子。それでも「なんとか、大丈夫だ……。詐欺をしている最中に死ぬなら本望ってもんだ。」と言い切ります。いつもの車椅子姿ではなく、普通に立って黒部をお出迎え。

 

偽カジノにやってきた黒部。偽のオーナー(シラサワ)と対面し、大好きなルーレットで遊び始めます。アタリが続いて好調な黒部。しかし、バックヤードがなにやら騒がしい。騒ぎの元は、声を荒げて暴力を振るう演技をする緑川と、殴られて半殺しにされる演技をする青柳の声でした。

あまりに大騒ぎをしているので、黒部が、思わず近くにいた店の者(赤井)に「大丈夫なのか?」と声をかけます。それに対して赤井は「大丈夫です。お客様には関係の無い事なので、どうぞルーレットをお楽しみください。」とあっさり返す。

青柳の叫び声と殴打音が聞こえてきて、再び「本当に、大丈夫なのか?」と念を押す黒部。それに対しても、先ほどと全く同じ返答をする赤井。

 

「気分が悪くなった。帰る。」と黒部はゲームをやめて、帰ろうとします。

それがバックヤードで騒いでいた2人に伝わり、血糊がついた青柳がそれに合わせて店を出ていきます。出て行こうとする直前に緑川が「もっと血糊足しておきましょう!」と言い、青柳が「え、そんなところにも??」と吃驚したところで舞台は暗転しました。

 

(三木さんの「本当に大丈夫か?」には笑った。それくらい、神谷さんと良平さんが大騒ぎしてた(笑)あんな大騒ぎしている店で楽しく遊べないって(笑)そして、緑川くんが血糊をどこに足したのかが気になる。)

 

【青柳による黒部への接触

店を出た黒部が見つけたのは、血を流している(※血糊)青柳の姿。

「クソ!ヤジマの奴、許さねえ……。」と悔しがっている青柳に、思わず声をかけてしまいます。こうして偶然を装って、黒部に近づく青柳。

 

二人はジャングルジムのような大道具に腰かけ、お互いの顔が対面にならないように座る。

 

青柳が黒部に相談したのは、『ルーレットを裏で弄ってインチキをしていたのは自分。ヤジマはそのインチキで客に勝たせ過ぎると暴力で制裁を与えてくる。ヤジマには既に人望が無い。ヤジマを裏切ってやろうと考えている。俺がカジノ業界を仕切ってやるんだ!その為に刑事さん、あんたの力を貸して欲しい。』という内容のものであった。

 

「ここで刑事と呼ぶのはよせ!」と怒るも、青柳の迫真の演技を見て信用し始める黒部。そして、「俺は弱いものが強いものに食べられる様を見るのが大好きなんだ。金という力を使って、弱者を貶めることに快楽を感じる。肉食動物が弱い草食動物を殺す様を見ると、思わず恍惚としてしまうのさ。弱いモノが無力に死んでいくのを見るのがこの上なく好きなんだ。」とウットリした様子で語る。

 

その言葉を聞いた青柳は、黒部からは見えない角度で、表情を変える。

それは、暗い憎しみの表情だった。

 

青柳の相槌が無い事に疑問をもった黒部が、青柳に声をかける。すると、青柳はハッとしたように演技を始め、ヘラヘラと笑って黒部の機嫌をとるのだった。「こういう人の方が信用できる!」と悪い笑顔を浮かべた青柳は更に話を続ける。

 

「ボスのヤジマには、隠し口座があります。その口座には多額の金があると言われていて、俺はその口座を狙おうと考えているんですよ。ヤジマは新しいカジノを開くと必ずその来場者と大金をかけたゲームをするんです。その勝負でヤジマに負けた来場者は、その隠し口座に金を振り込む事になっています。黒部さん、あなたにはこの勝負で負けて頂きたい。」

 

「もし俺が勝ったらどうするんだ?」と黒部が尋ねると、「それは有りません。何故ならいつも俺が裏でイカサマをしているんでね。ヤジマは必ず勝つようにしています。」と悪びれなく答えます。

 

「それで?隠し口座の番号を知ったところでどうするんだ?」と当たり前の疑問を投げかけると、青柳はニヤリと笑ってこう言います。

「『ドリームキャッチャー』って知ってます?それを使うんですよ。」

その言葉に驚きを隠せない様子の黒部。「そんな夢物語の代物があるとは思えんな。」と一度は否定します。

「そう思うでしょう?でもね、先日、とある詐欺集団のところにあったのを見つけたんです。俺も最初は信じられなかったんですが。棚ボタってやつですね。」と嬉しそうにする青柳。「まあ、ドリームキャッチャーの事を信じられないのでしたらそれで構いません。他をあたるまでです。」とアッサリ引き下がろうとする青柳でしたが、慌てた黒部がそれを止めます。

 

「待ってくれ。協力しよう。」

 

(この場面でのジャングルジム擬きでの三木さんと神谷さんの演技がめちゃ良かった。三木さんの「弱いものが~」の台詞の時、マジでゾクゾクした。それを受けての、神谷さんの憎悪の顔が本当に役とシンクロしていた。そういえば、緑川がカラーズに参入した場面辺りから大道具でジャングルジム擬きが使われていたんですけど書きもらしていました。あのジャングルジムは良きアングルからスーツ姿が堪能出来て素晴らしいものでした。特に、神谷さんのスーツ姿がはちゃめちゃによかった。神谷ファンみんなが言っていることだと思うのだけれど、私も言っちゃう。すごく、、、あのジャングルジムでの体のラインが良きでした、、、。えっちでした、、、)

 

【お遊びタイム】

黒部を信じさせたところで、偽会員制クラブ「クラブ22」の準備が整ってきます。順調に物事が進んで行って、和やかな雰囲気のカラーズのメンバー。

 

