夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ4(これでラスト)
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ4
《朗読パート》
薄暗いステージの上でスタッフが柵の配置を変え、マイクの位置を整えます。それとほぼ同時に台本を持ったキャストがステージに戻ってきます。
ステージ画面には【ペンライトをお持ちの方はペンライトの準備をなさってください。朗読パートで使用する箇所があります。】と表示されます。
その表示を認め、(えっ、ここで使うの??)と若干混乱しながらキンブレを用意しました。
朗読パートは、キャンプに行った夏目達の話でした。
ストーリーはキャンプ場所に向かう移動中の場面から始まりました。
以前から、サバイバルナイフを欲しがっていた西村へ、北本が何気ない調子で一つのサバイバルナイフを渡します。「元は俺の親父のナイフだけどな。やるよ。」と手渡されたナイフに、西村は大喜び。「大事にするよ!ありがとう!」とはしゃぎます。
けれども、キャンプ中に西村はその大事なナイフを川に落としてしまいます。
ナイフを無くしてしまった事に気付いた西村は、留守番役を放り出して、たった1人だけで探しに飛び出してしまいます。
薪を持って帰ってきた夏目達の目に飛び込んできたものは、何者かに荒らされたキャンプテントと、西村がどこにもいないという事実でした。
夏目とニャンコ先生、田沼と北本の二手に分かれて西村の探索を行います。
無事に西村は見つかりましたが、夏目は「みんながどれだけ心配したと思っているんだ!馬鹿!!」と出会い頭に西村に対して怒鳴ってしまった事を気に病むのでした。
そして、荒れたキャンプテントは、川守り(川を守る妖)の仕業だったことが明らかとなります。川守りは、自分の川に落ちていたナイフを拾って、持ち主に返そうとしてくれていただけだったのでした。
川守りから手渡されたナイフを西村に渡しながら、夏目は「さっきは言い過ぎた…。感情的になって、怒鳴ってごめん。」と謝ります。
それを受けて西村は拍子抜けしたように吃驚した後に、「むしろ、俺は嬉しかったよ。」と返します。これまで夏目が自分たち(友人)に遠慮していたように感じていたから、遠慮なく気持ちをぶつけてくれて、本気で心配してくれて、嬉しかったというのです。
辺りがすっかり暗くなった後、夏目達は皆で美しい流星群を見上げるのでした――――。(end…)
朗読パートの内容は大体こんな感じでした。ストーリー自体は夏目らしく、良いものだったと思います。生朗読自体は、かなり満足しました。
さてさて、ペンライトの使用箇所は3箇所ありました。
序盤に【夏目達の前に広がる緑の原っぱを表現する】目的で緑のペンライトを点灯するという指示あり。次に【夏目達の前に広がる美しい花畑を表現する】で紫または赤のペンライトを振るという指示あり。最後に【夏目達の前に広がる美しい流星群を表現する】ということで青または白のペンライトを点灯するというものでした。
ゥ――――ン……。
正直、このペンライトの演出は少し微妙だった…。
回数自体は多くないし、客が朗読部分に集中できるように、ペンライトの出番は序盤と終盤のみに絞られていたけれど、ライトの点灯と色変えを行う作業はやはり気が散る。ファンも共に夏目のステージを作るという意味では、良い企画なのかもと思うのだけれど。個人的に、朗読パートは落ち着いた状態で見たい。貴重だし、時間も短いからだ。
(※歌だったら、最初のイントロ部分でペンライトの色を変えればいいからそこまで面倒に思わないんだけど。)
《ゲームコーナーの結果》
先ほどのゲームコーナー(アタックチャ○ス)の結果、和彦さんが正解の「熊本県 人吉市」を当てていました。見事ゲームに勝利したキャストに贈られた商品は饅頭100個でした。
《サプライズゲスト登場》
サプライズゲストとしてAimerさんが登場。
夕焼け色に染まる灯篭と赤い照明に照らされ、ゆったりと流れるような白いロングワンピース姿でステージ中央の椅子に腰かけます。すぐ隣に伴奏のお兄さんが立ち、夏目伍期のエンディング曲、「茜さす」の生演奏と生歌の披露となりました。しっとりとした美しい歌声に聞き惚れました。赤いペンライトを揺らしている人も何割かいましたね。
