かわいいと言い出したら沼

某男性声優をかわいいと言い出して数年経過中。ディアなガールですが、もう女の子じゃなあい。

シアライ お花写真

入場口近くの祝花が今回も結構な数ありました。

ファンからは40個くらい、関係者からは30個くらいのお花が届いていました。

ファンのお花はそれぞれに愛がこもっているのが見てとれました。可愛らしいデザインもたくさんありました!

関係者の中では置鮎さんのひまわりが一番大きくて、遠くからも目立っていました。あと、サイズが一番小さい祝花がカメラに囲まれて何かすごいことになっていました。

二日目かなり早めに入場した関係で、珍しく写真を沢山撮れましたのであげとこうと思います。

※ファンのお名前が入っているので、消してほしい方がいたら消します。

f:id:dgsmki:20160912102455j:plain

f:id:dgsmki:20160912102552j:plain

f:id:dgsmki:20160912102728j:plain

f:id:dgsmki:20160912105134j:plain

f:id:dgsmki:20160912102823j:plain

f:id:dgsmki:20160912102927j:plain

f:id:dgsmki:20160912103025j:plain

f:id:dgsmki:20160912103123j:plain

f:id:dgsmki:20160912103218j:plain

f:id:dgsmki:20160912103318j:plain

神谷浩史 シアライ感想レポ⑤ (終わり)

神谷浩史 シアライ感想レポ⑤

 

【ラストMC】

リフター恐怖話、Theaterを作るに至った話、体内年齢の話、ファンへの話をしてくれました。

 

虹色蝶々のリフターは本当に怖かったらしく両日ともMCで触れていました。「恐怖でしかない!」「こんなちっちゃい手すりしかないんだもん!あと、その手すりから下が見えているんだよ!」と騒いでいだ後に「でも、2階3階のお客さんの顔が見えたから、高いところに上げられるのも悪いもんでもないなって。」と付け加えていました。

 

今回のTheaterでは作品の裏で働いている人の姿を敢えて取り上げている。「本当はエンタメの裏側なんて見せちゃダメなものたろうし、見たくないという人も中にはいると思う。」それでも、「僕をきっかけにして、他の方のお仕事のことも知ってくれたらとても嬉しい」という思いで取り組んだと。まあ、この辺の話は声優雑誌にインタビューで載っていますので割愛します。

 

「ハレシリーズがあって、ハレゴウから外したデンジャーヘブンがあって、今回のTheaterがあって。全てが繋がっているんです。正しく作品を作っていけば、次が見つかるんだと思います。正しく作品を作っていたからこそ、こんな凄いクリエイターさんに協力してもらえることが出来た。」と言いだした時は、(ここでも来たかこのワード……)と真顔になっちゃいました。神谷さんの言う『正しい』についてはあんまり考えないようにしようかなと思います。神谷さんの中で今年の声優アワードの時から流行っているワードっていうだけだと受け取ろうと思います。

 

体内年齢の話をしてくれましたね。神谷さん家の体重計で体内年齢を測ったら31歳だったとのこと。ライブに向けて体力作る為に走り込みを始めたら26歳と表示された事があったと話してくれました。会場からは驚愕の悲鳴。「お風呂の後とか血流良くなっているとよく誤作動おこすんですよー」と焦ったように付け足す姿が可愛かったです。

「俺もまだまだ捨てたもんじゃないなって思いましたよ。」と話していて、本当にこの人のネガティブな思考回路は変わらないし自虐的な性格も変わらないんだなと思いました。

 

ファンへの話の感想は、一言で言えば重かった。

二日目、「僕は意外と律儀な男なんです。」という言葉と冗談めかした表情で話ははじまりました。「応援してくれているファンに何か返したいと思っていて……。だから皆さんに手を振って愛嬌を振りまいたり(ここで客に手を振る)媚び売ったりとね。」

マイナスな言葉選びしか出来なくなっちゃったのかと思うくらいに、ネガティブな語りでした。僕のことを色々と書く人もいますが~の発言には心底ヒヤッとした。その後の「ここにいる皆さんの方がずっと僕の事を正しく理解してくれていると思うので、今回色々と話させてもらいました。」の言葉が少し重かった。あと、初日も二日目も軽く挑発している。浩史さん、たまに喧嘩早い奴の香りするよね。

 

「こんな雰囲気を作ってしまいましたので、みなさんお察しかと思うのですが、次の曲で最後になります。」

 

ラストの曲の宣言が来たら、客からお決まりの「えー!」が飛ぶ訳ですよ。これはもうお決まりのやり取りなので、そんなに何かしらのコメントを神谷さんに期待はしていなかったのですが、二日目は会場をジッと見渡した神谷さんが「俺が嫌だ!終わって貰わなくちゃ困る!!」と力強く断言してきたのでまた新しいコメントの追加が来たなと思いました。

以前のコメントだと「俺頑張ったよ?!なにが不満なの?!」「『えー!』ありがとうございます。(業務的対応)」「この、『えー!』が嬉しいと感じる時が来るなんて思っても見ませんでした」とかでしたね。

 

初日、凄くMC中にお鼻をスンスンしているから、テイッシュを誰か持ってきてあげて!と酷くわたわたしちゃいました。曲に入る前に、グッズのタオルで男らしく雑に拭いていました。まあ、鼻水はそれで拭くしかないよね。ついでに、おじいちゃんみたいな咳もしていました。

 

ラストはシアターでした。花道に敷かれたレッドカーペットを背にして歌ってくれました。

初日、ところどころ声が震えていて、音程は今まで聴いたことないくらいに不安定。苦しそうな、悔しそうな表情が印象的でした。仕事の歌の最中にこんなに感情に引きずられる人じゃないのに、と思いながら見守っていました。

二日目は初日に比べたらと本来の能力を発揮出来ていたと思います。

私自身、泣くまいと思っていたのだけれど泣いてしまいました。

 

【アンコール】

アンコール一発目は、影もまた真なりでした。Theaterの曲なのに歌わないのかなーと思っていたら、アンコールで持ってきてくれました。

カメラへのウインクがばっちり決まっていて、感嘆してしまいました。

 

【ミニMC 】

両日ともに神谷さんは夜空柄のTシャツを着てきました。

この後、改めてバンドメンバー、ダンサー、カラーガード隊の紹介がありました。その前にも神谷さんがステージに不在の時にメンバーの紹介があったのだけど、どのタイミングだったか忘れてしまいました。カラーカード隊はDGHと名前が付けられていて、会場がザワッとしました。そういえば二日目は内田社長が来ていて周囲の人が気付いたのをきっかけに会場がざわめきましたね。

初日の告知の時に、「昼夜公演の出演者の図が見づらくてよく判んない!後でみんな確認してください!(笑)」みたいな事がありましたが、二日目は「見やすくなっている…!」とニヤリと笑って、ちゃんとリーライの告知を読み上げてくれました。

 

「みんなの近くにいくよー!」ということで、アンコール最後はグロリアスタイムでした。この曲はファンの為に作ったものだから、毎回の事ながら胸にくるものがある。神谷さんの為に一面紫色に染めてあげたいって思う。この場限りの絶大な権力をもって、会場にある紫以外の色を全て変えたくなる。特に、オレンジをね。

神谷さんは「他の色もありますね~」と見まわして笑っていたけどさ。

アリーナ席を一周してくれました。初日は下手側後方に差し掛かった辺りで、マイクを客席に向けたのでびっくりしました。え、神谷さん歌詞飛んだ?それてともこれは歌っていいってやつなの?サビじゃなくてここから歌うの?マイク向けられてない時は歌わないほうがいいの?歌ってほしいの?と混乱しました。二階のスタンド席だったので小さく歌う程度に留めたのだけど、二日目は歌うぞ!と気合いれてアリーナにいたら、二日目は客に振らないんだもん!!もー!!