「(黒部を騙す為の)緑川くんの演技も良かったよ。」と青柳がにこやかに声をかけると、「ええ~!アカデミー賞ものですかぁ?!」と調子に乗る緑川くん。本当は他の詐欺メンバーに比べたら上手な演技ではなかったけれど(笑)可愛い(笑)

それに対して、困った感じで「……あ、うん。」と言ってくれる青柳の優しみ。

 

黄金崎がライビュのカメラにぐんぐん近寄って来て、「監視カメラも設置したんです!実はAIも搭載してるんですよ!きっとこの様子を日本中から見てると思います!」とライビュ組にサービス。もうね、口調や振る舞いが黄金崎じゃなくて、ただののぶくん(笑)カメラにガッツリ近寄っていてかわいいね、ありがとう(笑)

 

物語は一時お休みして、暫しのお遊びタイムです。

 

お遊びタイムでは、のぶくんがその場を仕切る役割を振られていたようでした。神谷さんはライビュのカメラからは遠い場所にいて、そっぽを向いています(笑)

「青柳さん(神谷さん)!?大丈夫?怒ってない??」とそれに食い付いていくのぶくんでしたが、神谷さんから「好きにしろ。」とだけ言われ、続行します。ここの時に良平さんが「『好きにしろ』だってさ!」とすぐに言ってたのが、ガルスタコンビの協力体制バッチリだなぁと(笑)

 

「じゃあ、まずは緑川くん(良平さん)!みんなが求めている事をやってみてね!」とのぶくんが振ると、「みんながひろし(※神谷さん)に求めていることをやればいいってことでしょ?みんなはどんなひろしが見たいー??!」と盛り上げます。さすが手慣れている。

 

その言葉を聞いて、苦虫を潰したような顔をした神谷さんもチラッと映ってぷりちーでした。

 

「みんながひろしに求めていること……俺にもダメージがくることなのでは……」と言いながらも、お客さんとのぶくんに促され、ライビュのカメラに向かって投げキッスをします。大歓声が起きる会場と、のぶくんに向かってハグを求める良平さん。のぶくんも手を広げて待っていて2人揃ってハグしたまま床に座り込みます。もう~~!!ガルスタコンビ~~!!安定の仲良し組~~!!

 

ガルスタ組の仲良しに会場のザワザワが収まり切らぬ間に、江口くんが赤井さんのキャラを保ったまま「俺はこういうのは好かん」とクールに低音ボイスで言ってからライビュのカメラに投げチューしていきました。畳み掛けるようにきたね。

 

床から起き上がったのぶくんがライビュカメラに自分もそろそろ投げチューしようとした瞬間。後方から神谷さんが走ってきて、のぶくんの左頬にキスをするフリをして画面からどかします。いやーーーーー、、、目を疑ったよね。

どかしてからの、ライビュへの投げキッスでした。神谷さんの投げキッスは見慣れていると思っていたけれど、まさかこんなパターンがあるなんで、、、、。左頬を押さえながら床に座り込んでいるのぶくんの驚愕した顔の可愛さな。「神谷さん?!」って吃驚しながら見上げてたの可愛すぎやろ。

その後、起き上がってのぶくんも投げキッスしてくれました。個人的な感想としては、キュートというよりもセクシーがやや勝る投げチューでした。

 

ラストは車椅子に乗っている為、その場から動けなかった和彦さん。和彦さんも江口くんと同じく、役を崩さないで投げキッス対応してくれました。

和彦さんに振られた時に、後ろの方で神谷さんがめっちゃ笑っているのがめちゃめちゃ可愛かった。ちょうど全身映る距離感だったので、身体を曲げてめっちゃ楽しそうに笑っている神谷さんが見れて日頃の疲れが浄化されていくのを感じた。はぁーーー、、、推しかわいい。

 

つづく

リーライ 感想レポ③

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュにて

 

(黄金崎との2人での会話辺りから、緑川くんのキャラが計算高くなっているなぁと感じた。シラサワとのやり取りをしている時の緑川くんからは当初の気弱そうな印象は受けなかったし。もしかしたら、本来の緑川はこういうタイプなのかもしれないなと思った。それまでは、友人の突然の死で気が動転してしまっていたのかなと。ただ、罪を犯してしまったが故に、もう表世界で生きていけないから詐欺集団に仲間入りをするというのは思い切りが良過ぎる(笑)思い切りが良いキャラは好きなので、この辺で緑川くんに対する好感度上がった(笑)緑川くんのカラーズ参入の時に「自分のせいで、お金を黒部に盗まれてしまった人達へ、お金を返してあげたい」というような事も言っていたけれど、この段階ではそれにはあまりピンとこないまま何となく聞いてしまっていた。カラーズに入ったのは、復讐が主な理由でしょ?って……。)

 

【闇カジノ】

1ヶ月後。

黄金崎(のぶくん)は、最近の黒部の行動データを、カラーズ一同に発表。

「顧客からせしめた金を黒部がどう使っているのか調べてみたんです。GPS機能を利用して、彼が行き来している場所と、顧客の金を使った場所の統計を出してみた。すると、とある雑居ビルで多額の金を使っている事が分かってね?なんの変哲もなく、商業施設もない雑居ビルで多額のお金を使うというのは何を意味してると思う?」

 

その問いかけには、青柳(神谷さん)が答える。

「奴には物欲が無い。靴を見れば分かる。物欲が無いやつが大金を使うとなれば、やることは一つ。……ギャンブルだ。恐らく奴が通っているのは、闇カジノだろう。」

 

その青柳の答えに対してニッコリと微笑んで、「僕もそう思います♪黒部の裏の顔がギャンブル狂だとするなら、闇カジノ界隈に探りを入れるのもありだと思います!」と首肯する黄金崎。「もしよかったら、僕のお金を持っていって、闇カジノで換金してください。このお金にはGPSがついています。闇カジノでは現金でのやり取りが多い。このお金がその後どう動くかを見れば、この闇カジノの金の流れが分かるかもしれません。」と青柳にお金を託します。