《キャストへのサプライズ大幕》
キャストから最後の挨拶をもらう前に、今回来場したファンが書いた大幕2枚の披露がありました。相当な大きさの幕でしたが、どちらも文字と絵でぎゅうぎゅうに敷き詰められていました。あの大幕からは、夏目友人帳がいかに愛されている作品か、ヒシヒシと伝わってきました。
神谷さんは大幕が垂れて数秒だけ振りかえって固まり、まずは上手側の大幕に近づいて見に行っていました。次に、下手側の大幕を見に行っていました。そして、ステージ画面にも大幕の内容が写っているのに気付いて、ステージ中央で客席に背を向けて暫く見上げてじっくりと見ていました。
他キャストが挨拶している間は、いつものように隅から隅まで客席をゆっくり見ていました。今回も(今、この周辺一帯の客を見ている……!!ガ、ガン見は止めないぞ!!)とガッツリ凝視しまくりました。
この時間の神谷さんの表情、とーっても穏やかでした。
主役ということで、神谷さんは最後の挨拶でした。
「こんな立派な大幕をありがとうございます。沢山のメッセージ、嬉しいです。事前に聞かされていなかったもので、吃驚しています。」と話しだしました。
挨拶の中で、ファンからのお手紙の話がありました。
「(ファンから)プレゼントを頂く事もあって、それはそれで嬉しいのですが、モノ自体に嬉しいというよりはその気持ちが嬉しいんです。プレゼントの中でも、一番嬉しいのはお手紙です。便箋を選ぶにしてもそれなりにセンスのあるものを選ばなきゃー、だとか。字だって、あまりにも読み辛くないようにしなくちゃだとか。文章構成だって考えなきゃいけないし、キチンと封筒に収まるように丁寧に折りたたむ、封をする。そして、届ける。手紙を渡すにはたくさんの工程を踏んでいる訳です。手紙をプレゼントするという事は、そういった作業を踏まなくてはいけない、労力のかかることだと思います。僕自身、国語が不得意だからそう思うというのもあるかもしれませんが……。それだけの時間を使ってくれて、手紙をプレゼントしてくれるという、その気持ちが嬉しいんです。」と話してくださいました。
この話の最中、私は涙が零れてしまわないように割と必死でした。
神谷さんの表情が分かる程度に凝視出来る距離という事は、あちらからもそれなりに見えるということなので、不細工に拍車がかからないように耐えた。今思えば、耐えた顔の方が不細工だったかもしれない。
お手紙なんて、ただの自己満足なのよ。便箋だって、毎回違う柄にしているけれど、こんなことは全て自己満足の塊だって自覚はあるのよ。見返りを期待している訳ではない。
それでも、こうやって言われてしまうと(あ――……。一応喜んでくれているんだぁ……嬉しい……。)と目頭が熱くなってしまうのだから本当にチョロい。でもー、好きな人に言われて嬉しくない訳なくなーい?私はとても嬉しかったよ。
手紙の話が終わると、神谷さんは穏やかな表情のまま「……ああ、何を話すのかスッカリ飛んでしまいました。そうですね、暫くはゆっくりとした時間が流れると思いますので、皆さんどうぞご鑑賞ください。」と言い切って、他のキャストから一斉にツッコミを受けていました。
その後、「緑川先生が納得される形のラストまで、アニメでもお届けできたらな。と思っております。」と続けていました。他にも色々話されていたはずなのですが、お手紙話で胸がいっぱいになっていたので、記憶するメモリーの余裕がなかったです。
「「ありがとうございました!」」と全員でお辞儀をして、先に堀江さん、良平さん、菅沼さんの3人が中央の障子から捌けていきました。最後に神谷さんと和彦さんが一緒に捌けて、障子が閉まる最後の最後まで手を振ってくれました。
隙間から手を振る時の神谷さんのお目目ってすっごく大きくなるなあと思いつつ見送りました。
最後にお土産がありました。
先日,池袋で配っていたうまい棒と同じものですね。
パネルも撮ったので記念に載せときます。
石田さんのサインだけが無い(笑)
先生からの祝花も。
良いイベントでした。感想レポは以上で終わりです。
※5/12 追記メモ
神谷さん、挨拶の時に「夏目伍期の収録の時は僕自身が体調を崩して、ご迷惑とご心配をおかけしてしまう事があり……。」って話をちょっとしてて、それにも涙腺刺激された。あの時、ファン的には結構心配したけれど神谷さんから特に何もなくて悶々としていたから。(おしゃ5で、サラッと「休んでしまって、すみません」と言ったくらい。)暫く経ってからだけれど、今更ながら気持ち的に少しだけ救われた。