 

今回も神谷さんの生の声で「ありがとうございましたー!」が聞こえたので嬉しかったなあ。

 

【ダブルアンコール】

二日目のみありまして、ファンを想って作った「贅沢な時間」が歌われました。

このダブルアンコールで何が歌われるのか、二日目の昼過ぎに事前に知ってしまっていました。会場の人の100人くらいは知ってしまっていたと思います。知ろうとしたとかじゃないんです。あれは事故です。ライブ終わるまで黙っていたのを誰か褒めてください。

 

それもありまして、ダブルアンコールは絶対にやらなきゃと俄然燃えていました。

あの神谷さんが投げキッス2回だけで捌ける訳がない。初日あれだけ投げキッスしておいてこの投げキッスで終わりとか思える訳がない。

アンコールが終わって、視界に入った数人が荷物を持とうとして屈みだしたので、(まだ続きがあるんだよ!!行っちゃだめだよ!!)という気持ちもあって焦って必死にアンコールの声を出したら、他の人も思いのほか必死な声でアンコールをしてくれて。2階3階の様子は分かりませんが、アリーナはスタンディングで大きなアンコールをしていました。こんなに大きな声がでるのかとアンコールしながらもびっくりしました。アンコールの方は正直そんなにたいした事なかったから、ダブルアンコールでこんなに大きな声でるのかよとギョッとしたというのが本音です。びっくりしたよ。

それと、これくらい出るなら、ライブ中に神谷さんが「みんな、声出してー!」と言った時にもう少し大きな声で答えてあげられたのではとか思っちゃった。

 

神谷さんが出てきてくれた時は凄く嬉しかったし、神谷さんもあれだけの大きな声で求められたら嬉しかっただろうなと思うわ。

「一つ、我儘を言ってもいいですか。この曲をみんなで歌いたいです。」と神谷さんが静かに言いだした時は嬉しかったなー。神谷さんの声を聴きに来ているんだから、他人が歌うというのが嫌だという人もいると思うの。そういう方達には悪いのだけれど、これは神谷さんの我儘だからって言い訳つけて一緒に歌いました。

 

「すぐに会いたくなるのは どうしてだろう それは好きだから ♪」の「それは好きだから」部分を神谷さんが歌わず、音楽も一時停止。こちらが怯んでしまうようなキッとした目線で目の前のお客さんを見渡しました。最初は音響トラブルかと思い、神谷さんなら大丈夫だろうけど、フォローできる分はフォローするぞ!と無駄な心配をしてしまったけれど、そうではなかったです。演出上、音楽を止めたのでした。

 

張りつめた空気の中、神谷さんは「僕は声優として、今、ここにいられることをとても幸せに思っています。」と選手宣誓の如く声を張り上げました。

これには予測が出来ていなくて、驚きのあまり、その後に続く歌に気持ちをもっていくのがうまくいきませんでした。

MC最中ではなく、このタイミングで。歌の最中ではなく、音楽を一時停止して。これが、ここに来ているファンに神谷さんが一番伝えたかったことなのだろうと感じました。

 

もはや恒例となっている投げキッスの大安売りをして彼はステージを去りました。ラストの投げキッス掴み投げもきゃーきゃー言いながら受け取りましたよ。

 

今回、ファーストソロライブと変わったなと明確に感じたのは曲と曲との間に間隔が設けられているということ。言い変えれば、セカンドには「ゆとり」があった。前回のハレライでは神谷さんが様々なパフォーマンスで休むことなく飛んで跳ねて魅せ続けてくれて、客としては息継ぎ無しで、急ぐように楽しんだ印象が強かった。あまりライブに参加している人間ではないので見当違いなことを言っていたら恥ずかしいのですが……。

基本的な考え方として、ライブって勢いが大事だから曲と曲の間に時間を作らないようにすると思うんです。少なくともキラフェスでは、曲と曲の間なんて無いに等しいです。

この間隔の意味って意図的なものなのか、だとすればその意図はなんなのか、逆に意図的でないとしたらその理由はなんなのか。このライブの初日を終えてから考えていました。実を言うと、初日はあの作られたであろう沈黙の間が結構怖かったのです。そもそも、初日は色んな意味でヒヤヒヤしていましたからね。

 

シアライを終えての率直な感想は、「楽しかった」と「安心した」の二つです。安心したとか、何を不思議なことを言っているんだろうと思われてしまうでしょうが、まあ、ホッとしたんですよ。

いつまでこの音楽活動が続くのか曖昧だからこそ、楽しめる時は思いっきり楽しむスタンスでこれからも居続けたいと思います。

今回も神谷さん、スタッフのみなさん、ダンサーさん、DGHのお姉さん方、楽しい時間をありがとうございました。箱押さえたということですので、来年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

猫耳パーカーについて〉

わたし、(背中だけで終わらせるなんてそんな殺生なことはしないよね??猫耳パーカーを着てくれー!)と散々騒いでいました。結果、着ませんでしたね。

あの猫耳パーカーを着て登場するという案が絶対にあったと思うのだけれど、本人が嫌がって案が潰されたのだとしたら、それはそれで美味しい。

あまり他の番組を混ぜて考えちゃいけないけれど、4LOの時は嫌がりながらも可愛い熊ちゃんのぬいぐるみ靴履いていたのに。

着たらみんな喜ぶのになー。どこかで着てくれた時の背中以外の写真あがらないかなー……。上がらないかなー……。

神谷浩史 シアライ感想レポ④

神谷浩史 シアライ感想レポ④

 

【MC】

ここのMCだったか、最初のショートMCだったか記憶があやふやではあるのですが、初日のMC最中に客に対して「来て下さってありがとうございます」と何度も頭を深く下げていましたね。センターステージでのMCだったのですが、下手席にも上手席にもこれ以上深くお辞儀って人体的に出来ないだろうってレベルまで頭を下げていました。かなり勢いよく頭下げていたからそのまま前転してステージから落ちちゃうのではないかと思っちゃうくらいに頭さげていた。「本当にありがとうございます…ありがとうございます…」何度も言っていました。(え、なんか神谷さん大丈夫?そんなに何度も頭を深く上げ下げしたら、その後頭クラクラしちゃわない?)と思った。二日目はあそこまでペコペコしているのは無かったような気がするけど、どうだったかな。

 

両日ともお話された内容としては、オープニング映像作成話と、セカンドソロライブがいつ決まったのかという話をしてくださいました。

 

「僕をモチーフにしたLINEスタンプというものがあるんですけれども、この会場にいらっしゃる方の中にも使っていらっしゃる人もいるとは思うんですけど。…ああ、ありがとうございます。」とお礼を述べていたんですよ。

客が神谷さんの喋りの邪魔をしないように無言で紫キンブレを細かく振って「スタンプ使っているよ(購入したよ)!」を表わしたことに対しての礼の言葉だったのですが、この時、本当にキンブレって綺麗なだけじゃなくて便利だなと場違いにも思っていました。この光る棒で意思伝達が出来ちゃうんだもん。

 

「その、僕が絶対に言わないであろう台詞を喋るというLINEスタンプなんですが…とあるクリエイタ―さんが僕のそのLINEスタンプのキャラを面白いと思ってくださったみたいで、勝手に…言い方はとても悪いのですが、要は勝手に、DGを作ってくださったみたいで!」といつもの軽口めいたトークで笑いを誘います。

 

「ちなみに、あのLINEスタンプの売り上げの中で微々たるものですが、僕のところにもちゃりんちゃりんしていますんで……。」とニヤッと笑いながらお金のマークを手でつくっていました。お金ネタを外してこないところが神谷さんらしくて、ニヤニヤしちゃいました。ファン以外が聞いたら、単にお金にがめつい人だわ。いや、お金好きなのは事実なんだけどさ。お金マークを手で作ったのがライビュの人にも伝わるようにわざとカメラに写りにくいようにしたりしていました。この時の神谷さん、とてもお茶目でした。

 

「スタッフから『神谷さん、こういうものを作ってくださったんですけど、どうしましょう?』と尋ねられても『知らねーよ!』ですよ!」と笑いながら「本日2回目の知らねーよ、ですね。」と目じりを細くして、おかしそうに言う姿がねー……ほんともうこの人大好き堪らんってなりました。神谷さんが話しているのはグダグダだろうが何だろうがずっと見ていたいもん。

 

ベテランのクリエイターさんに正規の額を支払うとなると、とてもじゃないけれど払える額ではない。あのオープニングが出来たのは、クリエイターさんのご厚意に甘えたから出来たことであると話してくださいました。

「クリエイターさんって、自分が作ったものを他の人に見てもらって楽しんでもらうのが生き甲斐みたいなところがあるんですって。」とサラッと話していましたが、それは多分その方にとっての信念であり真実ではあるけれど、普通に正規の額払ってもらえないと死ぬしかないからね……。あの可愛らしい映像を見る事が出来たのは異例のケースだったんだと胸に刻みつけようと思いました。

 

「あの映像を皆さんがどう受け取ってくれるか、僕もスタッフもとても気になっていたのですが、とても好評であったようで良かったです。あの映像でもうこのソロライブ9割は成功したも同然ですからね。あとは歌っていればいいだけですもん。」となかなかにパンチがきいた発言しやがりましたね。歌はおまけみたいな言い方にハラハラしちゃったわ。

 

セカンドソロライブをやるという事が去年の9月の時点で決まっていたということ「箱(幕張メッセ)は押さえました。次のソロライブどうしますか神谷さん?」という事をスタッフから尋ねられたとのこと。この時に「知らねーよ!」と切れ良く吐き捨てるのが、正に神谷浩史の罵倒って感じで爽快でした♡

 

二日目だけは、この流れで神谷さんが突然軽く吹き出して「言いませんよ、僕はそんなことは」とか言いだすわけですよ。「だって、イヤモ二で変な事言われたんだもん。」と客に釈明しだしたのです。そんなん言われたら気になるに決まっているじゃないですか。会場からの「何―?!」の大合唱が始まるのは必然でした。神谷さん、あなた、ファンのこの反応があるだろう事が分かっていて口に出したでしょう。この欲しがりさんめー!!