 

まずは、赤井(江口くん)と青柳がその雑居ビルに潜入してみる事になりました。

彼らの予想通り、その雑居ビルでは闇カジノが行なわれていた。カジノで黄金崎の金を換金した青柳は早々に退散しようとします。しかし、「すぐに出ていったら怪しまれる。一回くらいやっていこう。」と赤井がその場に留まろうとします。それに対して青柳は「リーダーである俺の言う事が聞けないのか!」と小声で攻防するも、赤井は聴く耳持たず。

 

そんな最中、黄金崎から連絡が入ります。

「マズイです!黒部がそっちに向かっています!引き返してきてください!」

 

黄金崎の言葉を聞いて、早くこの場から退散しなければならないと焦る青柳。「こちら側の顔がバレるのは避けたい!早く行くぞ!」と促すも、赤井は「どうせ来るのなら、あいつの遊び方を知る事が出来るチャンスだろう。敵を知るのは必要だ。」と好戦的。

2人が小声でそんな攻防を繰り広げていると、その場に到着した黒部の声が闇カジノ会場に大きく響き渡る。

 

「警察だ!!動くな!従業員はこっちに並べ!客はそのまま座れ!」

 

なんと、黒部は個人的に闇カジノで遊びにきた訳ではなく、警察側としてその場に来たのであった。一気にピンチに陥る青柳と赤井。

「僕、なんとかして見せます!」と黄金崎の声がして3秒後、赤いライトでその場が真っ赤に染まり、大きな警戒音が響き渡ります。すぐに真っ暗に暗転する会場。

「ビルの防災システムを弄る事が出来ました!この隙に2人とも逃げてください!」という黄金崎の声に促され、2人はその場から逃亡して事なきを得ました。

 

なんとか無事にアジトに帰る事が出来た青柳と赤井。

黄金崎は「すみませぇん……。まさか、刑事側で闇カジノをしょっ引きに来るとは思っていなかった……。」とションボリした様子。また、青柳はリーダーである自分の指示を赤井が無視した事を怒っていた。青柳に対しては謝らないが、気まずそうな表情の赤井。

 

「あの後に調べてみたんですけど、黒部は先日、ここの闇カジノで大損したみたいなんです。今回来たのはその腹いせなのかもしれません。」と黄金崎。

 

そんな最中、黄金崎のGPS入り現金が動きを見せる。警察側に押収されたはずのお金は黒部とともに移動しているというのだ。どうやら、黒部は闇カジノから押収した金を懐に入れた様子。黒部の表向きの顔は親切な警察官。裏の顔は盗んだ金で遊ぶギャンブル狂。カラーズは黒部のその性質を利用して、今度こそ奴に一泡吹かせてやろうと次の計画を立てることになりました。

 

(物欲が無い奴が大金を注ぎ込んでいるとなったら、一体何に使っているのか分からないものだと思うのですが。それに対して青柳さんは即答だったので吃驚した。靴を見ればその人が分かるというのは、何となく私にも分かるのですが……。あと、黄金崎の有能さととても素直なところが可愛い。青柳さんのキャラは、話が進む程に神谷さん味(?)が強いなと。好きです。)

 

【タイムカプセルに入った手紙】

※個人的にはかなり印象的な場面だったのに、緑川がカラーズに参入する直前だったのか、直後だったのか、闇カジノ取締り事件の後だったのかが記憶が曖昧です。闇カジノ取締り事件の後だと仮定して、書き残しておきます。

タイムカプセルに入っていた灰原の手紙は、子供時代に埋めたものではないようでした。(子供時代に埋めたもの、と解釈する人もいるとは思いますが…。)子供の頃に緑川に宛てた手紙だとすると、その段階での灰原が置かれている状況がシリアス過ぎる。

 

「お前がこの手紙を読んでいる時、俺はもうこの世界にいないかもしれない。」

「お前には、俺の血が流れている。それだからか、俺はお前の事を自分の半身のように思っている。」

「もし俺がお前より先に死んだら、お前は俺の分まで生きてくれ。」

 

(ステージのモニターに手紙の文章が掲示されて、良平さんが読み上げる速度でスクロールされていったのですが、その内容が胸にグッと来てしまって……。もう少し長い文章でしたが、その中で印象的だった文を上記に書き記してあります。

灰原からの「お前には俺の血が流れている。」って文があったんですけれど、それって緑川少年への輸血の話とリンクするなぁって。緑川1人がその出来事を意識していた訳じゃなくて、灰原もその事を意識していたんだなぁって……。天才だけれど理屈屋で、自分の他に友達がいないような親友が、実は詐欺集団の一員で。実は父親は死んでいないけれど、それを親友の自分には言う事が出来なくて。詐欺集団の中にちゃんと彼の居場所があって。彼の死を悲しんでくれる仲間(カラーズ)がいて。それを知ったのが友人の死というやるせなさ。自分が殺されるかもしれないという状態で、友人の事を想ってくれる優しさ。緑川の心情とか、灰原の気持ちとか、そういう事を考えたらめちゃめちゃ胸にきません??私はこういう男の友情にめちゃんこ弱いです。良平さんが敢えて感情的ではなく、淡々と静かに手紙を読み上げるのが尚更良かったです。)

 

【赤井さんエンター(※のぶくんと江口くんの和みタイム)】

暗転から再びステージにライトが当たると、そこには床に寝そべった状態の赤井(江口くん)と、その横で正座をしてキーボードを叩く仕草をしている黄金崎(のぶくん)がいた。キーボードになっているのは、赤井のお腹。

「えーい☆赤井さんエンター!!」と言いながら、赤井の股間を人差し指でちょんと触る黄金崎。黄金崎というより、完全にのぶくんじゃねーか。

当然の結果として、エンターされた江口くんは「あああああ!?」と呻きながら転がり起きます。「やっぱり、赤井さんエンターっていいよね!」と、エンターボタンを押す動作をしながら謎のコメントをするのぶくん。