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ3
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ3
《バラエテイコーナー》
ステージ画面には5×5のビンゴカードが表示されました。そこには夏目友人帳の登場キャラクターの名前が書かれていました。
ルールは単純で、クイズに正解して、ポイントをゲットする度にキャラクターの名が書かれたマスを消すことが出来るというものでした。最終的に、消したマスから見える画像ヒントから、回答を導き出すというアレです。
某長寿番組、アタッ○チャンスと同じです。
(※記憶力無いので、行われたゲームの順番は前後しています。)
①梅干し当てクイズ
梅干しを見た目と薫りを手掛かりにして年代順に並べよ。というクイズでした。3回までなら間違えてもOKというルールでしたが、2回目で正解の整列に成功していました。A~Fの梅干しを嗅ぎ分けて《3年もの、5年もの、10年もの、15年もの、25年もの、50年もの》の順に並べている姿はなかなか不思議な感じでした。50年ものの梅干しが明らかに塩を纏った姿で、異質でした。
ゴチャゴチャしていた為、誰の発言だったのか分からないのですが、誰か神谷さんの事を梅干しマイスターって呼んだでしょ。なんだよ、梅干しマイスターってw
②シルエットクイズ
キャストの1人と、MC1人が障子の裏に行き、そのシルエットでどちらがキャストなのかというのを推理するクイズでした。
客席の拍手の大きさで投票し、キャストからは和彦さんが出ることになりました。
体格もそこまで大きな違いがないので、意外と難易度は高かったです。声も変声機で変えられていて、本当に分からない状態になっていました。シルエットクイズ中、お二人は主に腰を振っていました。影でAとBを作って遊んだりしていて見分けがつかない。
堀江さんが「Aの方の方が動きにキレがない、年齢を感じる。」と相当失礼な発言をしてしまったのですが、結果としては和彦さんがAで合っていました。勝利の為とはいえ、大先輩に対して結構失礼なこと言ってしまっているなぁと、関係ない立場ながら少しヒヤヒヤしました。
③何も入っていない壺に手を入れているキャストを当てるゲーム
5つの壺の中がステージに運ばれ、キャストそれぞれが選んだ壺に己の片手を突っ込みます。その様子やキャストに質問などをして、MCの二人が当てるというゲームでした。いかに演技力を発揮してMCを騙せるかという趣旨ものですね。
「この大きさでも、結構デカく感じるもんなあ。人が入るくらいの大きさって言ったら結構なものなんだろうな。」って神谷さんがカヤツボの事を若干引きずっていたのが可愛かった。
菅沼さんが決められた席の都合上、ずっと上手側にいたのですが、この時にすぐ下手側に移動していたのが偉いなあと……。(上から目線の書き方で申し訳ない……。)
オーバーリアクションの菅沼さんが怪しいので、MC二人から「菅沼さんに違いない!」と指されますが、菅沼さんの壺からは日本人形が登場。次に良平さんを指名するも、ハズレ。良平さんの壺からは今回のグッズのニャンコ先生ポーチが出てきました。MC二人は3回目のチャレンジで、正解の壺(和彦さんの壺)を当てることが出来ました。
神谷さんの壺にはニャンコ先生のペンライトが入っていて、取り出した時にふにゃっと笑っていました。堀江さんの壺には何故かただの白いタオルが入っていました。
適度にグッズ販売アピールが出来ていて良い企画だなと思いました。
イベントの途中でグッズアピールがあまりに露骨だと、微妙な気持ちになりますもん。
③妖の名前を当てるクイズ
6つの妖の絵と名前が6つ表示されて、それを当てるというものでした。このクイズ、難易度が高過ぎて誰も分からないという事態が発生してしまいました。「お客さんも分からないって顔しているよ!いったいこれは誰得なんだよ!」と神谷さんがワアワア言っていましたが、キャスト陣で相談し合い選択を行いました。結果としては6問中2問正解というものでした。