 

ファンの声に押されるように、「…箱、押さえます、って。」と、クシャっと崩れた笑顔で白状する神谷さん。あの笑顔の後はちょっと険しい表情というか複雑そうな顔でステージドリンクを飲んでいたけれど、セカンドソロライがあるかもしれないという言葉に対して単純に喜んだファンの声に、嬉しいと思ってしまった自分を押し隠すようにした結果が険しい顔になっているように見えてしまった。「この後も僕歌うんですけれど、そんな気分じゃなくなってきました……。」とか甘ったれた言葉に思わず少しキュンとしてしまいました。

来年もソロライブあるってほぼ決定ってことでいいですかね。

 

実際、セカンドの話をもらった時は、今後も音楽活動を続けるかどうか悩んだという話もしてくれました。リリイベでファンと沢山会ったり、人の話を聞いたりして、移動のタクシーの中で延々と考え、「続ける」という結論を出したという事でした。

 

「さすがに、もう、いいだろう。十分だろうと思ったんです。でもお話をもらって、考えまして。僕は人から何か言われないと何もしない男なんです。(入野)自由に『神谷さん、こっち!こっち!』と押し出されるようにして舞台に引っ張り上げられるようなね。僕が仮にやめて、またやりたいなと思っても、自分ではそれを言いだせない男なんですよ。」

 

「やるか、やらないかは別にして、セカンドをやるとしたら、新しい曲が必要になる。その新しいコンセプトを僕なりに考えて持っていこうと思って。やらないにしても、何も考えずに仕事の話し合いの場を迎えるのはなんだか違う気がして。僕はシネコンがとても好きなので、その案を持って行ったんです。そうしたら、軽く『いいんじゃない。』と言われまして。気付いたら、やる方向になっていました。」という内容を仰っていました。(※一部省いて雑にまとめています。)

 

抽出した発言には私というフィルターがかかっていますが、ザッとこんな内容でした。自分がやりたくないなと思っている仕事に対して、自分なりの案をもっていくのって結構しんどいよね……あさいちゃん、それ超わかるわ……。

大人的な仄暗い事情を考えたら、ぶっちゃけ、やめられない状態ではある。本人が強い意志でやめたいと拒否するか、身体を壊すかしないと多分やめられない。

彼の性格的に、前者は今後も考えにくい。ファンからの期待は裏切れないもんね。

この辺の話はかなり横道逸れるので気が向いた時に、ツイッターで話します。

 

初日は言葉を選ばずに言うのであれば、客に対する接し方が妙に近かった。

あと、神谷さんにしてはMCがグダグダしていた。喋る内容は決めてきたけれど、その内容をどう話すかまでは決めてこなかった感じ。クリエイターさんのお名前を出す時の話の流れは断然2日目の方が聴きやすかった。

「こんなにも大勢の人が僕の話に耳を傾けてくれている……。こんなことは、ないことですよ。教室の中のたった3.0人の耳をこちらに向けさせるのですら、そうそう出来ることじゃないんです。昔はこんなこと考えたこともなかった。学校の先生って大変だよなあ……」と少しふわふわとしたトークをしていました。

あと、初日は「~…でね!」で話を変えるのが可愛くてかわいくて悶えていました。41歳のおじさんの喋りで「でね!」ってなんだよー。急に喋り方幼いとかなんなんだよー可愛すぎかよー。しかも、客の反応が良かったのを見て「でね!」をその後のトークで3回くらい使っていたからね。ぐぬぬ、あざとい。

ライブパートに入る時に、「みんな、僕のつまんない話にも飽きてきたでしょ。そろそろ歌おうかと思います。」って言ったのだけはちょっとだけゆるさないよ。あなたの話なら日常会話ですらお金払って聞きたい人種が世の中にはいるからね……。あ、つまんない顔している人がいてそれ見てのその発言だったなら許します。完全に私の我儘なのだけど、他の言い方にして欲しいわ……。MC一時間でも全然飽きずに話聴くと思うもん……。

 

二日目は初日に比べたら通常の神谷さんに近い喋りだったかなと。客も両日参加の人がどの割合いるか分からないけれども、一定数はいるので、話すであろう内容に対する反応がよく調教されていた。

神谷さんが「さて……」と口にしただけで、客が「おおおおお!?」と反応示すから、神谷さんが思わず笑ってしまっていた。「さて、と言っただけですごく反応をしてくださるんですね(笑)」と言われた時はちょっとだけ恥ずかしかったな。ライブビューイングに対して振った時に、会場の客が「イエーイ!」だとか反応を返してくれたのに対して「みなさまの優しさを感じています。」と言われた時も若干恥ずかしかったよ。

どこのタイミングだったか忘れたけれど、「ねえ。僕のこと、知っているんでしょう?ねえ、知っているんでしょう?」と神谷さんがグイグイとカメラに迫っていたのが面白かった。

「みなさん、僕のつまんない話に「Foo!!」とか反応してくださるじゃないですか。」に対して、「Foo!!」と反応したら、一回目は感謝されたけど、二回目以降はそうでもないのが堪らなかったです。あと、ステージドリンクが飲めなくて客に「Foo!とか言ってっけど飲めてねーから!」と口悪く罵倒してくるのが可愛かった。そんなん知らんがな。

 

MC明けはGRAVITATIONから始まりました。メインステージ上段で満月をバックに歌う神谷さんは美しかった。足元にドライアイスの白煙があって、まるで神谷さんが雲の上にいるような光景でした。

その後、「ラストスパートだ!」と叫びながらHA-RE?GO!とSELFISHを続けざまに歌いました。ゆったりロマンチックな歌の後に元気曲と激しめカッコいい曲をぶち込んでくるものだから、私が熱帯魚なら死んでいるよ。

確かこの後に衣装替えの為、一旦捌けました。

 

次に登場した時は、赤いハイビスカスの柄のベストに緑の葉っぱ柄のラインが入った白のスーツを着ていました。白スーツが大好きな性癖なのですが、このスーツはあまりにチャラくて素直に喜べなかった感があります。素直にシアターの赤ネクタイに黒スーツにしても良かったんだよ……?

イイカンジでは、トロッコで2階スタンド席の後ろをぐるっと一周回ってくれました。初日は浩史さんがどんどん近づいてくる…!!と、すごくドキドキしました。めちゃくちゃ近かった。

 

虹色蝶々はリフターに乗って、2階3階近くまでの高さでの披露でした。リフターが七色のライトに照らされてとても美しかった。リフターが相当揺れているのに、よく手すりを持たないようにしているなと思いながら見ていました。遠目に見ても揺れていると分かったくらいなので、リフターの上はかなり揺れていただろう。

 

レポ5につづく

神谷浩史 シアライ感想レポ③

神谷浩史 シアライ感想レポ③

 

スタアゲ終了後、神谷さんが一旦衣装変えの為にステージを捌けていきました。

その代わりに旗を持ったポニーテールで白いシンプルな衣装に身を包んだお姉さま達が入場してきて、見事なカラーガードを披露してくれました。そのお姉さま達がメインステージの中央部分に旗を集中させたかと思うと、ポップアップを使って旗の後ろから神谷さんが登場。星のマークが入ったカジュアルな赤チェックのシャツを白Tシャツの上に羽織って、シンプルな白スキニ―を履いているというナチュラルな格好でした。

 