 

どうしたwww急にシリアスな空気感をぶち壊してきた!ww

 

「赤井さん、うなされていたみたいだけれど大丈夫ですかぁー?こんな感じでしたよー?」と床に寝そべって真似をし始めるのぶくん。

のぶくん:「『青柳……タワーオブ〇ラーだけは、止めろ……!』って!」

江口くん:「うん!相当乗りたくなかったんだろうね!!」

 

のぶくん:「もうひとつあるよ!『夜のエレク〇リカルパレード』……」

江口くん:「おい!!!それ以上は言うな!!!」

のぶくん:「え、でも言ってたじゃん。夜のエレクト……」

江口くん:「言うな!!!」

 

【偽カジノ計画】

黄金崎と赤井の元に、青柳と緑川とシラサワも合流し作戦会議が始まります。

偽のカジノを作って、そこで黒部を罠にしかけようという計画です。

まず、黄金崎が黒部の携帯に連絡をいれます。

「税務署の者なのですが、カジノの顧客情報に電話番号が乗っていましたのでこちらの番号に電話を致しました。このカジノを経営している組合の事について調べていますので何かご存じの事があれば教えていただきたいのですが……。」と、見事な演技力でなりすましをします。

黒部が知らぬ存ぜぬを突き通して通話を切ると、黄金崎は「後はお願いしまーぁす♡」と嬉しそうに悪い顔をして、ニヤリと笑います。

次に黒部に電話をかけたのはシラサワ。新しいカジノのオーナー(ヤジマ)になりきります。

 

「どうも、ヤジマです。あれぇ、知りませんか?あなたなら名前だけでもピンと分かるものかと思っていましたが……。そう、そのヤジマですよ。毎度お世話になっております。この間、うちのカジノの顧客の情報が税務署の方に流れてしまったみたいで。ええ、ご迷惑おかけしました。あなたが最近、うちのカジノで気前よく遊んでくださっていると聞いたものでね。こうやってお電話した次第なんですよぉ。また新しくカジノを開くので、是非あなたに楽しんで頂きたくて!また開店する時になったら連絡さしあげますので!」

 

こうして、黒部を偽カジノに誘うことに成功。その後、偽カジノの内装準備はカラーズのメンバーが早急に行なった。

 

(2段階攻めの詐欺の手口じゃん……これは騙される。声優の本領が発揮されていてゾクゾクした。和彦さんの演技の温度差が凄い。熱帯魚なら死んでいる。あと、偽カジノの準備に思っていたよりもリーズナブルに物品の用意が出来たと喜ぶ緑川くんは可愛い。)

 

 つづく

リーライ 感想レポ②

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュにて

 

【後日 喫茶店にて】

以前と同じ喫茶店に集まった二人。

緑川は黒部に顧客の個人情報を渡してしまいます。ちょうどその時、緑川の携帯に電話がかかってきます。

「はい、緑川です。どちら様ですか?」と尋ねるも「君の目の前にいる男は危険だ。今すぐその男から離れて逃げろ。」と緑川にとっては見知らぬ男の声(※神谷さん)で警告がされます。

「目の前の男からって……それってどういう事ですか。あなたは誰なんですか!?」と動揺した緑川を見て、通話中の携帯をもぎ取る黒部。黒部が電話に出ると同時に通話は一方的に切られ、相手の正体は分からず。

 

「一旦、ここから離れましょう。ホテルをとってあります。そこならセキュリティもしっかりしているところだから安全です。」と黒部に促されるままに、ホテルに向かう緑川。

 

(緑川くん、大丈夫???あぶなくない?びーえる展開にはならないって頭では分かっているのに、心ではびーえるにありがちな展開になりそうと思ってしまう自分がいる、、、)

 

【ホテルにて】

ホテルにて、ここ一か月の灰原の着信履歴やメール履歴を確認してみるも情報は全く得られず。何者かによって情報は既に消されてしまっているようだった。2週間前に緑川と電話した記録も消されてしまっていた。

 

収穫が何も無かったことに肩をおとす2人。気落ちした緑川を慰めようと、「酒でも飲みませんか?」と提案する黒部。2人で酒を飲みかわします。

お酒を飲みながら、緑川は『子供の頃に灰原に助けてもらった話』を黒部に話します。度胸試しと銘打って、荒れた天候の中で山に登りに行ってしまった緑川少年と灰原少年。足元が悪かったせいで、2人とも崖から転落して怪我を負ってしまった。灰原少年は軽傷だったものの、緑川少年は輸血が必要な程に大怪我を負ってしまう。そんな時に、病院で輸血提供してくれたのが灰原少年だったのだという。

「俺の身体には、灰原の血も流れている。あいつの為にも、俺はあいつの無念をはらしたい。」と熱く語る緑川であったが、この場面で急に意識を失ってしまう。

 

意識が戻った緑川に、再び電話がかかってきます。

先ほどの喫茶店で電話をかけてきた男と同じ声(※神谷さん)で、「今すぐ、そのホテルから出ろ。理由はテレビを見ればわかる。そこにいたら、警察に捕まるぞ。」と強い口調で指示してきます。戸惑いながらテレビのニュースをつけると、自分の名前が指名手配犯になっているではないか。

 

テレビを見て軽くパニックになっている緑川に対して、「お前が黒部に渡した顧客の個人情報の中に、顧客の銀行の口座とパスワードも含まれていたんだ。それを使って奴は顧客の口座から多額の金を引き出した。お前はその事件の犯人に仕立てあげられている。黒部と飲んだ酒に睡眠薬が入っていたのさ。お前は黒部に騙されたんだ。」とわかりやすく状況を説明してくれる神谷さん。

 

