かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

岡本信彦ライブツアー横浜公演感想レポ②

岡本信彦 ライブツアー2017 HAPPY DOOR

2017年8月13日 inパシフィコ横浜

 

MCパートを一旦終わりにし、暗転したステージの上で早着替えが始まります。薄暗い中でも、のぶくんが衣装の着脱をダンサーに手伝ってもらう様子は客席から見えていました。

赤コートの下の衣装は上下服ともに白色。

派手な赤のロングコートの代わりに、鮮やかな青色のジレを身に付けます。

パンツは腰回りがゆったりとしていて、足首にかけては細くしぼってあるデザインでした。

先ほどよりも動きやすさに長けた、アラビアンテイストな雰囲気の衣装になっていました。

 

(この雰囲気の衣装……ということは、次の曲は多分アレじゃん……!!!?)と期待に胸躍らせていると、強烈な強いピンクライトがステージを照らします。同時に〈踊れ アラビアンナイト〉のイントロが流れだしました。

 

いやーーー!!待っていましたよ、どうも真にありがとうございました!!

今回のセトリに入れて来なきゃおかしいと思っていたけれど、実際楽しみにしていた曲がくると嬉しいものだね!キラフェスで披露しなかったから、待っていたんだよ!!

この曲は盛り上がれる曲調で大好きだし、のぶくんの歌声は色艶あって素晴らしいし、ステージで披露する4人のダンサーとともに踊る激しめのダンスもキレッキレだし、私の期待を裏切らなかった。

「うーはっ!」って、客がレスいれるの一体感があって楽しかったー。

会場も盛り上がっていました。

 

基調としてはピンクと紫のライトが多めに使われていました。曲のサビ部分では、カラフルなライトが楽しげに交差しながらステージと会場を賑やかに照らすという演出でした。曲が終了すると、ダンサーさん達は一旦捌けていました。

 

次の曲は〈のんびり行こうぜ〉でした。

ねえ~~~?セトリの順番~~~??(^O^)

緩急つけてくるね~~~??(^O^)

間奏中、のぶくんが「僕に元気もらいたい人いるー?」と会場に声をかけると、即座に客が揃って手を挙げました。それに対して間髪入れずに淡々とした声で「はーい、全員だねー!」と、いつもの念送りを上手側から下手側まで順番に大量安売りしていました。あまりに業務的な声と動き過ぎて超笑ったわ(笑)

 

次の曲ではステージが再び暗転し、青のジレを脱いで上下ともに白色の服になったのぶくん。一旦捌けていたダンサーさん達4名は上下とも黒の衣装で登場。

薄暗いステージに流れ出したのは、とても聞き覚えのある怪しげでザワザワとした音。

次の曲はもうお察しです。

 

照明の青の灯りをバックにして、例の「しぃー……。」って口元で人指し指を立てるのぶくんが拝めました。こんなん見たらテンションあがるしかあるまい??やたら勢いのあるイントロでテンション爆発させるしかあるまい???

やや見下した角度で、色香漂う表情をするの、ズルい……。

この重要なポイントを逃さずにカメラマンさんがちゃんと抜いてくれたので、挑発的な表情で色気爆発させている表情がしっかり拝めました。ありがとうございます……!

超個人的な好みを言うのであれば、今回のよりはキラフェス2015の時のガチヤバい表情の方が好みです。

 

〈Master Bat Moon〉

厨ニワールド全開でこの曲大好き。(※ちなみに、作詞は古屋さん)

 

照明のライトは青と緑が基調となっており、サビ部分では白ライトが使われていました。時折、斑模様の白い影のライトがアクセントとして使われていました。

振り付けはキラフェスの時と同じでした。相変わらず、ダンスはキレッキレでした。首を切り落として、元通りになる振り付けほんとに好きー。ダンサーさんに両脇を支えられて、ぴゅーんって後方に飛ぶのも好き。シンプルな白の衣装だったから、キラフェス2015の時よりも大人感が上がっていました。

 

曲が終わるとダンサーさん達は捌け、照明が暗めになりました。ステージには直径2、3メートルはありそうな大きな球体が登場。他の舞台装置と同じく、色は真っ白でした。

 

今度は大振りの茶色のマントを羽織ったのぶくんが〈風の詩〉を熱唱します。

ライトは落ち着いて柔らかな緑色と青色を交互に変化させていました。後半は暖色系の色合いになっていました。

大きな球体には種から芽吹いたばかりの若い芽の映像が映し出されました。曲が進むにつれて、草原の映像、大きな木の映像、再び草原……と、変わっていきました。後半の歌詞に合せて青い鳥も映し出されていましたね。

 

《MCパート②》

MCパート①の時もそうだったのですが、のぶくんがMCに入る時に「みんなー座ってー!」と即座に着席を促してくれたのはよかった。私自身はそれなりの体力あるしそれなりに頑丈だからいいけども、休憩が無いと身体がしんどくなっちゃう人もいるから。MCパートと言えど、キャストから声かけてもらえないと客としても座りにくいし。

 

「ライブ始まる前、ここら辺はピカチュウが沢山いたでしょー!(お客さんの中に)ピカチュウのお面を頭につけている人もいるし!」とトークが始まります。

 

「『物販大変だったよー』って人も、『楽勝だったよー』って人もいると思う!ライブ前にお疲れ様でした。その物販なんですが、実はですね、驚くべきことが起こっているんですよ。……(※客が「靴下!」と叫ぶ)そう、靴下ッ!」