ニコニコと笑顔でfull count をメインステージで歌い始めました。階段を下りてくる神谷さんの姿を見ている時はもう涙で視界が霞んでいたのだけは覚えています。

この曲の披露は嬉しすぎました。訳も分からず歓声あげつつも、ついに再びこの曲が日の目を見ることが出来たことに動揺しまくりました。

キラフェス2009のあのド派手なピンクジャケット着せられた神谷さんが、私にとってはじめて見た「神谷浩史がステージで歌を歌っている姿」でした。一生懸命客に笑顔を振りまきながらも歌う時は必死の形相という母性本能擽られる薄っぺら体格のお兄さんだったのに、随分と成長してイイ男になったなあと思って……。あ、謎の身内目線で物凄く偉そうな言い方なのは重々承知しておりますので攻撃はしないでいただきたい。

当たり前だけれど、歌う姿に余裕があって。なんだかそんな当たり前のことがどうしようもなく泣けました。あの頃からグッとレベルアップしたのは分かっていたけれど、「full countをステージで歌う神谷浩史」は、あのピンクジャケットの彼の姿のままでずっと更新が止まっていたものだから、ついに更新されたのが嬉しくてしょうがなくて。当時、あのピンクジャケットに似た色合いの携帯を母親に驚かれつつも買ってもらった事、自転車での通学中によく口ずさんで歌っていた事など、人生のメモリーが走馬灯のように思い出されてしまいました。ちなみに、二日目の時は流石にある程度落ち着いて受け入れる事ができました。

 

次の曲のDanger Heaven?は、センターステージにまで出てきて歌ってくれました。

メインステージに比べて、そこまでスペースが広い訳ではないステージにダンサーとカラーガード隊を引き連れてきたので随分と賑やかでした。左右に動いて踏むステップがなんとも可愛かったです。「離さない♪」の時に客席に手を伸ばしたのはちょっとあざとい振りでしたね。あのブロックにいたら確実に嬉しさでご臨終していました。キラフェス2016に引き続き、神谷さんの剣捌きが見られるのと思っていたので、旗が出てくるとは予想外でした。一度したことはもうしないってことかー。

1メートル近くあるであろう大きい旗をセンステ前方のスタッフからキャッチして、両手で軽く回転させた後に、左手のみでくるくると廻しだしたのには驚きました。最後には、回転をかけた状態で宙に高く放り投げて両手でキャッチするという大技を披露してくれました。

一日目、キャッチした直後に心底安堵したように満面の笑みを湛えた神谷さんがウルトラキュートでした。DGSで言っていた「生傷」を作った演出ってこれの事ですね。こんな一発芸みたいな事をやらされるなんて予想出来ないって。二日目、こちらも祈るような気持ちで成功してくれと願いつつ見守っていました。見事キャッチしてくれて、本当にほっとしました。これは失敗したら相当恰好が悪いから、内心かなり必死だっただろうな。

 

ダンサーとカラーガード隊が捌けて、ステージには神谷さん1人だけ残り、Always kissing Youを歌い始めます。照明もしっとりした感じになり、今までの賑やかな雰囲気から一転しました。待ち望まれていた影の人気曲が来たなーという感じで見ていました。

 

お次はスノウフレイク・ワンダーランド。

キラフェスでは歌わなかったので、今回が初披露でした。発売当初からライブ前まで(―――私には刺さらないけどライブでは絶対に歌うよねーとりあえず聴いておこうかな―――)というぐらいの緩いスタンスだったのですが、演出が面白過ぎて一日目終わりに友達と喋ったライブの感想は三分の一以上この曲についてだったと思います(笑)これ、本当に曲を正しくロマンチックに聴いていた人にとってはあの演出ってどう映ったんだろう。この演出で大丈夫だったのかな??そもそも、なんでこの演出になったの??謎は深まります。

これを神谷さんは客観的に見る為にマネージャーさんに撮って貰っていたと思うので、それを見た時の感想をぜひ聞かせてください。あと、本番の客の反応を見ての気持ちを教えてください。

メインステージに白い垂れ幕が下がり、そこに雪の城の映像を映して神谷さんとコラボさせるという夢のある演出でした。お城の扉が開いて、そこから神谷さんが出てきて歌いだすところは実にメルヘンチックでした。

 

ここまでは正統派メルヘンだったのです。

 

「夜空を見上げながら ♪」がきっかけだったと記憶しているのですが、メルヘンなお城が消えてステージ画面の右側の方に巨大な神谷さんの映像が映し出されたのですよ。シンプルな白い服を着ていて、髪形が超絶私好みのパーフェクトな感じにキマっていて、アンニュイな表情が色っぽい神谷浩史映像がね。

その彼は「仲間はこないのかい?はぐれた 雪のかけら ♪」でスッと消える。

「ひとりでは 心まで凍えそうだろ 暖めたなら溶ける」で正面に新たな神谷浩史登場してスッと消える。「にぎやかな街並みは光を放ち 残酷なくらいに美しい ♪」で左に新たな神谷浩史が(…略…)

 

なに、この笑いをじわじわ誘ってくる感じ(笑)

会場もざわざわしているのだけど(笑)

 

これはもしかしたら笑ってはいけないのではないのか?だってこんなロマンチックな曲をネタ曲にする訳がないものね……??映像の浩史さんも超好みのビジュアルだし……と遠慮してニヤニヤ程度に笑いを留めていたけれど、サビの「スノウフレイク・ワンダーランド たくさんの温もり ~♪」で3人がサッとあらわれて本物の神谷さんを含めて4人で大合唱しはじめた時はもう笑いの歯止めが効かなくなって思いっきり吹き出してしまいました。初日、友達と一緒の参戦で良かったなと心底思いました。仮に近くでロマンチックな気持ちになっていた方がいたならこの場をもって謝罪します。

「3人にwwww増えたwwwもう無理www」という断末魔を残して私の腹筋は崩壊しました。本物の小さい浩史さんを囲んで3人が感情込めてそれぞれに歌う姿がもう私の笑いのツボをこれでもかというほどにプッシュしてきて、この曲を聴く度にこの風景が浮かんでしまうというヤバい呪いにかかりました。あの演出本当になんだったの。マジやばい。

その後に、ハレライの時のハレヨンくんの去り方を彷彿とさせる去り方で、画面に映った白衣装の神谷さんが星空の中にゆっくりと歩いていく映像が映りました。あの歩き方も注文をつけられて歩いたのだろうなと思うくらいにはやや不自然な歩き方でした。その神谷さんが雪のようにスッと消えるのも含めてじわじわと笑えました。マジやばい。

本物の神谷さんが煌めく星の粉らしきものを2回、花咲じいさんのように振りまいていて、それに関しては笑うところもなく綺麗な演出でした。なんで最初から最後までこの綺麗可愛い路線で作らなかったの????

神谷さんはこのマジやばい演出で会場をこれ以上なくざわざわさせた後にステージを捌けてしまいました。

 

暫く、またあの不思議な「フワァ~ン~」という闇の時間がありました。

 

衣装を変えた神谷さんが再登場して次に歌ったのはQ.E.Dでした。ステージに赤いライトが射す中、ダンサーさんを従えて歌い踊る神谷さんが超絶カッコよかったです!!!難易度高そうな激しいダンスだったんですが、すっごいカッコよく踊れていて!!表情も歌声も色気があってもうなんなのこの人反則だわーもう勘弁してくれー大好きだわーとまた惚れていました。この人に、何回惚れ直したらいいんだ。この曲の時の神谷さんが今回のライブ曲の中で、一番クールでカッコ良かった。一人称が「僕」じゃなくて、「俺」な雰囲気を纏わせていた神谷さんだった。

センターステージからメインステージに帰る時に、ダンサーさんを途中まで従えてスタスタと歩いていく後ろ姿が超カッコ良かったです……!!