そんな事をしている間に、ホテルの部屋の前には緑川を捕まえようとしている警官が何人も来てしまう。警官の怒号と何度も強く扉を叩く音が響き渡ります。

「ここで警察に捕まるのが嫌なら、窓を開けて隣のビルの屋上に飛べ。屋上に着地したら、ビルの地下まで走れ。そこで合流するぞ。」と指示してくる声に従い、緑川はホテルからの逃亡を決意します。窓を開いて隣の屋上に飛んで床に着地するまでの足元の映像とともに、怯えながらも飛ぶ緑川。地下まで一気に駆けおります。

必死の思いで地下に到着。そこで待っていた謎の男に車の中に連れ込まれて、薬を嗅がされ、再び意識を失う。

 

(階段のシーンも、車もハンドディスプレイで演出されていました。階段を急いで駆け降りている事を表わす表現がよかった。アンサンブルの人は大変そうだけどさ。この逃亡シーンは緊迫感があって結構ハラハラした。昔話のくだりで思ったのは、輸血がすぐに用意出来ないという事は、灰原も緑川も珍しい血液なのかな?ということ。それにしても、緑川くんが危なっかしいヒロイン過ぎる……。)

 

カラーズ と緑川】

場所は変わり、詐欺集団のアジトに到着。

神谷さん、江口くん、のぶくん、良平さんがステージに登場。

 

「青柳。こいつ(※緑川)、どうするんだ。警察に追われている人間を匿うなんてリスクが高い事はごめんだぜ。」と嫌そうな調子で尋ねる赤井(江口くん)。

緑川に忠告をし、緑川の逃亡を手助けした謎の男は『青柳』(神谷さん)という男であった。青柳が「彼は、ドリームキャッチャーのパスワードの手掛かりを握っているかもしれない男だ。あのまま警察に捕まっていたら、パスワードは分からないままだ。それに、あの灰原の友人だ。」と言っているタイミングで、緑川が目覚める。

 

青柳や自らの名を名乗り、自分達は『カラーズ』という集団であること、灰原とは面識があったこと、灰原はカラーズのメンバーであったことを、平静を保った声色で淡々と緑川に伝える。それを聞いた緑川は激昂。

「灰原を脅していた詐欺集団ってお前らか?!お前らが灰原を殺したのか?!」と激情に駆られるままに暴れだす緑川を赤井が制する。「麻酔が切れたばかりだというのに暴れるんじゃない!」と力づくで止めようとするが、緑川も全力で抵抗をする。

仕方なく、赤井は手に持った布(※急激に意識を消失させるような何らかの薬品を染み込ませていたと思われる)で緑川の口をふさぐ。緑川は再び意識を失う。

 

この辺りも声優陣は台本を持って動かない状態で、アンサンブルの方が色のついた仮面をつけて動作演技をしてくれていました。生アテレコの状態。

 

次に緑川が目覚めた時に傍にいたのは黄金崎(のぶくん)。

「2日間も寝ていましたから、ふらつくのも当然です。無理はしない方がいいですよぉ。赤井は元医者なので薬のさじ加減は大丈夫だと思いますけどね!」と、人懐っこく話しかけます。

そして自分自身の紹介や、他メンバーの事も話してくれました。「赤井はお金に執着していますが、僕はお金には全く興味ないんです。僕はお金よりも、いかに高度なハッキングを成功させるかに全力を尽くして楽しんでやってます。ゲーム感覚って感じ。あ、ここで活動するようになったのは、青柳さんに拾われたからなんですー。」とペラペラと饒舌に喋ってくれました。

 

「君、以前駐車違反をした事があるでしょう?先日、指紋を採取させてもらって、そこから個人情報を見させてもらいました。灰原とは、友人だったみたいですね。灰原の事、僕も彼を仲間と思っていたので、残念です。優秀な仲間を失ったのは僕らもショックです。」

 

「灰原の家についていた監視カメラの映像です。灰原が死ぬ時間の前後に、黒部が映っています。彼しか該当するものはいません。黒部が灰原を殺しました。」と映像を見せつつ、黒部が親友を殺した真犯人であることを伝える黄金崎。

 

黄金崎と過ごすことで様々な情報を得て、落ち着きを取り戻す緑川。どうして灰原は詐欺グループに入ったのかという緑川の疑問に対して、黄金崎がアッサリと答えます。「ボスのシラサワさんが、灰原の父親だからですよ。」

 

「勝手ではありますが、君の家から失敬してきたタイムカプセルの中身です。何か、パスワードについて思い当たりませんか?」と尋ねながら、黄金崎は緑川に向かって野球ポールを投げる。

ボールを受け取った緑川はこう言った。

「……今、パスワードがわかった。だから、灰原の父親だという『シラサワ』という男に会わせてくれ。お前らのことはまだ信用できない。」と交渉を仕掛けてきます。

黄金崎と緑川との会話の一部始終を見ていた『シラサワ』は「面白い男だ。」と快諾し、2人きりで会うことを約束します。

 

(お薬に頼り過ぎじゃない?!アングラ系だから!??急激に意識が飛ぶような薬を短期間で3回も使われた緑川くんだいじょうぶ??普通に考えて、当たり前に人体に害があるでしょ……。でもフィクションだからいいか。黄金崎とのシーンでの「パスワードが分かった」は、完全にブラフだと思っていたんだけど、最後まで見たら「ちゃんと分かっていたんだーー!?」って吃驚したよね。)

 

【オープニング&人物紹介】

ここでようやくオープニング。

登場人物が順番に1人ずつ、スポットライトを当てられて個性に応じたポージングをとっているんだけれどそれがめちゃかっこよかった。ハンドディスプレイをフル活用して組み立てて、キャラのフルネームと役者が一緒に並ぶんだけど、それがセンス良くて!!