ちなみに出題されたのは、馬面の妖と馬顔の妖、猿仮面の妖と獣仮面の妖、二つ角のある妖と角のある鬼(?)という面子でした。
⑤ニャンコ先生の呼ばれ方の回数を当てるクイズ
5期の中で、ニャンコ先生が「斑 または にゃんこ先生」以外で呼ばれた回数を当てろ、というクイズでした。神谷さんが「相談はあり?」とMCに尋ねて、ダメですと言われたのに「俺は、10回にしよっかな~!他の人はそこから数をズラして書けばいいもんな~。」と大きな声で宣言して周りのキャストの数字を操作したのがズルくて笑った。勝つ為に手段選ばないのかよ(笑)
ニアピンでもポイントが貰えるのだから、数をずらして書けば確実にポイントが貰えるけどね。
結果としては、15回だったので失敗でした。神谷さんの作戦と基準とした数字の読みは合っていたんだけどね…。
5期だけでもニャンコ先生の呼ばれ方のバリエーションが思っていた以上に多くて、思わず笑ってしまった。でも、和彦さんが「大体が(ニャンコ先生の)悪口だから、ずっと聞いていると何だか無性に腹が立ってくる。」とも言っていましたね。
⑥偽物の夏目レイコはどれか当てるクイズ
ステージ画面にはセピア調に統一されたレイコの画像が9枚ほど表示されました。その中の1枚だけ、ニャンコ先生が化けたレイコの画像が紛れ込んでいるので、それを一発で当てるというものでした。
「これは分かる人もいるんじゃない?」と神谷さんが尋ねると、会場のお客さんがチラホラと手を挙げていました。このクイズ結果は無事正解していました。
ゲームが一段落ついたところで、キャストとMCは一旦ステージを退場しました。
《上映会》
テレビ未放送の「遊戯の宴」を上映しました。
回遊亭での妖のかくれんぼに夏目が巻き込まれてしまうというお話でした。イベントの最中にアニメの上映会がガッツリあるというタイプは初めてだったので、少し驚きました。私は初見だったので楽しめましたが、初見ではない人はどう思ったのか聞きたいなあと思いました。
レポ4につづく
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ2
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ2
《二つ目のコーナー》
キャストからキャストへの質問などを振って、それをテーマにして話すというものでした。
①菅沼さん→良平さん
お互いのキャラが最初は完全にモブだったけれど、年月を重ねるにつれてそれぞれの個性が出てきてキャラとして確立されて良かったねという話でした。「二人は妖が見えないから、どうしても話の深い部分に関われない。話の冒頭で、『夏目おはよー。』とかから始まって、話の中盤では『あれ、夏目どこ行った?』、話の終盤では『夏目ここにいたのかよー。』と…。この部分でキャラを確立していかなければならないという苦労が……。」と苦笑混じりに話してくださいました。客席からはその話を受けて、笑いと、良平さん菅沼さんのお二人へ大きな拍手が起きていました。
②菅沼さん→和彦さん
「初期と今のニャンコ先生の変化が意図的なものなのか。」という菅沼さんからの質問に、和彦さんが答えてくれました。
和彦さんは「43年声優やっているんだよ。意図的に決まっているじゃないか。」と切り出すものの、「夏目との距離感が少しずつなくなってきたが故に自然とああいう風になっていった。あと、最近の台本には俺が言うであろうアドリブを先回りして書かれてしまっている。」と続けていました。
「私が何故、ニャンコ先生の時にアドリブばかりかますのか……。この事は初めて話すけど、みんな心して聴いてくれ。」と改まった表情で渋くキメる和彦さん。
声はとってもカッコイイ声なんだけれど、この切り口は絶対に大した話じゃないなと思いつつ見守っていると、「浩史の声が良過ぎて、腰砕けになってしまうから、わざとアドリブを入れているんだ~。」と腰砕けになる仕草をしながらおどけていました。和彦さんがふざけると場が和むから好き。
③堀江さん→和彦さん