ちなみに、衣装は白のシンプルなスキニ―と白Tシャツに黒のラフなジャケットを羽織っていました。やたら大きな白いスニーカーがちょっと不恰好で、それに関してはデフォルトされたキャラクターみたいで可愛かった。

 

次のYELLはトロッコ使用でした。イントロとともに「YELL」と画面に白で表示され、アリーナ席を下手側から上手側に向かって一周ぐるっと回ってくれました。二日目はこのトロッコ演出のお蔭で近くまで神谷さんが来てくれました。至近距離にテンション上がってちょっと必死にキンブレ振っちゃいました。こちら側のブロックに向かって穏やかな笑顔で2回ほど頷いてくれまして(今、「はいはい、わかっていますよ」って感じにこっちを見てくれたー♡♡)とかなり嬉しく感じたのですが、もしかしたらイヤモ二で何かの指示受けて頷いただけかもしれないですね。曲に合わせてリズムとる為の頭の動かし方ではなかったのは確かなのだけど。

いつものように、小器用に万遍なくファンサしていました。

 

 

レポ4につづく

神谷浩史 シアライ感想レポ②

神谷浩史 シアライ感想レポ②

※感想ばかりが多いです。 

 

【MC】

まずは挨拶から始まり、今回は隠されないで最初からステージにいらっしゃるバンドメンバーについて触れていました。

メンバーはドラムの方だけ都合がつかず、新しい方が来て担当してくださっていましたが、去年のハレライとほぼ同じ布陣でした。今回も生バンドでライブを盛り上げてくださいました。

 

「前回のソロライブでも言ったのですが……」と前置きし、「本当に失礼な話なのですが、僕はここに来てくださっている方のひとりひとりのお名前を存じ上げている訳ではなくて、それが申し訳ないなと思うんです。」と仰っていました。

 

夥しいほどの人が神谷さんのファンをやっていている。

その一握りとはいえ、この二日間に幕張メッセに来た何千人という大量のファンの名前を知らないのが別に失礼に当たることかな?と、神谷さんの申し訳なさそうな喋り方を見ている時は「そんなに失礼な話じゃないぞ」と単純に疑問に思ってしまうのと、ファンの事を気にかけているという、くすぐったい気持ちみたいなものが半分半分の状態になっていました。大好きな人がファンの事を気にかけてくれる人でとても嬉しいのだけれど、その気持ちには共感が出来ないから今一つ理解できないという、……嬉しいのに、もどかしい感じでした。

神谷さんって、おしゃ5で誕生日のコーナーの時に紹介されている漫画家さんや声優さんへの知識量が聞いているこちらがややドン引きするくらいあるような人間だから、『自分に関係のある相手を知る』事に関してはちょっとドン引くほどに熱心な人なのだろうとは思うんです。だからこそ、余計にそれが出来ないことに対して「失礼」「申し訳ない」という強いマイナスの響きを持った言葉を使ったのかな。それとも単にネガテイブだから、こういう遜った表現になっていただけかな?

神谷さんにとっては名前を知ってどんな人なのかを知ることがその方に対して敬意を示しているということなのだろうなと思うのです。自分を応援してくれている人に対して、自分なりの敬意を示したいが、それが通常用いている方法では出来ないことがあの「失礼なことに…(略)…存じ上げていないのが申し訳ないなと思うんです。」という言葉に繋がっているということで合っているのだろうか。

 

映画館の支配人になりきったバージョンの神谷さんが朗朗とした喋りが素敵でした。

「それは喜劇だったり、はたまた悲劇であったり…恋の物語、身の毛もよだつサスペンスであったりと……」という具合に手振り身振りと声の調子を変えてシネコンについて述べてくださっている時の神谷さんが不意打ちでちょっとカッコよかったです。二日目は「恋の物語」と言ったところで客が「Foo~」を入れて、それに動揺したのかなんなのか若干キャラのバランスを崩していたけれど(笑)

あの喋り口はルーブルナンバーナインの音声ガイドにやや近いところがあるかな。魅惑的な声によって違う世界にグイッと引き込まれちゃうような感覚に襲われたというか、今までいた空間が変えられてしまった錯覚に落ちてしまうというか。

「さて、今から皆さんをtheaterの世界にご案内いたします。皆さんに私からアドバイスをしましょう。…必要なのは、この場を楽しもうとする心、想像力。…そして、ほんの少しの優しさです。」この台詞を言った後の神谷さん営業スマイルが妙に記憶に残っています。にっこぉー!と擬音が出そうなくらいのスマイルでした。

こういうの、堪んないね。この指定されたキャラクター像に自分の声と演技と仕草動作をめいっぱいフル活用して、その身に纏う空気をガラッと変えちゃうじゃない。神谷さんのこの憑依技術は超好きです。ここ数年間ファンやっていて、神谷さんの憑依で出来がイマイチだなってなったのはキラカンの神谷会長による一寸法師役(設定:不思議ちゃん)の時しかないもん。

二日目はこの映画館支配人というキャラ設定を思い出したようにちょこちょこやってくれたけれど、初日は完全に忘れていたのか、私には窺い知れぬ何かしらの意図があったのか、このMCでしか見る事が出来ませんでした。初日のMCに不満があるかと言われたら、決してそんなことも無いです。いつもの喋りよりもふわふわしたトークで、あれはあれで可愛かったです。

初日に「準備は整いましたでしょうか!」を会場に3回も尋ねてくるのが可愛かった。他にも繰り返していた言葉あったけれど、忘れしてしまったな。何度もファンに声出してと要求してくる事に内心めちゃくちゃ喜びつつ、欲しがりな浩史さんの為に頑張って声だしました。

 

神谷さんが檀上から捌けると、男性のダンサーさんが1人メインステージの上段中央に現れました。ゆったりとした音楽に合わせてのびのびと優雅に踊りだします。白いワイシャツに黒いズボンと黒いハットを被って、チャップリン感が出ていました。中盤からメインステージの上手側下段に複数のチャップリンが登場し、神谷さんが衣装替えの為に留守にしたステージをダンサーズみんなで踊って楽しませてくださいました。

 

ダンサーズが捌けると、辺りは薄暗くなり不思議な「ファワ~ン~」という音が反響するかのようにゆっくり繰り返し聞こえてきました。会場とステージをユラユラと仄かに照らすライトと合い混じって、ミステリアスな空間になっていました。「シャンシャン…」という鈴の音まで聞こえ出して、このまま怪しげな催眠術でもかけられちゃうんじゃないのかと思うほどに些か不気味な時間でした。

 

MC明け一発目は、Fiction Factor でした。この曲は一目惚れだったので、ライブで聴けるのを本当に楽しみにしていました。最初のイントロは糸のように細いライトを寄りあわせたものが薄暗い会場とステージを曲調に合わせて照らしていました。白と青の落ち着いた配色のそれは、まるで流星痕を紡ぎ合わせたかのようで、息を飲むほどの美しさでした。

曲が始まると、ハレライの虹色蝶々を彷彿とさせるくらいのカラフルなライトの配色に変化して、初日はこれに衝撃的を受けました。これでもかというほどに多くの色が忙しなく使われていました。統一感の無い派手なライト使いに驚いてしまいましたが、この曲の意味を思えばこれ以上もないくらいにぴったりの演出でした。「何も変わらないさああああー♪」と「閉じた君の瞳の中にーー♪」の後に来るメロディ部分でのライトのデタラメな色の切り替え加減が最高でした。あのスピード切り替えによるライトの点滅は超絶クールでカッコ良かった。

席の位置的な問題もあるかもしれませんが、初日はライトが非常に強くて肝心の神谷さんの姿が見えない事件が起きました。もう、あの時は声を聴きながら理想の神谷さんを夢想したよね。ステージ画面すらライトの眩しさで見にくかったからね…。

二日目はライトも神谷さんも綺麗に見えたので、ステージ画面を凝視していました。「認識さえも歪ませるなら ♪」の時に右手で右耳の近くの空間をぐしゃっと握りつぶす神谷さんがめっちゃかっこよかったです。あの振りとあの眉を寄せて苦しげな表情がド直球に私のストライクゾーンにめり込んできました。

「なぜ 泣いているんだい?全部そろっているだろう?閉じた君の瞳の中に ♪」を初日では歌詞を間違えられていて、(「閉じた」が抜けていた)聴いていてちょっと動揺しちゃいました。二日目は流石に間違えなかったのでほっとしました。

この曲が初見で刺さったのは、例の件があったのもありますね。私が考えていた以上にファンの中の神谷像がそれぞれに結構食い違っていたのだと思い知らされたのと、多種多様のファンがいるのだと改めて理解させられて、思いのほか色々と鬱屈してしまった中に、こういう曲が舞い込んできたのはタイミング的にゾッとするものすら感じました。

 

この曲からお衣装が長い丈の黒い衣装になっていましたね。この衣装についてなんですけれども、悔しくてたまらないことが一点あってですね。

 