ラストにシラサワ役の和彦さんが車椅子に座った状態で登場してくれました。役の名前に合わせて白いスーツでビシッと決めていました。

 

【カラーズのボス『シラサワ』】

緑川とシラサワとの対面。

「君は息子と友人だったと聞いている。どうだ。私とどこか似ているか。」と尋ねてくるシラサワに対して、「口元が少し似ている気がします。」と律儀に返す緑川。

 

「そんな事はないだろう。何故なら、こんな薄暗い中では顔なんてよく見えないに決まっている。親子だという先入観があるから、似ているような気がするだけだ。何も知らないで見かけたら、そんな事は思えないだろう。」と意地悪に返すシラサワ。

その言葉にムッとした顔で、「そういう、理屈っぽいところがあいつに似ています。」と緑川が返すと、「理屈っぽいのは苦手かい?ああ、否定しなくていい。君は、理屈っぽいのは嫌いなタチだろう。よくあの息子と友人でいられたものだな。」と少し面白がっているシラサワ。

 

「人ってグループを作りたがるものじゃないですか。あいつも、俺も、そういうグループには所属していなくて。そういうのもあって、話すようになったってのもあります。それにあいつはプログラマーになったし。プログラマーになるような人間って、群れない人が多いっていうか。」と緑川が言えば、「プログラマーにも色々いるぞ。群れるのが好きな人間もいる。一概に言えない。」と正論を言うシラサワ。正に『ああ言えばこう言う』状態でこれは緑川くん側からしたらストレス溜まるやり取りだろうなと思わずにはいられませんでした。

 

 

「あいつは、父親は小さい頃に死んだって言っていました。」

「君と息子は友人だったんだろう。友人に言えるか?自分の父親が詐欺で金を稼いでいるなんてな。自分が同じグループに所属したことも友人の君には言える訳もないだろうさ。」

 

「あいつが死んだことに対して、責任を感じていますか。」

「責任を感じない親がいると思うか?……俺はあいつがドリームキャッチャーを作っているのを知っていた。この俺でさえ挫折したプログラミングだ。その挫折した設計図を元にして、あいつは1人で作り出していた。本当はそれを止めることだって出来た。でも、俺の中のエゴが出てしまった。子が親を超えるのを、あれが完成するのを見届けたいと思ってしまったんだよ。それがこの結果だ。ざまぁないな。」

 

「私はね、末期ガンなんだ。もう長くはない。ただ、息子を殺した黒部に一矢報いたい。ドリームキャッチャーは一度きりしか使えない代物だ。黒部に一矢報いる為に、ドリームキャッチャーの力を使いたい。」と言うシラサワ。

緑川はパスワードを教える代わりに、条件を1つ出します。

 

(和彦さんの演じるシラサワは、ラスボス感がすごい。今まで出てきた登場人物の中で、一番アンダーグラウンドな世界にいる人間っぽさが出ていた。こういう役、すんごいハマっている。威圧感がやばい。

この会話の最中、車椅子に乗った和彦さんがステージ上を人力で押されて移動していたのですが、それが色々気になった。小柄な女性が姿勢をかなり低くして移動させていたのだけれど、あの体制で動かすのって結構大変だろうなと。車椅子もお体に合っていないし。(舞台小道具を身体に合わせる必要はないんだけれども、見れば見る程、違和感があって……。「末期がん」だと言う情報を和彦さんが言った時に、シラサワの末期がんって話は明らかに嘘だろうなと思った。敢えて、車椅子を使っているようにしか見えなかった。)

 

【仲間入り】

カラーズの3人が登場。そこに緑川も加わります。

「監禁部屋からどうやって抜け出してきた?」とザワつく3人に、「普通にドアの鍵が開いていたから出てきた」と、きょとんとした表情で答える緑川。

ドアの鍵はシラサワが開けたのだった。

緑川がシラサワに提示した条件、それは『カラーズに俺も入れてくれ!』というものだった。その条件を飲みこんだことを3人に話すと、赤井は怒りだす。

「こいつが入ったら、金の取り分が減る!」と主張する赤井だったが、もともと灰原がいたところに緑川がはいったと思えば、もともとの取り分は何も変わらないと宥められて渋々納得する。こうして、緑川もカラーズの一員になった。

 

つづく

 

リーライ 感想レポ① 

リーディングライブ『カラーズ』

10/28 2日目(昼公演)Bチーム公演 ライビュ(渋谷)にて

 

 

感想レポとなりますので、私の主観がかなり入ったものとなります。また、記憶違いもあると思うので雰囲気で読んでください。

 

※今回のリーライは、舞台道具にハンドディスプレイ(手に持って持ち運び出来るサイズの八角形のモニター画面)を使用した演出がありました。いくつもあるハンドディスプレイをアンサンブルの方が様々な配置で持つ事で、舞台をより魅力的に仕上げることに成功していました。このレポの中でちょくちょく出てくると思うので先に注釈しておきます。

 

【緑川からの手紙】

照明が落ちた真っ暗なステージの中、ライビュのモニターにはサイケデリックな色彩の緑の数字の羅列が映し出される。それらの長い数字の列は何本もあり、ゆっくりと動いていました。

 

「『ドリームキャッチャー』それは禁断のスキミングソフト」と、淡々とした調子のナレーションが入る。ドリームキャッチャーが「口座番号さえあれば、どの口座からでも金を盗むことが出来るスキミングソフト」であることが語られます。

 

仄暗いステージで、スポットライトを浴びて一番に登場したのはスーツに身を包んだ良平さん。

「拝啓…。この手紙を読んでいる貴方へ」という出だしで、誰かに向けて手紙を読み上げている様子。神妙な表情で、一言一句を「貴方」に対して伝えなければいけないという意気込みが伝わってきた。「貴方にこの事を伝える必要が出来たので、この手紙を書いています」というような事を言うも、その伝えなければならないという具体的な内容はここでは明らかにされず。

 

良平さんの「この事柄の始まりは、今から一か月前に遡ります。」という言葉を最後に、場面は展開します。

 

【灰原の自殺への疑問視】

緑川(良平さん)には、『灰原』という友人がいたのだが、その彼が自殺したというのだ。その事に対して、「あいつは自殺なんかするような奴じゃない!」と感情を露わにして語気を荒げる緑川。自殺という結論に対して疑問を持った彼は、興奮気味に警察署に向かいます。