堀江さんが話題を振る人だったのですが、記憶が飛んでしまっていたのか「あれ?…僕なの?なんだったっけ?」と難しいお顔をされることがありまして、MCの二人も「堀江さん自身が機材トラブルになってるやん…!」と笑いを挟みつつも若干テンパっていたご様子だったのですが、一番上手側に座っていた菅沼さんがすぐに「あの、レイコさんとニャンコ先生の出会い話ですよ。」と一番下手側に座っていた堀江さんに教える一幕がありました。菅沼さん優しい……。「僕、全部(他出演者の話す内容まで?)覚えているので。」とサラッと言っていましたね。
④神谷さん→キャスト全員
1期~4期までは午後に収録があったのだけれど、5期は声優陣の時間の都合により午前中の収録だったのだそう。「午前中から声出すの、皆しんどくない?(キャスト陣に問いかける)俺、しんどくて。前はそんな事なかったんですけど、年齢とともに、……ね?」と、話の後半で可愛い微笑みを浮かべていました。この時の微笑みがウルトラ可愛かったから円盤になった時にガン見してください。ステージ画面用のカメラではきっちりこの笑顔が抜かれていて、あまりに可愛い笑顔過ぎて凝視しました。細い目かわいい前歯かわいい笑い皺ウルトラきゃわいい。
あと、和彦さんが「暫くしたら、早起きが苦じゃなくなるようになる。声は相変わらず出ないけど。」と仰っていたのには笑いました。そうなるまで、神谷さんには活躍していて欲しいものだなあ。
《三つ目のコーナー》
キャストの方々が質問に応じた回答を自由に書いて、その中で一番支持を得た回答を【認定】して定めるというコーナーでした。
途中から、神谷さんが「お客さんの意見も聞いてみようよ。」という事で、客席からの拍手の大きさで回答を決めたりもしました。
キャストには夏目友人帳に登場したキャラクターの顔と名前がまとめられた資料が配られて、それを参考にしているという体でした。資料は、ちゃんと良平さんがカメラに向かって見せてくれました。
菅沼さんが「MCのお二人のキャラもちゃんといますよ。○番と△番です。」とすぐに答えていたので、よく読みこんでらっしゃると思いました。
あと、コーナーが変わった時に流れた音頭っぽい音楽に合わせて、足組みした体制の神谷さんが自分の右手の指先で膝をリズミカルに叩いていたのです。その様子が妙に幼くて、かわいかったな。
問①〈インパクトがあった妖〉
ミスズが1票(堀江さん票)、ちょびひげ2票(和彦さん、神谷さん)、…良平さんと菅沼さんの回答は忘れました。
ちょびひげ役のチョーさんが空いているマイクがあるにも関わらず、こちらのマイクに入ってくる事がよくあったという話をされていましたね。客席からの拍手の大きさでお客さんの意見を聞こうという試みがされたのですが、ミスズの時がびっくりするくらい無音でした。
問②〈夏目5期の中で印象的なキャラ〉
イトさん3票(堀江さん、和彦さん、良平さん)、カヤツボ1票(神谷さん票)、藤原夫妻が1票(菅沼さん票)
イトさんに票が集まったのは納得です。私も5期の中でイトさんは印象的なキャラだったなと思いましたし。藤原夫妻は何と言っても夏目を引き取る時の話が泣けたし、それも納得。
神谷さんは「カヤツボは綺麗な外見で、一見すると話が通じそうなのに全く話が通じないのが怖い。今回はカヤツボが何故綺麗なものを集めるのか、その理由にスポットが当たらなかったから、だただた不気味で怖かった。」と言っていました。確かにカヤツボはホラー枠だったものね。
問③〈夏目に登場された声優さんで印象深い方〉
青野武さん(露神様 役)に3票入っていました。
堀江さんが細谷さん(柴田 役)に票を入れたのですが、ここで神谷さんが「あいつすっげーいい奴だし、演技はめちゃくちゃすげーのに、少しでも何かしら指摘されたらすぐにめっちゃテンパるし、汗の量が凄いんだよ。」と愉快そうに語ってくれました。神谷さん、相変わらず細谷さんのことが好きだなーと思いながら笑いました。
良平さんは本多さんに1票入れていました。
問⑤〈傍に居て欲しい妖〉
にゃんこ先生が3票(神谷さん、和彦さん、堀江さん)、子狐が2票(菅沼さん、良平さん)だった為、客席の拍手の大きさで結論を出しました。結果ニャンコ先生が認定となりました。
レポ3につづく
夏目友人帳 ~風薫るころ~ 感想レポ1
2017.05.07 (in国際フォーラム)
夏目友人帳のイベントに行ってきました。
今回の席はやや上手側寄りで、前から10番目くらいでした。ステージに立つキャストの顔が直接目視で確認出来る距離の席でした。