―――――あの豪華な黒い服の中、ノースリーブだったの???なんで私はその重大事項に気付いてなかったの????脇チラ??????嘘でしょ????????????あの二日間の自分を殴りたい。衣装もちゃんと見ろって殴りたい。肩の飾り見て「貴族の衣装みたい~♡」とかお幸せアホなこと思っているんじゃねえぞほんとにな。あの妙にガードが堅い衣装ばかり着る事でお馴染みの神谷さんがノースリーブ???……いっそこの情報を頭の中から削除したい。脇チラなんてなかったんだそうだそうに違いないそう思うしかない。最近やたら長い丈の服を着ているのは小柄な身体に合っていて足が細く見えて体型を気にした女子の着こなしみたいで可愛いから好きですし、お尻は個人的にはどうでもいいんですけど、ノースリーブはどうでもよくない。どうでもよくないよ……。中年男性の脇チラを見逃していたことに何をこんなに本気で悔しがっているのかよくわからないけどこの見逃したことに関しては謎の感情が収まらないよ……。他にも私のように見逃した人が沢山いるはず、いない訳がない、いなかったら泣いてやる。

……哀れと思ってくれるならばどうか次の機会を作ってくださいお願いします本当にお願いします……。―――――――

 

次はミラーワールドでした。この曲か、Hello my shadowをFiction Factorの前後で歌うだろうなと思っていたので、こちらが来たかという感じでした。歌詞が良い感じにスレた人間の視点で、抵抗感なくスルッと好きになった曲なのでイントロが流れた時は結構嬉しかったなあ。

メインステージには6つの巨大なミラー(縦2メートル、横1メートル程度)が登場しました。それらに囲みこまれる神谷さんと、神谷さんを映しだす鏡たち。それらは会場の紫の明かりをも映し出し、曲後半では紫の煌めきを放つミラーを足元にして歌う神谷さんを見る事が出来るという幻想的な演出でした。今回の中で最も意味深な演出だったのではないでしょうか。

初日はミラーがやたら反射して紫の色が綺麗に見えないし、またも神谷さんが見えない事件が起きていました。二日目はどちらも綺麗に見えました。

 

次の曲はSTART AGAINでした。

スタアゲのイントロが流れだし、巨大なミラーがゆっくりと反転しだしました。その裏には6つの丸いライトが装備してあり、眩しいくらいに強めの白い光を放っていました。ステージには青いライトが当たっており、神谷さんの立つ場所は強い調子の青と白のライトが綺麗に調和されていました。ステージの画面は、前半は赤と緑の縞模様の球体が落ちていくイメージ映像で、中盤から青とピンクの縞模様の球体に変化して上昇していったように記憶しています。

ダンスは今回も鬼気迫るほどにキレッキレでした。両日ともにダンスも歌も安定していました。強い決意を表わす曲だから、というのが背景としてあるのだろうけれど、スタアゲの時の表情の厳しさと気の張りつめ方は他の曲とは段違い。私のようなチキンハートにはあのピリピリと張りつめた感じは若干怖さすら感じるもの。ダンサーさん達は一歩下がった距離で同様に踊っていました。

初日は特に、前の2曲がライトの関係などで神谷さんの表情がよく見えなかった部分がままあったので、スタアゲでようやくはっきりと見えるようになったという感じでした。

 

 

レポ3につづく

神谷浩史 シアライ感想レポ①

 

神谷浩史セカンドソロライブ Live theater 

9月3日・4日 幕張メッセ

 

※あんまり僕の言った発言とかを仔細に書かないで欲しい(僕を知らない人から「こいつ頭おかしいのでは」と思われたくない……)とは言われましたが、前回のブログでお察しのように私は不良ファンの類いなので、自分の書きたい事はだいたい書きます。ごめんなさい。あと、神谷さんはたまにそれはちょっと……、大丈夫なのだろうか……?という立ち振る舞いや言動をされる事はあるけど、今回特になかったです。

※いつもの感想レポと同様で、レポの要素よりは私のたのしい思い出日記の要素が非常に強いので閲覧には適当にご注意してください。

 

【物販】

初日の物販に並びました。始発電車で朝7時に海浜幕張駅に到着し、最後尾に7時20分頃着きました。到着場所がハレライの時と同じ物販ルートである木陰の場所だったので、今回の物販もハレライと同じで、楽な物販になりそうだなと思っていました。公式が物販時間を1時間繰り上げしてくれたおかげで、予定より早い8時30分から列移動が開始しました。

ここからが異常に長かった。日光がガンガン射している中、日陰が一切無いコンクリート地面の上で人が立ったまま密集しているのは結構な試練でした。前日深夜近くまで勤務していたのと、ひとりぼっちだったので、途中から暑さに加えて眠気ともバトルしていました。もし許されるならば、コンクリート上でも構わないのでとりあえず横になりたいくらいに眠かったです。物販に並んだ総時間は5時間30分ほどでした。終わった感想としては、私史上で2番目に苛酷な物販だった。(1番はウルトラ寒い季節にスカート姿で6時間近く並んだ祭祭祭)前日は深夜までの仕事を入れないようにしようと固く誓いました。物販最中はフォロワーさんとのリプでちょっと気持ちを立て直していましたもん。

グッズは事後通販もあるからなのか、大量に用意してくれていたようですね。2日目の昼に物販を覗いたら、並ばずにほぼすべての商品が揃っていました。客の数と会計の様子を見る限りグッズ自体は売れている様子だったので、相当な量のグッズを作って用意してくださったのか、客が1日目に集中しすぎたのだなと思いました。仮に次の機会があるのならば、2日目の物販で買い物を済まそうと思いました。

結果論から好き勝手に批判を零されるのは言われた側にしてみたらとても悲しいし不愉快なのは重々分かっているので、あんまり言うのは良くないかなーと思いつつも、こういう愚痴も思い出の一つなので書き記しておきます。

この辺から適当に読み飛ばしてください。

これは予想でしかないのですが、あそこまで物販の流れがゆるやかだったのはTシャツなどの見本を希望した客に手渡しで見せていた時間があったからなのではと、接客を見ていて思いました。仮にこの事が要因であったとしたならば、全身コーデしたマネキンを用意して、物販列近くに立たせておいて欲しいです。参加される方にはそれこそ色んな人がいるので全身コーデしたマネキンから盗難される可能性も無い訳ではないですが、現物を見える範囲に置いておくだけで多少は列の進みの悪さが解消されたのではないかなと。グッズは現物を見たら印象が違ったという事が多々あるものなので、購入前に見る事が出来るのであれば近くで見たいというのは割と普通の感覚じゃないでしょうか。多少ダサいコーデになろうが、全身コーデマネキン置いておいてくれたら客としては参考として非常に助かりますし、スタッフさん側の手間もほんの少しは縮小出来るので、結果として良くなったかもしれないなと思いました。

自分勝手な我儘を言うようで恐縮だけれども、あの暑さの中で体調悪くする人が出てもおかしくないという考えから水分摂取の声掛けを定期的に行うという基本的かつ大切な行為をしっかりと実行されているのであれば、もう一歩の最善を尽くせたのではと辛口な感想を漏らさずにはいられません。ややキツイ物言いになってしまったので添えさせていただきますが、1時間も早く物販が始まったことに対しては感謝しております。レジ数はけして少なくなかったことですし、次回から何らかの改善がされたならばとても嬉しいです。

 

ちなみに自分の分の購入物はパンフレット、黒Tシャツ、ポップコーンでした。家以外でも着やすい地味なライブTシャツが欲しいなと思ったので宇宙柄ではなく黒の方をチョイス。ポップコーンは、このライブならではのアイデアだなとグッズの中で最も好印象を受けたので速攻購入する事が決定していたグッズでした。箱のパッケージがお洒落で可愛らしいものだったので、そういう点でも惹かれました。

クラッチバッグの柄が好みだったので、買うかどうか直前まで物凄く迷いました。結局買わず仕舞いでした。片手がふさがってしまうお洒落アイテムを使う場面が無いのと、大きめサイズだったので小物入れには向かなそうと判断した為です。公演の数日前に神谷さんの後ろ姿で話題になった例の猫耳パーカーもかなり悩んだのですが、どう脳内で頑張っても自宅で着る事しか出来ないのがネックで断念しました。グッズ情報解禁の時にチョーカーはまず買わないと思っていたのですが、実物を見たら思いのほかチョーカーというよりはネックレスでした。これだったら分かりやすくネックレスと表記して欲しかった……!チョーカー、事後通販で買おうか絶賛悩み中です。大判のタオルの実際の色が思ったよりも鮮やかで綺麗なお色だったので、これに関しても今更ながらちょっと悩み中です。

 