 

グッズを制作する時には、グッズ作成の担当者が【今までどんなグッズが、どれだけ売れたのか】を統計したものが提示されて、次のグッズを決める指針になります。それを受け取った上で、のぶくんもグッズについての意見を聞かれたのだそうです。

 

「僕は、普段も身に付けられるものがいいんじゃないかな、と思っていまして。『ライブで靴下は売れないのでは?』と色んな人から言われたんですよー。でも、見てください!この結果!」と、靴下の完売と制作過程について誇らしげに話していました。

物販で自分が提案した靴下が完売したという事のアピールが露骨で愛おしくなった……嬉しかったんだろうなー。そういう態度をとられると、客としては購買意欲高められちゃうな……(※私は靴下ゲットしてないけど)

ラジガメでも同様の内容を言っていたので、微笑ましいものを見る目で見守りました。

 

のぶくんは、無理やりにでもフォローする言葉を入れてくれるのだけれど、「(靴下を)買えた人はお揃い♪買えなかった人も、どこかお揃いなところあるよ。……同じ人間、とか。」には苦笑せざるを得なかった。同じ人間(笑)

「もう穴が開いちゃった靴下もあるんだー。ツアーの歴史を感じるね。」とも言っていましたね。

 

下記の理由により、のぶくんは商売のやり方が下手ではないのだなと感じずにはいられなかった。(かみやさんはグッズに関して商売下手だから余計にしみじみとしてしまった……。)

①「たくさん靴下が貰えると思っていたのに……。」と、敢えて完売を喜ばないポーズを取る。(しかし完売した事には毎回必ず触れる)

②「靴下なら、余った時には僕がもらって履けばいいから。」と在庫になった場合のグッズの末路を知らせることで、次の公演のファンの購買意欲を煽る。

③「撮影とかで、服の指定がある時以外はこの靴下を履いているから!買った人はお揃いだね♡」と、『僕とお揃いに出来るよ』感を煽る。

トーク中に「僕の好きなブランドがあるんだけどー、みんな知っているかな?」と自分の持ち物や好みに対して、客がどれだけ関心があるのかを確かめておこうとする。(※深読み)

⑤「グッズ、どんなものなら欲しい?」とストレートに客に尋ねる。

 

商売下手商法や、同情商法は購買する客の母数が多ければ問題ないけれど、そうではないのであればガチで売りにいくスタンスでないといずれは資金繰り出来ずに潰れる。グッズの収益が今後に繋がる糧になるのは事実だしね。収益を確実にあげる為に自分が出来る事はやっておこうとする姿には好感をもった。

ただ、MCで「どんなグッズなら欲しいー?」って、客に聞きだしたのには吃驚したなあ(笑)

 

お客さんも割と「アクセサリー!」「おかくん!」とか大声で叫んでいて、そうやって一斉に叫ばれた声を、のぶくんは耳を傾けて一生懸命聞き取ろうとしていました。

聖徳太子でも10人の意見を同時に聴ける能力だったのだから、キャパ5千人の大きな会場で複数人が叫んだ単語が聴きとれる訳がない。普通に無理(笑)

それでも、数人の客の声を聞きとっていたので凄い(笑)

 

グッズでおかくんの話題になった時に、おかくんの説明も軽くしていました。

 

アクセサリーについては、「アクセサリーかー。女の子向けのアクセサリーはサイズ感が難しいんだよなあ。どれくらいがいいのー?これくらい?(※指で丸をつくる)」と少し困ったような笑顔で客席に尋ねていました。

のぶくんが例をあげると、会場の客も各々に丸を作り出していました。

両手で大きな丸を作っている客に対して、「その大きさ、赤ちゃんだよ!?」って盛大にツッコミ入れていたのは笑ったわ。「本気!?このサイズでいいの?!」と首から巨大なおかくんをぶら下げているリアクションしていたのがウケた(笑)

 

「作ったら、本当に買うー?」と投げかけられて、客が歓声をあげて盛り上がると「僕は流されないぞ。みんな、こんなこと言って、本当は小さい方が良いんだ。これはライブのテンションだ。……そこで正直に頷いている人がいるね!(笑)」と言って笑っていました。

 

ラジガメで話題になった「パンツ」案も出ました。やはり若干疑心暗鬼な様子で「ほんとに?みんな、パンツ欲しいの?」「それって、僕に『今日はお揃いのパンツだね♡』ってことを言われたいってこと??」と真面目な様子で尋ねられたりもしました。会場は盛り上がっていたけれど、それに対してのぶくんは「えー?嘘でしょ??」と少し困ったように半笑いでツッコんでました。

「スパッツ」という案も出て、「男子いるか―!スパッツ履くかー?」と声かけていた時は楽しげでした。

大きな会場なのに、かなりファンと関わっている和やかな雰囲気のMCでした。

 

のぶくんからの「今後、僕に戦ってほしいモノあるー?」という問いには、客席から『ゾンビ』と叫んだ方がいたようで、「ゾンビか~~、おもしろい案だね!いいね!」と絶賛していまいた。楽しそうな案だったし、いつか実現するかなぁ。私の近くのお客さんは「恐竜」って叫んでいましたけど、後方席だったので拾われず。

 

(感想レポ③につづく)