ステージには6つの木製の柵が後ろ側に配置されており、細長い直方体の灯篭が上手側に2つ、下手側に2つ掲げられていました。この巨大な灯篭がステージのイメージ作りに大いに貢献していました。灯篭は常に柔らかな光源を放っており、場面に応じて一色に染まることも、滲むような美しいグラデーションを見せてくれたりもしました。
また、ステージの後方、中央部分には障子が設置されていました。
ステージ画面には、「出演者キャストにサプライズ企画で、皆さまからのメッセージが書かれた大幕を出します。そのタイミングになったら、一緒にカウントをお願いします。」という内容が時折表示されていました。
開始時刻になると、会場を照らしていた照明の明かりが弱められて、夏目友人帳 伍のオープニングが流れ出します。これからイベントが始まるなぁと、胸が高鳴りました。
ステージ画面にキャラと声優の名前が同時に表示されてから、キャストがステージ中央にある障子から颯爽と登場してきて、短めに名乗りを上げるという流れでした。
神谷さん、和彦さん、堀江さん、良平さん、菅沼さんという順番で登場されました。
今回の神谷さんはシンプルなジーンズを少しだけロールアップし、ボーダーシャツの上から青系のチェックシャツを羽織っていました。シンプルかわいい。
最初の挨拶の時に、堀江さんが「皆さんの圧倒的なアレに……」と、ボンヤリしたことを言いだされたので、良平さんも菅沼さんもその流れに乗って同じように「圧倒的なアレ」と言いだされていたのでクスクス笑ってしまいました。アレってなんだ。
MCは芸人のアメリカンザリガニのお二人がしてくださいました。私は芸人さんに疎いので、あまり存じ上げていないというのが正直なところでしたが、芸人さんなので、相応に喋りが達者でした。良いMC進行をしてくれていました。
※何故この方達が選ばれたのかというと、夏目1期の3話でゲスト妖怪として出演されていたからというご縁でのMC抜擢ということでした。
ステージ画面に、夏目のタイトル風に書かれたコーナー名やお題が表示される仕様となっていました。
《一つ目のコーナー》
最初のコーナーは、夏目友人帳の収録裏話をキャストが話してくださるというものでした。
①【オーディションの話】
この話は誰ですか?とMCが振ると、おもむろに和彦さんが手をあげてから「僕じゃないです。」と言いだしたので、その会場からは一笑い起きていました。MCからツッコミを受けても飄々とされていて、和彦さんは空気を和ますのがうまいなーと、ほんわかしました。
話がゴチャゴチャになってきたところで、大人しく座っていた神谷さんが「はいはいはい、この話は僕です、ぼくでーす。もういいですか?話しても?」と立ち上がり、手を大きく上げて割り込んできて、話が進む事が出来ました。
アニメ版の夏目のオーディションの時の思い出話をしてくれました。
某スタジオで、和彦さんと同じ時間に呼ばれて受けたのだということ。アニメ版になったら声優キャストの変更があるのはよくある話なので、「アニメ版の夏目の役をやらせてもらえないかも。」と思い、オーディションの結果はあまり期待しないでいたということ。「和彦さんがまたニャンコ先生役だったら嬉しいな」と思っていて、結果として和彦さんが決まって良かったなと思ったということ。
このお話の最中に、神谷さんは「和彦さんは覚えてないでしょうけどー。」と少し拗ねたような、ちょっとばかり意地悪をしてやろうというような表情で和彦さんにこの時の事を問いかけていて、それを受けた和彦さんが「何、このコーナーは貶めるコーナーなの?」と仰っていたのには笑ってしまいました。
このエピソードの時に、和彦さんが「覚えているよ。こんなおじいちゃんがいたでしょ。」と老人の演技をしながら言うものだから、「それ、もしかして大森監督の事?」と半笑いの神谷さんが問いかけていましたね。そこから暫く和彦さんによる大森監督の物真似(?)が度々披露されて、場が和みました。2008年当時、大森監督は43歳くらい。おじいちゃん呼ばわりされる年齢じゃない(笑)
良平さんがその流れに乗って、「僕は一度もそんな事を思っていませんよ!大森監督はいつでも若若しくて…!!」と露骨に媚びを売るポーズをとったのにも笑いました。
和彦さんの記憶力云々というよりは、オーディション自体が2008年頃の話なのだから、その時の収録スタジオまで記憶している神谷さんの方が特殊かとは思います。ただ、神谷さんの場合は夏目のインタビューや取材で何度か話しているからより克明な記憶になっているという面もあるのかな。