【座席】

極めて幸運な事に、去年のハレライに引き続き両日とも本会場にて参加することが出来ました。初日は2階スタンド席ステージに対面したブロック、2日目はアリーナ席の後方ブロックにいました。どちらも座席列の関係でトロッコ演出の時にかなり近距離まで神谷さんが来てくれる席でした。見上げるという行為で首が痛くなりやすい私にとっては落ち着いて見る事が出来るスタンド席が最適なので、初日は身体的にも気持ち的にもリラックスしやすい場所でホッしました。隣の人と接触してしまうのではないか、キンブレが当たってしまうのではないかと無駄にちょっと不安がるタイプの人間なので、端っこ席が好きなのですが、偶然にも両日端っこでした。思わぬところでラッキーでした。2日目はセンターステージでパフォーマンスをされるご本人のお姿が肉眼で普通に見える位置だったのでよかったです。メインステージにいるときは流石に距離があって見えにくかったので、その時間は大人しくステージ画面に頼りました。

会場入りして思ったのは「幕張メッセってこんなに近かったっけ?」という事でした。今年の6月に4回もさいたまスーパーアリーナに行ってしまっていた後だからか、妙に狭いなと感じました。

 

これから、セットリストの順に沿った形で思い出語っていきますね。

 

【オープニング】

オープニングはLINEスタンプの神谷さんを起用したアニメーションでした。

星煌めく空間の中、突如として可愛らしい姿を成す猫耳フードを被ったLINEの神谷浩史モチーフのキャラ。宇宙空間に誕生した彼は、丸みを帯びた木の中にひゅぅと落ちていきます。その木は半円径の惑星らしき物体に生えているたった1本の木でした。木からドスンと落ちて目を回す彼は、客の視線から逃げるように急いでサッと隠れ、そうっとこちらの様子を窺ってくる。近寄ってきたら来たで、至近距離まで来て手を振るなど、ちょこまかと愛想良く動き回る。そうかと思えば、ピンク色の星がついたステッキを両手に持って振り廻す。彼のピンクステッキの動きに合わせて会場の照明も連動していて、調子に乗って激しく振りながら踊る彼に合わせて激しく動く照明のライトが忙しなかったです。この演出で、この愛らしい生きものと客席が不思議なステッキで繋がったような感覚になりました。とても良かったです。

そうやって頑張って振り過ぎてしまい、頭がぐわんぐわんしちゃってへたり込んでしまう様子が非常に愛くるしかったです。彼の仕草や動きはとってもキュートで、全体的に可愛くて仕方がなかったです。

改めて、画面にトコトコと近づいてくる彼がピンクステッキで「Hiroshi Kamiya live 2nd」とピンクとパープルのマーブル柄の文字でサラサラッと書いてアニメーションは終了でした。

 

今回のライブのスタート曲はDolce mistでした。事前に予想していた数曲の中には候補としてはあったのでスタートとしては全くの予想外ではなかったなとイントロ聴きながら考えていました。キラフェス2015で神谷さんが最初に歌った曲ですし、歌詞と曲調的にもスタートを切るのにふさわしいチョイスだと思いました。

メインステージから金色の丈長め衣装で登場する神谷さんの姿に大きな歓声が上がりました。金のお衣装は分かりやすく派手だし、ステージ映えするから選択としてはいいのだけども、私の中ではもうおしゃ5の金色マンが連動記憶で登場してしまう……。個人的にかなりツボに刺さった金色マンと重なってしまうことによる半笑いと眩しいくらいキラキラ笑顔の神谷さんが登場してきて嬉しいのと、正直言って気持ちとしては半分半分でした。

あの可愛らしいお手手ぐるぐる振り付けを再び生で見ることが出来て嬉しかったなあ。

センターステージの上に位置しているミラーボールが回っていて、丸い光の粒が絶えず会場に降り注いで浮遊しているようでした。ステージ画面は青、黄、赤のラフに書いたペンキのような線や、チープな宝石を連想させるような色調の菱形やダイヤ型の枠でカメラに映る神谷さんを飾っていました。メインの大画面は時折チープな宝石色を集めたようなイメージ映像で神谷さんのバックを華やげていたけれど、サイドの画面は基本的に神谷さんを常時映していたと思います。

初日の表情は張り切ったにこにこ笑顔で登場したなという印象でしたが、2日目は初日に比べてどこか余裕ある微笑みを湛えての登場という印象を受けました。神谷浩史のことだから、2日目は1日目の経験を踏まえて進化したものを見せてくるであろうという気持ちで見に来ていましたので、2日目のDolce mistでの表情を見た時からこの期待は裏切られなさそうだなと安心したのが妙に記憶に残っています。

 

神谷さんが「ようこそLive theaterへ!」とイントロが流れる中、歓迎の言葉を口にして、次の曲へと続きました。

 

2曲目はeverlasting。ステージの映像は涼やかな湖畔の景色を万華鏡のように規則正しく崩したようなものでした。この曲を生で聴くのは初めてでした。たしか、キラフェス2013で歌っていたくらいですよね。

初日はこの曲からマイクのハウリングが始まったように記憶しています。初日のハウリングはなかなか収まらず、この後も数曲に渡ってずっと続いていたので内心かなり心配になりました。原因は何だったのだろう。あんなにずっとハウリングしているのを見るのは初めてだったので、むやみやたらに不安になっていました。ハウリングの音は生理的に不愉快で受け付けないので、大好きな神谷さんが歌っている状態でなかったら全力で耳を塞ぐことに徹していたと思います。神谷さんのライブ以外なら絶対にその行為を躊躇わずにやっていました。情けないことに、この曲の時は(…ハウリング早く直ってくれ…、神谷さん頑張れ…)とひたすら念じていた記憶ばかりが残っています。2日目も何度かハウリングはしていたけれど、最終日にハウリング被害にあったのはこの曲だけだったはず。ハウリングが消えたなと気づいた時にホッとしたのだけれど、それがどの曲からだったかは記憶定かではないです。

 

3曲目はSabaでした。イントロが流れるとメインステージの階段のライトが真っ赤に染まり、不規則にその赤ライトが点滅を始めました。キンブレを赤に変えている人も2、3割程度いましたね。イントロかかった瞬間の客席からの歓声の大きさから言って、やっぱりこの曲は人気なのだなと改めて感じました。

ハレライで既に歌っているので歌わない可能性もなくはないと踏んでいました。もし歌ってくれるのだったら嬉しいなという程度の気持ちで留めていたのですが、実際に歌ってもらえると嬉しいものですね。このいちいちこちらを気にかけてきて些かめんどくさい男の歌詞がとーっても好きなのです。「傍にいてmy girl my girl ♪」の所で神谷さんが左右に呼びかけるように歌う姿にキュンとしちゃいます。

初日のヘドバンがハレライの時と比べてあまり激しくなかったのがちょっと意外で驚きました。ちなみに、二日目は初日よりは若干激しいという程度でした。

 

4曲目はシリカゲル。この曲は神谷さんが気に入っているから恐らく歌うだろうなと思っていたら、案の定でした。この曲は初見の時に歌詞の意味や意図が私の読解力では汲み取れずなかなか好きになれなかった曲です(笑)刷り込まれるように何回も披露されなかったら、好きになれないままの曲だったなと今でも思います。今でもこの歌詞の意図はイマイチ分かっていないというのが実情だったりします。歌詞が抽象的でツボに刺さりにくかったのです。

シリカゲルは、ライブで触れる事で好きになった曲です。神谷さんの曲の中では数少ないレスポンスがアリの曲なのです。最近になってから、神谷さんの曲にもレスが組み込まれた曲が増えましたよね。(私の好みの話になってしまいますが、レスがあるワイワイした曲が好きなのです。岡本信彦くんの瞬間BEATとかが好きになっちゃう人間なのですよ。)

ステージの画面には歌詞の言葉の意味を意識して色とレイアウトを変えたものが浮かんでは消え浮かんでは消えていました。その演出の中で画面に映る神谷さんの表情がすっごく良くてですね、この曲の時の神谷さんは一番表情に余裕があったなと感じました。2日目は特に余裕に溢れていました。アリーナ下手側のブロックに向かって歩いていき「子猫が鳴いている♪」と客席に向けて歌った時の表情とか堪らなかったですし、「酷く心が湿っぽい」の時の色気が半端なかった。ウインクとかやられたらファンは雌顔になってキュンキュンしちゃうよー。色っぽくて可愛いウインクごちそうさまでした♡

全体的にこの曲の時の神谷さんは色気が出ていた。彼にとって、この数年間で歌う機会が多かった曲、つまりは歌いこんでいるだから表情を含めたパフォーマンスがしやすかったのかなと思います。