 

ステージのモニターには『警察相談所』と映し出されます。

ひとり掛け用の机と椅子が用意されており、そこには、顔に『警』と光る文字がついた人物(※ハンドディスプレイの演出)が怠そうに腰かけている。警察署の人だ。

 

「あ、あの、そ、相談したいことがありまして!僕の友人の事についてなんですけど。」とおっかなびっくりな調子で話しかける緑川に対して、明らかに面倒臭そうな対応をする警察署の人。

緑川が友人の自殺について、「あいつは自殺なんてするような奴じゃないんです。もう一度、ちゃんと調べ直して欲しい!」と感情的に訴えかけるも、「できませんね。ここはそういう事を受ける場所じゃないんですよ。」と断られます。

「ここって相談所でしょ!?」と声を震わせて怒る緑川でしたが、「おたく、被害者じゃないでしょ。ここは被害者の人が相談にくる場所なんですよ。それに、今日の勤務時間はもう終了なので。」と言われて突き放されます。

 

 (『緑川』という名前の役が、良平さんが演じている役らしい。若くて気弱そうなサラリーマンの青年といった印象。精神年齢の幼さが喋り方から滲んでいるような人物だなと思った。この段階で、「今回の話の主人公はこの人なのかな~」と予想。個人的にはここでの警察側の対応が冷淡だとかは感じなかったし、急に来て「あいつは自殺するような奴じゃない」という理由しか持って来られない人物に対して時間を浪費するのはキツイなと思った。トラブル防止の為に態度自体は良くするけど、この警察官と全く同じ対応をするだろうなぁ。今回の良平さんが担当した役、私には刺さらないやつだなー…と、思いながら見ていました。)

 

相談所を追い出された緑川は、明らかに意気消沈した様子。沈んだ表情のまま、自身が勤める会社に電話をかけます。「緑川です。今日は体調を崩してしまったので、このまま直帰します。すみません。明日、休みます。迷惑かけてすみません。」と言葉少なに上司に連絡をいれます。

 

ここで、三木眞一郎の登場。

足の先から肩口まで全身黒尽くめで、黒のロングコートが印象的な格好でした。

「失礼ですが、この後お時間どうですか?貴方の力になりたいのです。……すみません。先ほどのお電話、聞こえてしまいました。今日はこのまま家に帰られるのでしょう?」と優しげな落ち着いた低音で緑川に話しかけます。

 

(いやーーーー、三木さんの声に、その演技に、はちゃめちゃにテンション上がったよね。不可抗力で、思わずゾクゾクしちゃった。

とにかく、登場した瞬間からこの黒尽くめ男の役からの胡散臭さがはんぱない。優しげな低音なのだけれど、その一方で怪しさが全く隠しきれてないもの。でも、三木さんボイスなら、何か怪しげなこの男にうっかり騙されてしまうのもイイかもとも思えた。だって、ここまで怪しい感じだと、逆に良い奴かもしれないしさ。)

 

黒尽くめの彼は『黒部』と名乗り、自分は警視庁の刑事だと正体を明かします。

見ず知らずの人物に対して、流石に最初こそ警戒する緑川でしたが、すぐに懐柔されてしまいます。しょうがない。緑川くん(良平さん)ってチョロそうだったし、三木眞一郎の声と演技で騙されちゃうのは自然の摂理。

 

「ご友人自殺、あれは私の見立てでは他殺です。不審な点がいくつか見られている。」という黒部の言葉を聞いて、あからさまに安堵した声を上げる緑川くんのチョロさ。

 

それに対して、優しく穏やかな声で「ここではなんですから、近くの喫茶店で続きは話しましょうか。」と提案する黒部に促され、2人は喫茶店へ移動します。

 

【黒部と緑川の会話 喫茶店にて】

ステージのモニターには『喫茶店』と映し出されます。

茶店に入った二人は、其々にひとり掛け用の椅子に腰かけます。先ほどの警察相談所のシーンと同様に、椅子と机がセットになっていて、アンサンブルの方の人力で可動可能となっていました。其々の机には白いティーカップが置かれました。

 

黒部は「お恥ずかしい話ですが、警察っていうものは、一度結果が決まったものに対しては、それを覆すような事はしたがらないもの」なのだと零す。「俺自身も清廉潔白な人間ではありません。小さな誤りには眼を瞑ることもあります。でも、人の命がかかっているとなれば話は変わってくる。」と饒舌に語ります。

「こうやって、私が独自に捜査をしているのは、そういう理由からなんです。」

 

「私には妻がいました。彼女も、自殺と断定されたんです。でも、そんな予兆は全く無かったんです。あの日も一緒に夕食を食べる予定だったんです。あの時、私がもう少し早くに帰っていれば……。暫く後になって、妻は電車を待っている時に、その場に居合わせた酔っ払いに突き落とされたと知りました。」と悔しげに過去を振り返ります。

 

緑川の友人、灰原は天才といってもいい程に優秀なプログラマーだったことがここで語られます。黒部が主張するには、灰原のその天才的な才能を見込んだ詐欺集団が存在しているということ。彼らは、灰原に『ドリームキャッチャー』を作らせていたが、それが完成した途端に欲に駆られて、不要になった彼を口封じの為に殺してしまった。殺してしまった後になって、彼らはパスワードが分からない事に気付いたらしい。

 

「詐欺集団よりも前に、我々警察がその『ドリームキャッチャー』を確保しなければならない。亡くなった灰原の無念を晴らす為にも、詐欺集団よりも早くパスワードを手に入れておかなければならない。緑川さん、君にはその協力をしてもらいたい。灰原さんの親友である緑川さんの力が必要なんです。」と、黒部は心を揺さぶりやすそうなワードを仕込んで、熱心に説得につとめる。