この話流れで、「実は、僕も夏目役を受けていたんです。」と、菅沼さんが自分も夏目役のオーディションを受けていたという事を話してくれました。これは神谷さんも知らない話で、大きくぱちぱちと瞬きをして吃驚されていました。
神谷さんは「俺、初めて知ったわ。知らなくてよかったー…。仮に、一緒にスタジオにいる人間が夏目役を受けていたと知っていたら、収録はプレッシャーで潰されそうになって、ガクガクだったに違いないもん。」と言い、夏目の台詞を超ド下手にやりだしていました。その後、神谷さんは「俺、オーディションに落ちた時にどういうのが正しかったのかを、放送されたアニメを見て知るんだけど、アレ、すっごく悔しいんだよな。これが正解だったのかー…って。」とも続けていましたね。
「オーディションに落ちた」という事は、声優にとっては日常茶飯事な出来事だと思いますが、どうしても負の感情を孕みがちになる話題だから、普通はその事実を言うタイミングなんて無いですよね。その役をやっている方の耳に入ったら、嫌でも気になりますし。その人に対して嫉妬も悔しさもあって当然ですから。
ちなみに、菅沼さんは良平さんも夏目役を受けたのだとばかり思っていたそうで。しかし、良平さんは全く覚えていないご様子で、小首を傾げていました。
神谷さんは話の中で、「当時、にゃんこ先生という猫を飼っていて、ファンの方から、同じ名前のキャラがいますよーと教えていただいたのがきっかけで、夏目友人帳を知ったんです。」とも仰っていました。これは、よく話されている話ですね。
神谷さんが和彦さんを「和彦ちゃん」呼ばわりした事もお話されていましたね。
「だって、あまりにも和彦さんがちゃんとしていないから、『和彦さん、ちゃんとしてください!』って言おうとしたら勢い余って噛んでしまって『和彦ちゃん、』って言ってしまったんですもん。周りがザワついたんですけど、(いっそ、このまま間違えたまま言ってしまえばいいや)と思って。その直後にはっきりと『和彦ちゃん、ちゃんとしてください!』と言ってやりました。」と神谷さんらしいエピソードを話していました。
この話自体はどこかのインタビューで読んだ記憶があるのですが、どれだったか思い出せない……。
②【機材トラブルの話】
堀江さんからのお話でした。「神谷さんの克明な記憶の話と比べると、大分マイルドな話になってしまいますが…。」と前置きして、収録中にあった出来事を語ってくれました。機材トラブルで一部だけ音声が取れなかったことがあり、「妖の仕業じゃないか。」と面白半分に言いあったというエピソードでした。
どのタイミングで話されたのか忘れてしまったのですが、神谷さんが「夏目は僕の唯一の良心」と仰っていた場面がありました。
そうやって、「僕みたいな人間には、夏目が無かったら、ダメなんです。」みたいな事をお得意の悪い顔をしながら言っていました。神谷さん、最近悪い顔をするの大好きだなホント(笑)
まあ、なんとなくわからない話ではない。神谷浩史キャラの中で、夏目は群を抜いてピュアで穢れがないもんなあ。夏目には変なことさせたくないし、まっすぐでいて欲しい。
レポ2につづく
おしゃ5メンバーが食べていたカレー
先日、(たけぽんが小野坂さんの代打で出たカレー放送を見て)カレー屋さん「エチオピア」に行きました。
激辛カレー食べた後にホットコーヒー飲んで可愛そうなくらいに悶絶して軽く叫んでる神谷さん見たらどうしても興味が出てしまって……。
4月28日更新分の放送でも100倍の辛さのカレー食べてましたね。10年くらい前にテニプリのラジオで小野坂さんとたけぽんがカレー食べていた放送回がとても大好きだったので、妙に嬉しいし楽しかった(笑)
お昼頃に行ったら既に列が出来ていて10分~15分くらい並びました。
お持ち帰り用の容器を見て、「これ!これ食べてた(笑)」と笑ってしまった。
確かにメニューに辛さは「70倍が最大」と書かれていました。私は甘党なのできちんと食べきれるであろう3倍の辛さのカレー頼んで食しました。辛いけど、美味しかった。たぶん、甘口の人はこれくらいが普通に美味しく食べられるレベル。辛いのが得意な人は10倍20倍くらいは平気かも。