金テはこの曲で飛んでいましたね。随分と早い段階で金テを飛ばしたなとやや驚きました。

 

 

レポ2につづく

 

5874

あの騒動について

あの騒動について

 

書かないでおこうと思っていたのですが、気持ちが少し変わったので書き残しておきます。自分の考えをまとめておきます。野次馬は飽きて、周りも冷静になってきているようですし、何を書いてもいいかなって。

神谷さんへのショックは特に無かったのですが、閲覧された方に面倒な人がいたら面倒な事になるかもしれないなと思い、それが嫌なのでブログはあげませんでした。騒動直後に書いた人、凄いなと思いますもん。あと、落ち着いてきたところで話題を掘り返すようでごめんなさい。「あ、面倒だな」と思ったらこの記事は消します。普段のイベント記録とは違って、私にとって楽しい話ではないので。

 

騒ぎを把握した時は、神谷さんへ同情を抱く程度でそれ以外の感想もなかったというのが正直なところです。

私の中で、本人が肯定するまではこの手の話はぼんやりと聞き流すのが一番だという結論は既に出ていました。何故かと言うと、疲れるから。

 

最悪のパターンで知れ渡った割に、思っていたよりは、最悪の状態じゃないなと呑気に考えていました。ファンの量と最近の声優ファンという性質を考えたら、もっと攻撃してくる人がいると思っていました。宮野さん騒動並みかそれ以上に叩かれるだろうと思っていました。表面化していない層がいるので、この断定は安易かもしれないですが。

 

今回の件も疲れちゃうので、気にしないようにはしていたはずなのですが、結局気になってしまったんですよね。学習能力無い低能だなあと我ながら思います。その結果が、疲れから来る体調不良なのだからつくづく恰好悪い。

 

こんな形ではあるけれど、「仲のいい家庭をもってほしい」願望が叶っていたことに安堵した私がいました。本人が公表するのは考えられなかったので、知らされる事はないままなのだろうなと思っていました。この最悪のパターンじゃなきゃ、察する事は出来ても、知れないままでした。騒ぎが小さければ青二も対応しなかったですし、本人も言及しなかったでしょう。本人はスル―すると思っていましたもん。

 

知らない方がよかったという人が多くいる中、私は逆の感情をもっていました。

どんな私よりも、ストーカー気質の私の方が強かったようです。こういう悪いファンがいるからねー、需要っておきちゃうんだなあと……。雑誌を買ってなくても、検索して記事を見ていたのは同じ事です。その内容について検索できる特定のワードでツイートするのも、リツイートするもの同じです。これだけの需要があると今回の事で知られてしまいました。神谷さんには申し訳ないとは思っている。隠しておきたかった事を騒いで掘り出してごめんなさい、と。話題にもしないで無視出来たら、どんなに良いファンでいられたんだろう。優しいファンでいられたんだろう。

まあ、不純な私には無理です。もう既に起きてしまった事を悔いても仕方ないので、次似たような事があれば大人の対応を頑張ります。この悔いに対する反省は終了です。

 

本音を言えば、惚気話は聴きたいし、子煩悩な姿は見たい。見込めないですが、聞きたかったなと。私の価値観による幸せの形が「仲のいい家庭」を持つ事だから、自分の好きな人には、その幸せの形に当て嵌まって欲しくて仕方なかったんですよね。うわー、我ながらすごいエゴだなあ。そして、「家庭」ではなくて、「仲のいい家庭」を妄想で押し付けているのも、すごいエゴ。

 

もし、夫婦仲が不仲になったら絶対に凹むし自分の事のようにとても悲しんじゃうから、私の精神衛生上何も知らない方がいいやつですね。知りたいけど、知りたくない。

例え話ですけど、にゃーさんが危篤になったとして知りたいか。好きな人の大好きな愛猫の事だから知りたいに決まっているんですが、マイナスの事が起きたら多分あまり知りたくないんですよ。何故なら、笑顔で頑張っている神谷さんを単純に見ることが出来なくなる。自分勝手に同情とか心配とか、余計な感情が大きく湧いてしまうから。神谷さんにとっては不本意極まりないですよね。でも、知りたい気持ちもある。自分にとって、嫌ではない事だけ知りたいんでしょうね。勝手ですね。

 

プライベート知りたがりな不純なファンでごめんなさいね。騒動から2日間くらいは清くて正しいファンでありたいと苦しんだよ。でも、結局はこのおせっかい野次馬な私が現状の私なのだもの。正確に言うと、自覚してから「不純なファン」である事実に苦しんだ期間は1日くらいだけど。

 

自分を語りたがらない彼から、時々知れる、何を買っただの、何が好きだの、昔はどんな子だっただの、若い時の話だの、親の話だの、ちょっとした価値観の話、部屋の話、服の話、体重の変動、好きな髪形、好みの女の人、先輩後輩との日常話、…そういう、神谷さんが好きじゃなかったらどうでもいいような話が好きなんです。ほんと、ストーカーかよ。

 

本人からのコメントは無いと思っていました。何故なら、彼は私事を公共の場に持ち込まないと思っていたから。騒ぎが再燃する可能性を孕んでいるし、過敏になっている人の耳に届くコメントなので、内容によっては事態が悪化するから。青二の対応でもうお察しできますしね。本人スル―はベストではないけれど、ベターな対応ではあるのかなと思っていました。

 

実際は撮り直しでDGS冒頭でのコメントでした。場も、コメントのタイミングも適切だったと思います。私は単純に「すげーよく出来たコメントだな。さすがだ。」と感心しました。あと、DGSを場に使ってくれたのが嬉しかったですね。小野くんが居てくれて、ホッとしましたし。

スル―よりはずっとベストに近いものを出してくれたと思いました。何がベストであるかを頭の弱い私なりに模索して想像巡らせていたよりも、ずっといい対応でした。あの対応は惚れるわ。意思を伝えつつ、分かりやすいように、傷つかないように、不愉快にさせないように言葉を選んでさ。声色を含めて、すげーよく出来たコメントだった。DGSでコメントしたと聞いた時は、神谷さんらしくない事をしたものだなと思ったけど、あの対応があって更に好きになった。

 

おしゃ5でも、ほんのりですが触れてくれましたね。DGSでしっかり話した分、あれくらいの触れ方がベストだったと思います。大多数に望まれている、ちょうどいい加減をちゃんとやってくれるからほんと好き。やはり惚れるしかないわ。心なしかいつもより元気で、3割増しくらいで元気に振る舞っているなあと笑みが零れました。やはり惚れるわ。かっこいいわ。

 

今回の何が私にとって何が苦痛で嫌だったかって、それは「ファンの動揺」です。

怒っているを見るのも、嘆いているのを見るのも、離れていくのを見るのも、負担でした。ファン同士で喧嘩しているのが嫌でしたし、私もピリピリして同じファンに対して怒りを向けやすくなっているのが嫌でした。これが一番嫌な事でした。私の性格からして、同じファンに怒りたくないよ。

ライトファンもお花畑も信者もアンチもガチ恋も腐ったのも拗らせ野郎も変態もエトセトラも、平和な時はそれぞれに楽しんでいたのに、面倒臭くいがみ合っていたのがもう嫌でした。

私の発言で不愉快な思いさせた人にはごめんなさい、って思う。今回の記事も不愉快な思いする人絶対いる。……嫌な思いしたら自己責任ということで。

 

神谷さんがハレゾラパーティで「僕の大事なピースのひとつひとつなのだから、ファン同士お互いにもし足踏まれても怒ったりしないで許しあいましょうね、お隣と仲良くしてくださいね」って言葉が脳内リフレインして、空しい気持ちになったりもしました。

 

意見が割れて当然ですし、離れていく気持ちも、アンチの気持ちも全く分からない訳ではないです。お花畑さんの行動もムカついていましたが、理解できないわけではないです。信者思考に近い人の言い分も理解は出来ます。全く理解できない感情や言動行動は今のところ見かけてないです。偽善者も悪意をもった人の気持ちも共感は出来ないけれど、分からない話ではない。それと同時に私のこの記事を読んでしまった人がいたら「わからん話ではないな」程度に思ってくれたらと思います。別に怒ってもいいけど。

 

ファンになりたての2010年付近の私だったら、いいも悪いも、こんな反応じゃなかったと思う。惚れた相手を延々引きずる粘着質タイプなので、ファンで居続けたでしょうけどね。それ以外は違う反応してそうです。