 

最初こそ事態に戸惑っていた緑川だったが、黒部の言葉に決意を固める。この場面では2人が座っている机が向い合せになったり、交差したりと四六時中動いていました。彼らの足元には白いスモークが流れていました。

 

会話の途中、男の店員役が新たにカップを持ってくる事がありました。黒部が「もう頼んだ品は既に届いているが?」と、その店員に対して声をかけると「サービスとなっております。おかわり分です。」と低い声でそう言って、2人が飲んでいたカップを一旦下げていきます。

 

黒部の口から出た灰原のダイイングメッセージは「夢をつかむ場所は」「どんぐり山」という2つのキーワードだった。

「この言葉に、何か思い当たる事はないですか?」と尋ねる黒部に対して、緑川はこう答えた。「どんぐり山は、俺たちが小さい頃に遊んでいた裏山の事です。昔、2人でそこにタイムカプセルを埋めました!」

 

(このシーンは、黒部の話す内容が胡散臭くてしょうがないという気持ちと、机と椅子が移動でめっちゃ動くのに演技がぶれないなぁという感想でした。結構な勢いで机が動きまくっているのに、良平さんも三木さんも全然動じない。緑川の心情に合せて、机を動かしているのかなーと思いながら見ていました。あと、喫茶店の店員が怪しい。黒部と緑川はそれで納得していたけれど、舞台を見ている側からしたら、この店員の登場には違和感があった。何より、その店員が江口拓也ボイスだったから。)

 

【詐欺集団 登場】

舞台は再び暗転して、神谷さん、江口くん、のぶくんの3人が登場。

黒のスーツにキッチリとした青いネクタイを合わせた姿の神谷さん、やや短め丈の黒スーツに赤い靴下を合わせた江口くん、着崩した黒スーツに黄色のネクタイを申し訳程度に結んで緩くつけた姿ののぶくん。

 

「成功確率が下がった!これでは事前に話していた取り分と金額に大きな差が出る!大金が手に入らないようなら、俺はこの件からは降りるぞ!」と声を荒げる江口くん。今回の江口くんは低音ボイスでちょっと気性が荒っぽい青年みたい。

 

「赤井、そう判断するもは早いかもしれないぞ。」と冷静沈着な声で江口くんが降りるのを止めたのは神谷さん。「黄金崎、彼のデータは取れたか?」とのぶくんに問いかけます。

 

「はぁーい♪赤井さんが持ってきてくれた彼の指紋がついたコーヒーカップから、指紋を採取してみましたぁ。彼、無断駐車で一度引っかかっているみたいで指紋の照合が出来ました♪名前は緑川ユウイチ。灰原の友人のようですねェ。」とテンション高めで軽薄そうな高めボイス。サイコパス感が漂う。

 

「奴が接触した人物は灰原の友人らしい。友人の協力があれば、パスワードも分かるかもしれない。どうだ?成功率は50パーセント以上になったんじゃないか。」と薄い笑みを浮かべる神谷さん。それに対して成功に対しては確信を持てないが、降りるのは止めたような様子の赤井(江口くん)。

 

「奴よりも先に、ドリームキャッチャーのパスワードを手に入れなければ。」と、舞台から姿を消す3人。

 

(推し2人が揃って出てきたと思ったら、どっちも好みのタイプの演技で私が好きなヤツじゃんってなったもんだからニヤニヤがとまらなかった。のぶくんとか、第一声から「あっ、好き…♡」ってなったよね。ああいう演技、すっごく似合うもん。ただ、髪はかなりボサボサで好みではなかったけれど。意図的かもしれないけれど、正体が明らかになっていないこの場面ではのぶくんの目元が髪に隠れて見えないような状態だったし。

今回の神谷さんは変化球投げてくるタイプではなくて、ストレートに神谷さんっぽさが強めの演技だった。多分この人達が、黒部が話していた詐欺集団っぽい。このやり取りだけだと、黒部が実はいい奴だったという流れもありえそうな気になったよね。)

 

【タイムカプセルを開ける】

ステージのモニターには『どんぐり山』と映し出されます。

シャベルでタイムカプセルを掘り起こす二人。「おかしいな……。こんなに深く埋めたかなぁ?」と困惑する緑川に対して、「それならば尚の事、大人になった灰原さんがここを掘り返して新たに埋めた可能性が高い。」と確信を持った様子で答える黒部。

無事にタイムカプセルは見つかり、開封を行う。そこには手紙と野球のボールが1つ入っているだけでした。(※手紙も、野球のボールも、ハンドディスプレイで映し出される演出がありました。)

 

それらを手に取った緑川は嬉しそうに「懐かしいな!子供の頃、お互いに向けて手紙を書いたんですよ!あと、灰原とはよくキャッチボールをして遊んでいたんです!」と、声のトーンをあげる。その様子とは真逆に、黒部は明らかに落胆した様子。

 

ここで黒部が1つの提案をします。

それは、「ここ1ヶ月の間に灰原とコンタクトを取った人物に当たりたい。サイバーセキュリティの会社に勤めている緑川さんなら、情報を調べることは出来ないか。」というものだった。勿論、個人情報を会社員が抜き取って調べるなんてことは違法。慌てた緑川が「確かに、以前に警察には一度事件解決の為に情報提供をした事はある。でも、それは手続きをして許可を正式にとってから行われたものです。そう簡単にするようなものではない!」と正論を言うも、黒部は即座に反論を返す。

「正式な手続きは時間がかかる。正式な手続きを行ってからの行動では、先に詐欺集団にドリームキャッチャーを奪われてしまうかもしれない。こういう手法を致し方なく取るという事はよくあるんだ。後から事後承諾という形にはなるが、問題は起きない。しかし、君にも選択する権利がある。また後日、あの喫茶店で会おう。その時にどうするか結果を教えてくれ。亡くなった君の友人の為に、君がすべき事を考えてみてくれ。」

 

つづく